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京子とドライブ 豚骨ラーメンとハーゲンダッツ

京子の本心。

おじさんには理解できず・・・。


京子「おじさん、今日はありがとね、凄く楽しかった!(笑)」

「ん?そんなに?」

麗華とのドライブから数日後の夕方に京子からラインが入る

京子「おじさん、明日は忙しい?」

「忙しいです」

京子「明後日は?」

「忙しいです」

京子「今週か来週でヒマな日はある?」

「ないです」

京子から電話がかかってくる。

「もしもし?」

京子「私、どう言うこと、ヒマが無いって?」

「えー、ヒマがないです。脚本もマンガもすることいっぱい残ってるので」

京子「おじさんさ~、女の子がヒマな時間ないって聞いてるのに、ヒマが無いって

答えるのどうかと思うよ」

「いや、ヒマがないんで」

京子「だから~、ヒマが無くっても時間を作るのが礼儀ってもんでしょ!」

「えーと、何かあるんですか?」

京子「なにもないけど、ヒマだし(笑)」

「京子ちゃんがヒマなのはいつものことですよね?」

京子「うん、だから?」

「次の収録までゆっくり休んでて下さい」

京子「お休みばっかりでつまらないの!どっか連れてって(笑)」

「なんで?」

京子「麗華に聞いたよ2人でドライブに行ったって。私は連れてってくれないんだ?」

「あ、えーと、聞いたんですか・・・」

京子「麗華だけ贔屓してない?どうなの?」

「分かりました、いつが良いんですか?」

京子「明日~!」

「明日はちょっと予定がありまして、明後日なら」

京子「まー明後日でいいよ、何時集合にする?」

「どこか行きたいところあるの?」

京子「うん、特にない(笑)」

「んー。この前は福井行ったから富山にでも行きますか?ラーメン食べに」

京子「美味しいとこあるの?」

「豚骨ラーメンでも良ければ」

京子「うん、オッケー!(笑)」

「それじゃ、金沢駅に10時集合で」

京子「イヤ、暑いし迎えに来て(笑)」

「うん、分かりましたよ、いつものところに10時ね」

京子「うん、お願いしま~す!(笑)」

2日後、おじさんが野々市のコンビニに到着し、お店に入ってお茶を買おうとすると

京子が立っていた。

京子「おはよー!(笑)」

「おはよー、もう来てたんだ?」

京子「うん、お水買いたかったし(笑)」

京子が手に持っていたペットボトルをおじさんに差し出す。

おじさんが受け取り、お茶も冷蔵庫から取り出してからレジに行き支払いを済ませ、

お店を出て灰皿の横で2人でタバコを1本吸ってから車に向かう。

京子「あっ、いつもの軽じゃないんだね」

「うん、京子ちゃんとドライブだし、それに麗華ちゃんから俺が2台目の

車持ってるって聞いてるよね?」

京子「うん」

「いつもの軽で来たら怒られると思って(笑)」

京子「あははっ、そだね、軽で来たら麗華とは待遇が違うんだって言うつもりでいた(笑)」

「そでしょ、それじゃ行こうか(笑)」

京子「はーい!」

車に乗りコンビニの駐車場から出発し、金沢西インターから高速に乗って富山に向かう。

京子「やっぱり軽と違って乗り心地いいね」

「うん、まぁそだね、高速乗ると分かりやすいね」

京子「なんで2台目買ったの?」

「たまに1人でドライブしたくなったから」

京子「1人でドライブしてて楽しいの?」

「うん、何にも考えずに走らせてると良い気分転換になるし」

京子「運転だけで?」

「いや、ドライブした先でご飯食べたり温泉入ったりするから」

京子「そうなんだ~、たまには私も連れてってよ!いつもヒマだし(笑)」

「いや、それすると麗華ちゃんがズルいって言いだすからダメです(笑)」

