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アウトレットでお買物 近江牛と焼き鳥本店

京子、麗華のお父さんに憧れる。

おじさんと荷物持ちの交渉を始める麗華、最後は京子の言葉に、


京子「だから、麗華ちゃんのお父さんみたいなのが憧れなんだ~(微笑)」

麗華「おじさん!どうするんですか?」

「どうするって言われても・・・」

7月26日 朝8時

金沢駅西口ロータリーで麗華と京子がおじさんが来るのを待っている。

京子「竜王って行ったことないから楽しみ~(笑)」

麗華「うん、楽しいですよー!いっぱいお店あるから見て回るだけでも」

京子「そうだよね、色々調べてたら行きたいお店いっぱいあったし!(笑)」

麗華「それに、1日目はおじさんが払ってくれるから(笑)」

京子「うん、1日で20使うってしたこと無い!」

麗華「私もです!だから楽しみ~!(笑)」

京子「けど、20も買ったら荷物多いよね?」

麗華「おじさんが持ってくれると思いますよ(笑)」

京子「買い物について来てくれるかな?」

麗華「そこはお願いするしかないですね(笑)」

京子「じゃ、車の中でお願いしとこ!(笑)」

麗華「逃げられないようにしとかないと、ですね(笑)」

おじさんの趣味の方の車がロータリーに入って来て2人の側に止まり、

おじさんが降りてきて

「おはよー」

京子「おはよー」

麗華「おはよーございます」

「荷物、トランクに入れるから」

2人がスーツケースを運んできた順にトランクに入れる。

麗華が助手席に座り、京子が後席の左側に座ると

「それじゃ行きますよ」

2人「はーい、お願いしまーす!」

金沢の街中を抜けて金沢西インターに向かうと

「この時間は車多いね~、久しぶりに渋滞のなか走ってる(笑)」

麗華「この時間は仕方ないですね、平日だし」

京子「平日の朝ってこんな渋滞するんだ、知らなかった(笑)」

「京子ちゃんはいつも寝てる時間?」

京子「基本、夜型だし、温泉があるときは別だけど(笑)」

20分ほどかかって金沢西インターに、高速に乗り滋賀県に向けて車を走らせる。

高速に乗り、おじさんの運転に余裕が出来ると

麗華「今日のお買い物ですけど、おじさんはついてきてくれるんですよね?」

「え?買い物に?」

京子「うん、支払いしてもらわないといけないし!」

「いや、カード渡しますよ」

麗華「20超えるかも知れませんよ」

「20超えた分はあとの振込で調整します」

京子「買い物の間はおじさん何してるの?」

「アウトレットにあるカフェで脚本書いてます」

京子「それで楽しいの?」

「すごーく楽しいんです!(笑)」

麗華「あの、その凄ーく楽しい脚本を書くのに、私たちの面白エピソードが

必要なんですよね?」

「そですね」

麗華「だったら、私たちのお買い物に付き合うべきですよ(微笑)」

「ん?あ、そうですよね(笑)」

麗華「そうですよ!何があるか分からないですから!(笑)」

「それじゃついてきますけど、荷物持ちはしませんよ」

京子「え~、それじゃついてきてもらう意味ないけど!」

麗華「京子ちゃん、それ言ったら・・・」

「ははっ、だから荷物持ちはしません!自分達が買ったものは自分達で持ってて下さい(笑)」

麗華「それじゃ買い物がスムーズに出来ないんですけど!エピソードも無いかも知れませんよ?

