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おじさんの疲労 ハントンライスとしゃぶしゃぶ

京子と麗華、ちょっとだけおじさんの心配をする。

おじさんの苦手なもの。


京子「相変わらずキモい頭の中してるね(笑)」

麗華「ずっと途切れずに動き回るんですか?(笑)」

3月1日、収録前日の夕方におじさんから12話目の後半が送られてきた。

1時間後、

京子「なげーよ!」

麗華「長すぎます!」

「あはは・・・そうですよね」

京子「なんでこんな長くなったの?」

「麗華が自分のやりたいことに気付くまでを描きたかったのと、会社を辞めるきっかけを

書こうと思って、あと、決心したところを書きたかったです」

麗華「まぁ、話としては良いと思うんですよ、面白かったし、けど、これを12話目だけに

収められないですよね!」

京子「うん、そうだよね、、分ければ良くない?」

「うん、そうですよね、明日その相談させて下さい」

麗華「それじゃ明日の11時に金沢駅に集合でいいですか?」

京子「オッケー!」

「了解です」

麗華「ところで明日のランチはどこに行くんですか?」

京子「洋食屋さんがいいな~、ハントンライス!(笑)」

麗華「私も~!(笑)」

おじさんの既読が付かない。

京子「ちょっとー、聞いてる?」

麗華「おじさーん!」

既読もつかないので2人諦めて

京子「それじゃ、おやすみ~!」

麗華「おやすみなさ~い!」

その日のライン連絡が終わる。

翌日の7時になっても既読がついていなかった。

京子「おはよー、おじさん生きてる~?(笑)」

麗華「縁起わるいですよ!(笑)」

それでも既読がつかなかった。

8時過ぎにようやく返信が来る

「おはよーございます!今日は予定通りでお願いします」

京子「返信遅い~」

麗華「何してたんですか?」

「昨日の途中から寝落ちしてました(笑)」

京子「寝落ちしてから今までずっと寝てた?(笑)」

「うん、たぶん疲れてて(笑)」

麗華「今日は大丈夫なんですか?」

「うん、12時間以上寝たから(笑)」

京子「それじゃ、11時にね~」

麗華「お願いしまーす」

「はーい」


10時過ぎ、麗華と京子が駅中のカフェでタバコを吸いながらコーヒーを飲んでいた

麗華「おじさんが12時間以上寝たって、そんな疲れてたんですかね?」

京子「うん、そだね、長時間続けて寝れないって言ってたのに(笑)」

麗華「脚本長過ぎだったから?(笑)」

京子「まー、ホント長すぎるし、収録はどうするんだろうね(笑)」

麗華「分割しないと読む人も疲れそうだし(笑)」

京子「そうするとお休みに入るの伸びそうだな~」

麗華「仕方ないんじゃないですか?あんな長いの、マンガにするって2週間じゃ無理でしょ(笑)」

京子「そうだよね~、まぁおじさんに任せるしかないか(笑)」

麗華「今日の話でどうなるかですね(笑)」

11時頃、おじさんから連絡が入る

「そろそろ着きます」

京子「あ、行こうか!」

麗華「はい!」

金沢駅西口ロータリーに行くとおじさんの車が止まっていた。

2人乗り込んで

麗華「おはよーございます!」

京子「おはよー!」

「おはようございます」

京子「声でてないよ、元気ない?(笑)」

「いや、久しぶりにしゃべったから声が出なかった(笑)」

麗華「久しぶりにってどう言う意味です?」

「焼き鳥屋行った日の翌日からずっと脚本書いてて、どこにも行かずにいたから(笑)」

京子「ご飯とかはどうしてたの?」

「うん、初日にスーパーでカップ麺とかパンとお菓子買って、どこにも出なくても

いいようにしてた(笑)」

麗華「それで、ずっと書いてたんだ?」

「うん、書いてたら切りどころが分からなくなって」

京子「それであんな長いの書いたの?」

「うん、麗華と京子、周りの人達がみんなしてやって来て動き回るから、大変でしたよ(笑)」

京子「相変わらずキモい頭の中してるね(笑)」

麗華「ずっと途切れずに動き回るんですか?(笑)」

「うん、なんか今回は特別だった。途中で寝落ちしても、起きたら直ぐに続き書けられたし、

と言うよりも書きたい衝動がすごかった(笑)」

京子「なんか怖~い(笑)」

麗華「うん、キモい(笑)」

車をコインパーキングに止めて洋食店に向かい、11時半前にお店の前に着きお店に入る

店員「何名様ですか?」

「3人です」

店員「こちらの席でお願いします!」

店の奥にある4人掛けテーブルに案内される。

「2人はハントンライスで良いよね?」

2人「はーい!」

店員「ご注文お決まりでしょうか?」

「ハントンライス 小を2つと、ミックスサラダとクリームスープ1つづつお願いします」

店員「はい、かしこまりました」

店員が離れていくと

麗華「おじさん、お腹空いてないの?」

「うん、そんな訳じゃないけど、京子ちゃんのも食べられるし」

京子「いつもなら一緒の頼んでるのに?」