京子「あはっ、そうだけど(笑)」

「今日も麗華ちゃんから聞いてどっか連れてけってなったでしょ?」

京子「うん、麗華だけズルいって思って(笑)」

「2人ともどっちかだけってなるとズルいって言われるから、どっちか1人と行くのは

今日でお仕舞です(笑)」

京子「え~、麗華には黙っとくから、たまには良いでしょ?(笑)」

「ダメです、3ヶ月に1回の旅行でガマンして下さい(笑)」

京子「もー、しゃーなしね(笑)」

「うん、お願いします(笑)」

京子「そう言えば前回は4月末だったから今月末が3ヶ月目だよ、どっか考えてるの?」

「あ~、そう言えばそうですよね」

京子「忘れてた?私たちとの約束」

「いや~そんなこと無いですよー」

京子「あはっ、忘れてたんだ?(笑)」

「ははっ、ごめん(笑)」

京子「まー良いけど、麗華は期待して待ってると思うよ、だから準備しといてね(笑)」

「はーい、分かりました(笑)」

平日の11時前、所々で工事をしていたが高速は渋滞することもなく車は進ん行く。

11時には呉羽山のPAに入り車を止め

京子「もうちょっとなのに休憩するの?」

「うん、次の富山西インターで降りて10分もしないところにラーメン屋さんがあるし、

11時半開店だから時間調整」

京子「ふーん、それじゃ20分くらい休憩?」

「うん、そです」

京子「トイレ行ってくる」

「どうぞ、そこでタバコ吸ってる」

おじさんが喫煙所を指さしていた。

京子がトイレに行き、おじさんがタバコを吸っていると直ぐに戻ってくる。

京子も喫煙所でタバコに火を着けて一息つくと

「暑いね、も~」

京子「そだね、1本吸ったら車に戻る(笑)」

おじさんと京子がタバコを吸い終えると車に戻っておじさんがエンジンをかけ

京子が助手席に座ると

「ちょっとトイレ行ってくる」

京子を車に残したままおじさんがトイレに向かって歩いていく。

5分ほどで戻ってくると

京子「長かったね(笑)」

「うん、今からご飯だからお腹のスペース開けてきた(笑)」

京子「もー、汚い~(笑)」

11時20分、車がPAから出て直ぐに富山西インターがあり、高速を降りて一般道に。

インターを出て直ぐにある交差点を右に曲がり1キロほど走ってコンビニや飲食店がならぶ

交差点を右折し、少し走ると道路の左側にある動物園に京子が気づき

京子「あっ、動物園がある!」

「うん、ちっちゃいけどね」

京子「トラとか猫って居るかな?」

「ネットで見てみたら」

京子がスマホで動物園にいる動物を調べて

京子「トラもヤマネコも狼も居るってなってる、見てみたいな~」

「猫系が好きなの?」

京子「うん、猫大好き、犬も好きだけど(笑)」

「うん、それじゃご飯食べたら見に行こうか?」

京子「やったー、動物園て久しぶりだ!(笑)」

トンネルをくぐって少し進んだ信号機で右折して直ぐのラーメン屋さんの駐車場に車を止める。

11時30分の少し前なのでまだ開店していないお店の前に10人くらいの人が並んでいた。

京子「もう並んでる、人気店なんだ?」

「うん、オープンしたらすぐに一杯になるよ」

京子「それじゃ私たちも並ぼ」

「その前に、お店での注文は俺に任せて」

京子「また拘りがあるんだ?(笑)」

「いや、今回は好みの話です(笑)」

京子「うん、いいよ(笑)」

車から降りるとちょうどお店がオープンする。

10人くらい待っていた人達の後ろについてお店の中に入るとカウンターはほぼ埋まっていた。

店員「何名様ですか?」

「2人です」

店員「それではこちらの席でお願いします」

「はーい」

畳みの小上がり席で4人掛けのテーブルに案内される。