それでも良いの?」

「うん、大丈夫です。こうやって2人と一緒に旅行してるだけで面白いのが出来るから(笑)」

麗華「もー、京子ちゃん!」

京子「ごめ~ん・・・けど、おじさん?」

「はい、なんですか?」

京子「私たちに荷物持たせて恥ずかしくないの?」

「うん、支払いの時だけ呼ばれてカード出せばいいし、その瞬間だけ注目はされるけど

お店をでれば恥ずかしくないから。他人の振りしてる。」

京子「ふーん、じゃ、支払いの時におじさん呼ぶときはどうすればいい?」

「俺がいるところに呼びに来てくれればいいよ、お店の入口付近にいるから」

京子「面倒だからお店の中から「おじさーん!」って呼んでいい?」

「お店の中からじゃ無くって、入口のところで呼んでもらえれば」

京子「呼び方は「おじさん」でいいの?それとも「パパ」?(微笑)」

麗華「パパ?あははっ、お金に任せたエロおやじ登場ですね!(笑)」

「いや、それじゃスマホで連絡下さい」

京子「荷物で両手ふさがってたらスマホできないし!」

麗華「そうですよね、3軒目くらいからは両手ふさがってます!」

「えーと、君達のお父さんと俺って同じ年代だと思うけど、お父さんに荷物もちさせてる?」

麗華「うちのお父さんは喜んで荷物持ちしてます、私のこと心配でついて回りたいみたいだし(笑)」

京子「えぇ~、いいな~、うちのお父さん絶対そんなことしないー!」

麗華「えっ、京子ちゃんのお父さんって、おじさんみたいに冷たいの?」

「いや、オレみたいにって」

京子「うん、お父さん的には妹の方が可愛いみたいで、私には構ってくれないんだよね」

麗華「京子ちゃん、ごめん!嫌なこと思い出させて・・・」

「ごめんなさい」

京子「だから、麗華ちゃんのお父さんみたいなのが憧れなんだ~(微笑)」

麗華「おじさん!どうするんですか?」

「どうするって言われても・・・」

京子「麗華ちゃんのお父さんみたいなの憧れるな~」

「もー、分かりましたよ、荷物持ちしますよ」

京子「えへへっ、嬉しい!(笑)」

麗華「それでは、おじさんがお支払いと荷物持ちを自分からしますと言ってもらえたので

私たちは何の心配も無くお買い物ができると言うこととなりました!(笑)」

京子「麗華、やったね!(笑)」

麗華「京子ちゃんのおかげです!(笑)」

「まぁ良いけど、この車に載るくらいの量に収めてよね」

麗華「そんなに量は買わないと思いますよ(笑)」

京子「無駄使いはしないつもりだし(笑)」

「この車に載せられても、金沢駅解散で手に持ちきれなくなってても知らないよ(笑)」

麗華「あっ、そっちもあるか~」

京子「タクシーで帰ればいいし!(笑)」

麗華「そうですよ、タクシーがあります!(笑)」

「好きにして下さい(笑)」

高速道路はスムーズに流れていて渋滞も無く竜王インターまで、インターを降りてから

1分でアウトレットの駐車場に入り、建物になるべく近くに止める。

京子「駐車場もおっきいー、観光バスまで来てる」

「関西、中京からバスで来るからね、週末は車がいっぱいでこんな近くに止められないけど、

今日は平日だから、まだ近くていい(笑)」

麗華「早く行きましょ、日焼けする(笑)」

京子「ふふっ、そだね」

建物の中に入りおじさんが案内板に向かって歩いていく。

麗華「どこか行きたいところあるんですか?」

「うん、まずはお昼ご飯に行きます」

京子「そうだね、お腹空いた(笑)」

麗華「そうですよね、おじさんからお腹空かせとくようにって予定にかいてありましたし(笑)」

「うん、近江牛が食べたくって(笑)」

京子「まだ、11時ちょっと前だけど開いてるの?」

「うん、11時にオープンだから、早く行かないといっぱいになる」

麗華「おじさんって人気店にはオープン直後に入りたがりますよね?」

「待たなくっていいから」

京子「入りたいなら少しくらい待っても良くない?」

「待ちたくないからオープン直後にいくんです」

麗華「あ~、待つくらいなら他のお店行くって感じの人だ(笑)」

「違います。待たなくって良いように予定を合わせていくんです」

京子「オープン前から行列してるお店は?」

「石川には、ほぼありません。ランチではね(笑)」

麗華「あったら?」

「ヒマな時間帯を狙います」

京子「ヒマな時間?」