2人して小上がりに座り、京子がメニューを見ていた。

京子「なに頼むの?」

「豚骨の醤油ラーメンと味噌ラーメン」

京子「えっ?メニューに1番人気は豚骨塩ラーメンって書いてあるけど?」

「うん、ごめんね、好みの話なんで(笑)」

京子「ふーん、なんか理由あるんだ?」

「ここでは言えない(笑)」

おじさんが小声で囁いて笑っている。

店員「ご注文、お決まりですか?」

「豚骨の醤油と味噌で、あとご飯の小盛1つお願いします」

店員「はい、かしこまりました」

5分ほどすると

店員「豚骨の醤油と味噌とご飯小盛です」

2人「ありがとございます」

「京子ちゃんはどっちがいい?」

京子「うーん、醤油がいい!」

「うん、どうぞ」

京子が豚骨醤油ラーメンのスープをレンゲで掬って口に運ぶ

京子「うん、濃厚豚骨だ、美味しい(微笑)」

「うん、濃厚だよね」

京子「あはっ、そういう意味?(笑)」

「たぶん、違ってると思う(笑)」

京子「えっ、どゆこと?」

「ま、あとで」

2人してラーメンを少し食べて

「京子ちゃん、味噌ラーメンも食べてみる?」

京子「うん、ちょっと頂戴!」

おじさんが丼を京子の前に移動させてくれる。

京子「うん、お味噌も良い味してる、濃厚だ!(笑)」

「うん、ご飯が進む(笑)」

京子が味噌の丼を返して、その後も少し醤油ラーメンを食べてから

京子「うー、お腹いっぱい、おじさん、あとお願いします(微笑)」

「お、頑張ったね!頂くよ!」

半分を少し超えるくらい食べてあった。

京子はおじさんが汗をかきながらラーメンを食べているのを見て時々、

京子「おじさん、ティッシュどうぞ(笑)」

「うん、ありがと」

おじさんはティッシュで額の汗をぬぐいながら味噌ラーメンと醤油ラーメン、

ご飯を交互に食べて、全て完食させる。

京子「おじさん、そんな食べて大丈夫?(微笑)」

「うん、ここの大盛りにご飯と量は同じくらいだから、大丈夫です!(笑)」

京子「ふふっ、ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした」

おじさんが支払いをしてお店をでると12時を少し超えていた。

ラーメン屋の駐車場を出て少し走ると直ぐにコンビニの駐車場に入り

おじさんがお店の中に入って行き直ぐに出てくる。

おじさんが灰皿の横でタバコを吸いだすと京子も車から降りて来て

タバコに火をつけて

京子「なんか買ってきたの?」

「うん、ガム。口の中の豚骨の匂い取るのに」

京子「あ、うん、そだね、私にも頂戴(微笑)」

ガムのパッケージから3個を取り出して京子に渡すと

京子「さっきの、違ってるってどう言うこと?」

「京子ちゃんは俺が味が濃いって言ってると思った?」

京子「うん、濃厚って言ってたから」

「味は濃厚で美味しいんだけど、匂いも濃厚って意味があって」

京子「匂い?」

「うん、ちょっと豚骨の匂いが強すぎて」

京子「ふーん。それで、塩を選ばなかったのは?」

「塩だと豚骨の匂いがストレート過ぎて辛いから、醤油とか味噌の薫りがするのを

選んでました(微笑)」

京子「おじさん的に塩は臭いの?(笑)」

「そこまでじゃないけど、苦手です(笑)」

京子「塩は食べたことあるんだ?」

「うん、だから塩以外にしてます」

京子「また1こ拘りが見つかった(笑)」

「そろそろ行こうか、動物園(笑)」

京子「うん!(笑)」

コンビニの駐車場を出て5分もかからずに動物園の駐車場に車を止める。

車を出ると日差しが強く初夏も過ぎて真夏のような陽射しが降り注ぐ。

京子「暑っ!」

「暑いね~、ホントに行くの?」

京子「うん、おっきなトラさん見たい!(笑)」

「それじゃちょっと恥ずかしいけどゴルフ用の傘さして行こうか(笑)」

京子「ゴルフ用?」

「うん、雨兼日傘の大きい傘があるから」

おじさんがトランクから大きな傘を取り出して拡げて

京子「あはっ、ホントにおっきいね、日影もおっきい!(笑)」

京子を傘の影に入るように差して歩き出す。

入場料を払って園内に入ると京子がスマホでヤマネコのいるケージに行きたいと言って

入口に近いバス停から園内バスに乗り、5分ほどでヤマネコがいるケージ前に着く。

京子「ヤマネコどこにいるの?」

「ん、どこだろ?」

2人してケージの中を見渡していると

「あっ、あそこ、あの端っこの木の下にいる」

京子「えっ、どこ?」

おじさんが指さした方向を見ても見つからない。

「あの木の下の影に寝そべってる」

京子「あっ、いた!あははっ、可愛い!(笑)」

「ヤマネコってカッコいいな~、大きいし」

京子「うん、普通の猫より大きいよね、顔がシュっとしててカッコいい(笑)」

「あんな子も欲しいな~」

京子「えっ?おじさん猫好きなの?」

「うん、うちで1匹飼ってるよ」

京子「そうなの?どんな子?」

「キジトラのメス、怠け者で俺のことを下僕って思ってる(笑)」

京子「あはっ、下僕ってなに?」

「引き戸の左側が空いてても自分の目の前の戸が開いてないと扉をガリガリやって

目の前の戸を開けさせたり」

京子「へぇ~、頭いいんだ、人を使うこと覚えてる(笑)」

「うん、たぶん(笑)」

ヤマネコの後は狼のケージに向かうが暑すぎるので園内バスに乗って移動して

狼のオリの前に行くと狼も暑いのか木陰に入って眠っていた。

「やっぱり暑いよね、みんな毛皮きてるし(笑)」

京子「そだね、私たちも暑いけど(笑)」

次は京子が一番見たいと言っているアムールトラを見にいくと、トラも同じく

日陰で横たわって顔だけをこちらの方に向けている。

「おっきいな~、かっこいい~」

京子「けどもっと近くで見たいな~、こっちこないかな~」

「うん、そだよね、みんな日影で寝てるし(笑)」

その時、トラが起き上がって目の前にある水飲み場までやって来てくれる。

京子「きたっ!水飲んでる、可愛いっ!(笑)」

京子がスマホで動画を撮り始めて

京子「あははっ、カッコいい~、可愛い~(笑)」

「おっきいな~、一回でいいから背中に乗ってみたいな~(笑)」

京子「あはっ、私は喉を撫でてみたい!ゴロゴロ言うかな?(笑)」

暑すぎるので動物園は3カ所だけで出て、車に戻り動物園の駐車場を後にする。

「まだ13時過ぎですけど、どっか行きたい所ある?」

京子「あのね、さっき歩いてて気づいたんだけどサンダルが壊れてた(笑)」

「だから?」

京子「小矢部のアウトレットでサンダル買って欲しいな~(微笑)」

「うん、分かったよ、それじゃ小矢部に行こうか」

京子「うん、お願いしま~す(笑)」

高速は使わずに1時間くらいかけて小矢部のアウトレットに到着すると

「ちょっとトイレに行ってくるから、その辺のお店見てて」

京子「また?分かったよ、その辺プラプラしてる(笑)」

トイレの前を離れすぎないように周りのお店を見て回る。

5分ほどしておじさんがトイレから出てくるのが見えたので手を振って

京子「おじさん、こっち」

おじさんが向かってくる

「お待たせ、どこか行きたいお店があるの?」

京子「特にないから、ちょっと歩いてみよ、涼しいし(微笑)」

何件かサンダルを置いてあるお店を回ってみる。

京子「あっ、このサンダル可愛い!これがいい!」

「えっ?サンダルでこの値段?」

京子「うん、可愛い!(笑)」

「さっきの猫マークのサンダルで良くない?」

京子「ゴムのサンダルはイヤ!」

「マジで?」