「北陸だと、どんな人気店でも午後3時から5時の間は行列が出来てることはありません」

京子「そんな時間に行ってるんだ?」

「営業してたから時間の空いてる限りはランチ優先でした(笑)」

京子「そんなんで良かったの?」

「うん、その代わりに12~13時は休まずに働いてましたよ」

麗華「休み時間は決まってなかったんですか?」

「朝8時半から夕方5時までの間で1時間の休憩は必ず取るのが規則だけど、お客の都合か

こっちの都合で12~13時に休み取れないとかよくあったし、その辺は自由。と言うか、

そう解釈して休憩取ってた(笑)」

麗華「それって楽しようっと思ったらいくらでもってなりますよね?」

「うん、けど、楽してたら売上が上がらない(笑)」

麗華「あぁ、そうですよね(微笑)」

「だから、コンビニとか公園の駐車場で変な時間にご飯食べてるとか、寝てるとか

してるのは、そんなおじさん達が多いと思う(笑)」

京子「おじさんもそうだったの?」

「まあ、よく休憩してた(笑)」

麗華「そう言えば女性の営業の人もいますよね」

「そだね、彼女たちはどうしてるのかは分からないけど、コンビニの駐車場とかで

寝てる女性っていないから、どうしてるのかな?変なとこで休憩出来ないから

無理してるような気はするけど」

麗華「無理してる?」

「うん、営業職の2割くらいは女性がいるはずなのにコンビニとかで休憩してる

女性ってほぼいない。簡単なご飯食べて直ぐに駐車場出て行くし、休憩取らずに

営業してたら疲れると思うけど」

麗華「どこかで休憩してるってことですかね?」

「さぁ?前の会社にも何人かいたけど聞いたこと無い。聞いたらセクハラって言われそうだし(笑)」

麗華「その位でセクハラ?」

「いや、おじさんが若い女性営業員に「どこで休憩してるの?」なんて聞いたらアウトですよ(笑)」

麗華「あははっ、そうですよね、怪しい(笑)」

そんな話をしながら歩いて案内板を見つけ近江牛のお店を探す。

麗華「あっ、これですかね?」

「うん、そだね、直ぐ近くだから急ご(笑)」

お店に着いて店内に入ると直ぐ席に案内される

店員「何名様ですか?」

「3人です」

店員「こちらへどうぞ」

店員に案内されて席に着く

店員「ただいまお水をお持ちします」

店員が下がっていき、テーブルの上に広げられているメニューを見ていく。

麗華「私は近江牛ロース150gのセットでライスにします。これって前菜、スープ、サラダバー、

デザート、ドリンクバーがついてるんですよね?」

「そだね。俺は近江牛Wステーキ(フィレ、サーロイン 各100g)セットでライスにします」

京子「私、近江牛赤身ステーキ100gのセットで、パンにする」

おじさんが店員にオーダーを入れると

店員「お肉の焼き方はどうされますか?」

「ミディアムレアで、2人は?」

2人「私たちも同じでお願いします」

店員「かしこまりました。サラダバー、ドリンクバーはあちらにございます」

麗華「私、サラダ取ってくる」

「京子ちゃんも一緒に行っといで」

京子「私のはサラダバー付いてないよ」

「うん、俺の分で取ってくればいいから。俺はサラダいらない(笑)」

京子「うん、分かった(笑)」

麗華「京子ちゃん、行こ!」

2人して席を立ってサラダを取りに行き、戻ってくると少しして

麗華とおじさんのセットについている前菜とスープが運ばれてくる。

「京子ちゃんはスープとか前菜はいる?」

京子「スープ1口頂戴(微笑)」

「どうぞ」

おじさんがスープのカップを京子の前に置くと手に取って1口

京子「うん、美味し」

おじさんに戻してサラダに手を伸ばす。

麗華は前菜、スープ、サラダと万遍なく食べている。

少ししてメイン料理が運ばれてきて

麗華「えへ~、お肉~、美味しそ~(笑)」

京子「うん、美味しそ!(笑)」

「美味しそうだね(笑)」

3人「いただきます」

改めて手を合わせてから肉にナイフを入れて食べ始める。

麗華「あはっ、美味し、お肉が柔らかくて、脂身が甘い!(笑)」

京子「赤見だからあっさりしてるけど美味しい(微笑)」

「お肉の味がいいね、ソースも濃くないし肉の味が分かり易くていい(笑)」

京子「おじさん、パン1個食べて」

「うん、いただきます」

3人とも料理を全て食べ終えて、お店を出る。