京子「うん、可愛いからこれがいい!」

「猫マークも可愛いって言ってましたよ」

京子「だから、ゴムはイヤ!」

「ホントに?サンダルなんてドラッグストアだと800円くらいですよ。

これって20倍以上するんですけど・・・」

京子「普段使いは自分で買うから、ここではコレ買って!(笑)」

「まぁー、買いますけど麗華ちゃんには言わないでよ、麗華ちゃんがまた

ズルいって言いだすから」

京子「うん、分かった(笑)」

サンダルを買ってアウトレットを後にする。

駐車場を出て8号線を金沢に向かって走り出し、富山から石川に入り津幡の手前まで来ると

京子「まだ16時過ぎなんだね~、汗かいたしお風呂入りたいな~」

「あと30分で京子ちゃんの家の近所に着くから、家でゆっくり入って下さい」

京子「イヤ!広いお風呂に入りたいの!」

「スーパー銭湯にでも行きますか?」

京子「違う、お風呂でマッサージがいいの!(笑)」

「やっぱり?」

京子「だって、麗華もお風呂でマッサージしてもらったって言ってたし(笑)」

「なんで2人でそんな話してるんですか?」

京子「麗華がおじさんに説教されたって言ってたから詳しく聞いてみた」

「いや、あれは説教ではなくって、俺からのお願いを聞いてもらっただけで」

京子「まぁ、詳しいことは分かんないけど麗華は納得してたみたいだよ(微笑)」

「納得してくれてました?なら良かった(微笑)」

京子「だから私もお風呂に入ってマッサージ!麗華だけズルい!(笑)」

「うん、はい、分かりましたよ(笑)」

8号線を津幡で降りて街中を抜け金沢駅に向かって車を走らせる。

ホテル手前のコンビニによっておじさんがお店に入って直ぐに出てくると

京子「なに買ったの?」

「ハーゲンダッツ、暑いしお風呂入った後に食べたいから(微笑)」

京子「えへっ、ハーゲンダッツ好き!(笑)」

ホテルの部屋に入って冷蔵庫の中に申し訳程度に着いている冷凍庫スペースに

アイスを入れてから、おじさんがお風呂のお湯を張りに行く。

おじさんが戻って来てタバコに火を着けると京子もタバコに火を着けて一息つき

京子「アイスは何味買って来たの?」

「ストロベリーとチョコ」

京子「あはっ、どっちも好き!(笑)」

「買う時にいつもどっちか悩むけど、今日は2人で交換して食べられるから(笑)」

京子「1人の時は?」

「バニラ、チョコ、ストロベリーで気分によって買ってます」

京子「私はそれに抹茶が加わる(笑)」

「抹茶も良いけどね(笑)」

タバコを吸い終わるとおじさんがお風呂のお湯を見にいき、張れていたのでお湯を止めて

洗面台に置いてある歯磨きセットを2つ持って戻る。

1セットを京子に渡して

「ガム噛んでたけどまだ豚骨の匂いが残ってる(笑)」

京子「そだね、ガムだけじゃ取れないよね(笑)」

歯磨きを終えてお風呂場に入り

おじさんはシャワーを頭から浴びて汗をながし、京子は髪が濡れないように首から下だけ

汗を流して温めにしてある湯舟に浸かる。

京子「マッサージお願いします!」

「うん、こっちおいで」

肩から首、後頭部、肩甲骨、肩周りのマッサージをゆっくりとしてお風呂から上がる。

おじさんは上がる際にもう一度シャワーを頭から浴びて脱衣所に出ると

京子「はい、バスタオル」

「ありがと」

おじさんはバスタオルで身体を拭きながら部屋に戻り、京子は脱衣所で身体を拭く。

京子が体を拭き終わってバスローブを着て、おじさんの分のバスローブを持って部屋にもどり

京子「はい、バスローブどうぞ(微笑)」

「うん、ありがと!」

おじさんがバスローブを着て

「アイス食べようか?(微笑)」

京子「うん(微笑)」

冷蔵庫からアイスを、戸棚からスプーンを取り出して