それから麗華と京子は買い物を、おじさんは支払いと荷物持ちをして回り

「15時になりましたので、本日の買い物は終了です!」

麗華「え~、もうちょっと買い物したいのに」

京子「も~ちょっとだけでいいから」

「お支払いが2人ともちょうど20超えたくらいまで来たので、いいタイミングですよ」

麗華「そっかー、もう超えたんだ~」

京子「まだまだ買いたいのに~」

「明日も、もしかしたらここに来るかも知れないから、今日はいいんじゃない?」

麗華「もしかしたらはありません。必ず来ます!」

京子「そだね、明日もだね、まだまだ回り切れてないから!」

「必ずなんですか?」

麗華「そうです!」

京子「そだよ!」

「それじゃ、なおさら今日は終了と言うことでお願いします」

麗華「楽しい脚本書くためについて来てるのに、弱音はくんですか?」

京子「そだよ、私たちのおかげで楽しかったでしょ?」

「いや、もーさっきから指が千切れそうで辛いんですけど、キーボード打てなくなる(笑)」

おじさんが両手に10個以上の紙袋をぶら下げていた。

麗華「あははっ、ごめんなさい、右手の半分持ちます(笑)」

京子「うん、私は左手の半分持つ!(笑)」

「えっ、2人で半分しか持たないの?自分の分は自分で持ってくれないの?」

麗華「そんないっぱい持てません、指が痛くなりそう」

京子「私も、そんな持てない、力ないし」

「もー・・・」

おじさんが一旦床に紙袋を下すと2人が軽そうな袋を4つ選んで手に持つ。

「それじゃ、車に戻りますよ」

2人「はーい!」

車に戻り買って来た服や靴をトランクに入れると、15時半過ぎ

「それじゃ、福井に行きます」

アウトレットの駐車場を出て直ぐの竜王インターで福井方面に、

麗華「はぁ~、楽しかった~、おじさん、ありがとうございました!(笑)」

京子「うん、楽しかったね~、ありがとね、おじさん!(笑)」

「いや、俺はそんな楽しくなかったけど・・・」

麗華「また~、このあとホテルに行って楽しく脚本書くんでしょ?」

「いや、ホテル入って直ぐに焼き鳥屋さんに行きますよ」

京子「直ぐになの?」

「うん、予約できないし、ここだけは待たないといけないかな?」

麗華「ホテルまでどの位で着くんですか?」

「2時間くらい」

麗華「今からだと17時半過ぎなんだ」

「うん、チェックインして部屋に荷物置いてだと、オープンして1時間経った

くらいに行くから待つと思う」

京子「そんな人気店なの?」

「うん、仕事終わりの人とか観光客が多いし、福井駅から5分くらいの

所にあるから、みんな集まる」

麗華「へ~、そうなんですね?香林坊の焼き鳥屋さんと同じですね」

「うん、あそこもオープンと同時にいっぱいになるしね(笑)」

京子「美味しいし、安いし(笑)」

「お酒飲まなかったらね(笑)」

麗華「そうですよね、1本50~100円なのにお酒飲むと5000円近くに

なりますよね(笑)」

「それは麗華ちゃんが飲み過ぎです(笑)」

麗華「あっ、ヒドい!そんな飲まないですよ!みんなと行くとです!(笑)」

京子「麗華、凄いな~、私はガンバっても2000円もいかないのに(笑)」

麗華「だから~、みんなと行くとです(笑)」

高速は渋滞することもなく福井インターまでスムーズに流れていたので予定通り

17時半にはホテルの入口まで来ていた。

車をホテルの駐車場に入れて、お泊りの荷物だけを持ってフロントに向かう。

麗華「なんか凄い高そうなホテルなんですけど?」

「うん、ちょっと高いけど、加賀の温泉旅館に泊まるよりは全然安いよ」

京子「あっちは晩ご飯と朝食付きだよね」

「それもあって高いけどね。ここは晩ご飯も朝食もつけなかったから安い(笑)」

麗華「朝ごはんも?」

「うん、朝ごはんはホテル近くにあるグリルに予約してるから」

京子「美味しいところ?」

「さぁ?行ったことないけど、ネットの評価はいいよ」

麗華「ふーん、和食?洋食?」

「グリルなんで洋食です」

京子「なんてとこ?」

「秘密です(笑)」

フロントでチェックインをしてカギをもらい部屋に向かう。

「そっちの準備が出来たらライン下さい、俺もフロント前に向かうから」

京子「おじさんの部屋番号は?」

「知らなくてもいいですよね?」

京子「なんかあった時に知らないと困るから」

麗華「言いたくない理由でもあるんですか?」

「そんなことはありませんけど、もう時間がないから荷物下したら出かけますよ」

京子「じゃ、教えて!」

「10XX号です」

おじさんがエレベーターを10階で降りていく。

麗華と京子は12階で降り、スーペリア・2ダブルの部屋に、ドアを開けて中に入ると

京子「部屋広~い、ベッド大きい~、なにこれ?」

麗華「ダブルベッドが2つもあるんだ~、凄ーい!(笑)」

京子「そうだよね、普通はダブルってダブルベッド1個だよね?」

麗華「そうですよね、おじさんが気をつかってくれたみたいですね(笑)」

京子「そうか~、麗華が寝相悪いから(笑)」

麗華「はぁ?私が寝相悪いって?」

京子「うん、麗華っていつも全開で浴衣開けてたし(笑)」

麗華「おじさんと寝起きしたのって長野の1回しかありません!その1回で寝相が悪いって

思われてたら、どんだけですか?って話なんですけど(笑)」

京子「あははっ、そだね、どうなんだろね(笑)」

麗華「なんでこの部屋になったか聞きに行きましょ!(笑)」

京子「そだね、おじさんの部屋見に行こ!」

2人が部屋を出ておじさんの部屋に向かい、ドアをノックする

おじさんがドアを開けると

「なんで?用意できたらメッセージ下さいって言ってたのに?」

京子「この部屋のベッド、私たちの部屋のより大きいよ!」

麗華「私たちよりグレードが上なんですね?」

「いや、ほとんど変わらないよ、1人の値段は」

京子「へ~、けどベッドはおおきいんだ?」

「部屋は狭いと思うけど」

麗華「まあ、ベッドは1個ですしね、部屋はちょっと狭い感じですね」

「はい、確認が済んだら行きますよ」

ホテルを出て5分ほど歩いて焼き鳥屋の入口に着くと7~8人くらいの待ちがあった。

30分ほど待って店内に案内される。

「お店の雰囲気は香林坊と変わらないね、昔からある感じだ」

麗華「そうですね、匂いもおんなじ(微笑)」

京子「焼き鳥だし(笑)」

3人で生ビールと焼き鳥を堪能してからホテルに、それぞれの部屋に戻り

麗華「へ~、夜景が綺麗ですね」

京子「うん、街中だし、けど山の方は真っ暗だ」

麗華「朝になったら山の方が綺麗かも知れませんね」

京子「はぁ~、それにしても今日はよく歩いたな~」

麗華「そうですよね、買い物で3時間歩きっぱなしだったから」

京子「足が痛い~(笑)」

麗華「私は腰が痛いです(笑)」

京子「やっぱり、マッサージ必要だよね!(笑)」

麗華「そうですよ!今日の疲れ取って明日に備えないと!(笑)」

京子「だよね、けど、おじさん来てくれるかな?」

麗華「電話してみますか?」

京子がおじさんに電話をしてみるが出ない。

何回かかけ直しても出ないので、

京子「シャワー浴びてるのかな?」

麗華「たぶん、そうだと思います」

京子「そうか~、私もシャワー浴びたくなったし、先に浴びてもいい?」

麗華「良いですよ、私は京子ちゃんの後で良いです」

京子「シャワー浴びるけど、あんまり見ないでね、恥ずかしいし(笑)」

麗華「あははっ、可愛い!(笑)」

京子が裸になってベッドから丸見えのガラス張りのシャワールームに入って行く。

麗華「京子ちゃん相変わらず細いな~、ちょっとは太ったって言ってけど・・・」

京子がシャワーを浴びている姿を眺めながら呟いていた。

20分ほどで京子がシャワールームから体を拭きながら出てきて

京子「お待たせ、空いたよ」

麗華「はーい、それじゃ浴びてきます」

京子「おじさんから折り返しの電話あった?」

麗華「ありません」

京子「ふーん」

京子がバスローブを羽織り、麗華が服を脱いでシャワールームに入るとおじさんから電話が入る。

京子「もしもし、何してたの?何回もかけたのに!」

「シャワー浴びてました」

京子「おじさん、あのね、麗華が大変なことになってて直ぐに来て欲しいの!」

「はぁ?大変って、何かありました?」

京子「とにかく大変なんで直ぐに来て!」

「うん、分かりましたよ」

少しして部屋のドアがノックされ京子がおじさんを部屋に入れる。

「なにがあったの?」

京子「ほらっ!麗華が・・・」

「シャワー浴びてますね」

京子「髪の毛洗ってる!」

「いや、シャワーなら普通でしょ」

京子「おじさんさ~、あんな可愛い子が髪の毛洗ってるの見れるって