「どっちがいい?」

京子「チョコレート!」

アイスとスプーンを手渡してくれる。

2人してアイスを食べ始めて

「お風呂上りにアイスって美味しいよね」

京子「うん、冷たくって気持ちいい!」

「気持ちいい?(微笑)」

京子「うん、舌の上でアイスが溶けてくときに口の中が甘くなって、冷たくなって(微笑)」

「そだね、いい表現!今度使ってみよ」

京子「マンガで?」

「うん、京子と麗華がお風呂上りにアイス食べる時に(笑)」

京子「あはっ、いいね!(笑)」

京子がアイスを半分ほど食べると

「京子ちゃん、そろそろ交換しませんか?」

京子「うん」

2人してアイスを交換して食べ終えると

京子「それじゃマッサージの続き、お願いしまーす!(笑)」

「うん」

ベッドの掛け布団を外して京子が俯せに寝転がり、おじさんが京子に跨ってマッサージが始まる。

京子「んぁ~、気持ちいい~、今日は車に座りっぱなしだったから~、はぁ~」

「そだね、助手席に座ってるだけだと疲れるよね」

京子「運転してる方が疲れない?」

「うん、あの車だと両手両足を常に使ってるから筋肉が固まらない」

京子「そうなんだ?」

「普段の軽だと右手右足しか使わないし、左側が固まる」

京子「左手は使わない?」

「ほとんど使わないかな、交差点を左折するときだけ」

それから30分ほどマッサージが続いて

「京子ちゃん、終わってもいい?」

京子「うん、ありがと!気持ちよかった~(笑)」

京子の上からおじさんが退いて、おじさんが横に寝転がる。

京子は横に俯せのままでいたが、少しして起き上がりおじさんの上に跨り、

「うん、また?」

京子「えへへ」

「あれからちょっとは体重増えた?(微笑)」

京子「うん、この前の旅行から500グラムくらい増えてると思う(微笑)」

「500グラムって?」

京子「うん、43.5キロ前後を行ったり来たりしてるから500グラムくらいかな」

「良かった、少しずつでも増えててくれると(微笑)」

京子「おじさん、女の子に体重が増えて良かったって言うのどうかと思うよ(微笑)」

「はは、ごめん、けど京子ちゃんならもう3キロくらいは増えて欲しいな~(微笑)」

京子「そんなに?(笑)」

「うん、そしたら健康的で魅力的な女の子になると思う(微笑)」

京子「今は魅力的じゃないんだ?(笑)」

「ははっ、そんなことはないです、今よりもっと魅力的になるって話!(笑)」

京子「ふふっ、ありがと(微笑)」

少しの沈黙の後に京子がおじさんにキスをして起き上がる。

「うん?」

京子「おじさん、あのね・・・私、子供が欲しいの」

「ん?・・・うん、良いよ」

京子「えっ、良いの?」

「うん、マンガの収録が終わるまでは待って欲しいけど」

京子「収録が終わったら良いの?」

「うん、そのあとは自由にしてもらっていいから(微笑)」

京子「うん、分かった、待つ!(微笑)」

「そろそろ帰ろうか?」

京子「うん!」

2人してバスローブから服に着替えてホテルを出る。

車をホテルの駐車場から出して京子の家の近くまで走らせて、朝に合流したコンビニの

駐車場に止めると

京子「おじさん、今日はありがとね、凄く楽しかった!(笑)」

「ん?そんなに?」

京子「私は楽しかったの!(笑)」

「そぉ、よかった(笑)」

京子「サンダルもありがとね、それじゃ、またね!(笑)」

「はい、またね!(笑)」

京子が小さく手を振っておじさんの車がコンビニの駐車場を出て行くのを見送る。

車が見えなくなると京子は家に向かって歩きだす。

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