凄いことって思わないの?」

「え~、アイドルとか女優さんでもないから」

京子「えっ、女優だよ!」

「エロマンガのね」

京子「あははっ、それでも女優は女優だよ!」

「いつも見慣れてるし」

京子「もー、女の子が髪の毛洗ってるところってエロくない?(笑)」

「いや、このまま見てたら怒られると思うんですけど」

麗華が髪の毛の泡をシャワーで洗い流して顔の水滴を拭い、身体にボディーソープを

塗り始めてから、京子とおじさんが並んでいるベッドの方を見て

麗華「いや~っ!なんでおじさんがいるの!」

シャワールームから叫んでいるので、少しくぐもった声が聞こえてくる。

「ほらー、怒ってる」

京子「大丈夫だよ、マッサージしてあげれば(笑)」

麗華「あっち向いててよっ!」

京子がベッドの掛け布団を捲って寝転がると

京子「おじさん、マッサージお願い、こっち向いてれば怒られないよ(笑)」

「京子ちゃん、酷くない?マッサージに麗華ちゃんをだしに使うの」

京子「麗華もマッサージして欲しいって言ってたから大丈夫だよ(笑)」

「怒られても知らないですよ、俺は京子ちゃんに呼ばれただけって言うから」

おじさんが麗華に背中を向けて京子のマッサージを始め、

麗華はおじさんが背中を向けたのを見て、身体を洗い始める。

京子「はぁ~、今日は疲れた~、歩きっぱなしだったし」

「俺も疲れてるんですけど、荷物持ちしてたし」

京子「あははっ、ありがとございま~す!私も麗華も感謝してるんだよ、

いつも我がまま聞いてくれて(笑)」

「そう思うんなら、今日くらいマッサージはなしで良くない?」

京子「うん、それはダメ、今日は特別な日だから」

「え?特別って?」

京子「おじさんがボーナスくれた日だから(笑)」

「それって俺だけが損してる気がするけど、ボーナスにマッサージって(笑)」

京子「ふふ、感謝してます!(笑)」

少しして麗華がバスタオルで身体を拭きながらシャワールームから出てくる。

麗華「おじさん、何してるんですか!(怒)」

「えっと、京子ちゃんに呼ばれたから」

麗華「それにしても、私がシャワーしてるところ見てるなんて!(怒)」

「京子ちゃんが「可愛い子が髪の毛洗ってるの見れるって凄くない」っていうから

ちょっとだけ見惚れてました」

麗華「えっ、見惚れてたんですか?ホントに?」

「はい、可愛かったです」

麗華「えへへっ、ありがと。なんて言って許されると思ってるんですか?(怒)」

「はい、ごめんなさい」

京子「麗華、ごめんね、私がマッサージに呼んだから」

麗華「も~、おじさんも呼ばれたからって簡単に女の子2人の部屋にくるんじゃありません!(怒)」

「はい、ごめんなさい!これで部屋にかえります」

麗華「は?何いってるんですか?私にマッサージせずに帰るんですか?」

「え、マッサージはあるんですか?」

麗華「当然です、京子ちゃんだけズルい!(笑)」

麗華がバスローブを羽織り、ベッドに横たわる。

麗華のマッサージが終わる頃には22時を過ぎていた。

「明日は7時20分にロビー集合です、遅れないようにね」

2人「はーい」

「それじゃ、おやすみー!」

2人「おやすみなさーい!」

おじさんが部屋を出て行くと麗華が振り返り京子を見つめて

麗華「ふふっ、京子ちゃん、今夜は寝かせないよ(微笑)」

京子「あん、いやっ、なに言ってるの、今日は疲れたから寝るの(微笑)」

麗華「京子ちゃん、ホントに眠りたいの?こんなエロい部屋に居るのに(微笑)」

京子「ふへへっ、そうだよね、綺麗な部屋と夜景におっきなベッドが2つって(微笑)」

麗華「そうだよ、だから京子ちゃん」

京子「うん、麗華、こっちに来て窓際に立って、夜景が綺麗だよ」

麗華「うふっ、京子ちゃんの方が夜景より綺麗だよ(微笑)」

京子「ふふっ、ありがと、けど麗華の方がもっと綺麗だよ(微笑)」

麗華が窓際に立ち外を眺めていると京子がウェストに手を回して来て麗華のバスローブを脱がす

京子「ほら、窓に映った麗華の身体、綺麗・・・」

麗華のオッパイに京子の手が伸びてくるのが窓に映っていた。

麗華「あっ、ダメ、恥ずかしい」

2人の夜が更けていく。

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