「うん、一緒なの頼めなくてごめんね、味が予想通りなら、十分かなと思って(笑)」

麗華「予想通りって?」

「まぁ料理が来てからで」

注文から10分ほどで料理が運ばれてくる。

店員「ハントンライスとサラダとクリームスープお待たせしました(微笑)」

3人「ありがとうございます」

麗華「美味しそ~、いい匂い~!(笑)」

京子「美味しそうだね、おじさんも頼めば良かったのに!(笑)」

「いただきます!」

2人「いただきます!」

2人とも端っこのタマゴとケチャップライスを掬って食べる

麗華「あ、美味しい!ケチャップライスが味濃いめだけどタマゴと合う!」

京子「うん、濃いね、ケチャップは好きな味だけど」

おじさんがサラダを1口、クリームスープを1口掬って口に運ぶ

「うん、美味しい」

京子「おじさん、ハントンライス一緒に食べよ!あと、サラダとスープ、

1口ちょうだい(笑)」

「うん、いいよ、ありがと」

麗華「あっ、私もスープ!」

「うん、どうぞ」

麗華と京子でスープとサラダを少しもらって

麗華「あっ、美味しい、スープが濃厚!」

京子「どうしたのおじさん、元気ない~(笑)」

麗華「ハントンライス嫌いなんですか?」

「えーと、ケチャップライスにケチャップの後がけの意味が分からなくて・・・」

麗華「どういうこと?」

「うん、オムライスでもそうだけど、チキンライスやケチャップライスに、ケチャップが

けっこう入って味が付いてるのに、更にケチャップがいるの?って話(微笑)」

京子「味が濃いって話?」

「うん、ケチャップって塩未と酸味が強いのに甘味があるから分かりずらいけど、

味がすごく濃いのに、見た目の色を重視してケチャップを多く入れるお店が多くて、

その上にタマゴはあるけど更にケチャップはね、苦手です(微笑)」

麗華「味が濃くって美味しいのに」

「うん、好みの話だね(笑)」

京子「まぁ、味濃いとあんまり食べられないとかあるもんね」

「うん、俺の好みは薄味、高血圧だし(笑)」

京子「じじいじゃん(笑)」

「ま、高血圧はもう長いしね、薄味に慣れてて(笑)」

京子「そんなおじさんには悪いけど、あと、お願い(微笑)」

「うん、いただくよ(微笑)」

おじさんがハントンライスにかかっているケチャップを皿の脇に除けながら食べていると

麗華「薄味ってどのくらいがいいの?」

「うん、分かりやすく言うと、スーパーとかで売ってるパスタソースのナポリタン。

あれの1人前用のを2人前のパスタにあえて食べてる(笑)」

麗華「半分の味付けで良いって話?」

「うん、あとはお店とかでミートソース食べても、ソースの半分は横に除けてる、

お店の人には悪いけど(笑)けど、お店の人には先にお願いするけどね「ミートソースは

普通の半分しかかけないで下さい」って、けど料理する人が気を遣ってちょっとだけしか

ソース減らさないから、除けるしかなくなる(笑)」

麗華「他の味付けも同じ?」

「いや、酸味が無くなれば少し薄いくらいでいいけど、酸味と辛いのが苦手」

京子「酸味のあるのっていっぱいあるよね、どのくらい苦手?(笑)」

「冷やし中華とかカレーライスとか」

麗華「カレーライス?酸味ある?辛いけど」

「時々、スパイスの匂いに隠れて分かりずらいけど、酸っぱい匂いがするカレーとかあるし、

そんな店は入るだけで汗でるからイヤ!辛い匂いのするお店もそうだけど(笑)」

京子「ふーん、酸っぱいのが苦手って分かるわ~、おじさん見てると(笑)」

麗華「あっ、ティッシュどうぞ(笑)」

おじさんが額から汗を流しながらハントンライスを食べていた。

京子の分のお皿にはかかっていたケチャップがほとんど残っていたが、他は全て食べきって

「はぁー、暑い」

京子「えっ、暑いの今?」

「うん、暑い!だから汗がでる、しかも頭と顔だけ(笑)」

麗華「はぁー、変わってますね(笑)」

「それじゃ、出ようか、外で涼みたい(笑)」

お店を出て車まで戻り、ホテルに向かう。


ホテルに入ると12時半を過ぎていた。

「それじゃ、今日は10話目後半と11話目を撮ってから、12話目をどうするか

打合せをするということで」

2人「はーい」

10話目後半から11話目前半はエッチもなく、麗華と京子の会話で収録が1時間ほどで終わる。

収録が終わるとおじさんがお風呂にお湯を張りに行き、戻ってくると3人してタバコに火を着けて

「後半撮ったら休憩します」

麗華「12話目っておじさんはどうしたいんですか?」

京子「うん、あの長いの1話に収めるって無理だと思うけど」

「うん、分割は仕方ないので、どこで分割して何話で収めるかが、お休みのスケジュールに

かかってくるので、そこを相談したいです(微笑)」

麗華「話を削るとかは考えてないんですね?」

「うん、どの話も削りたくないです」

京子「うん、じゃ後で話しようか(微笑)」

麗華「京子ちゃん、お風呂行きましょ!(笑)」

麗華と京子がお風呂に入りに行き、湯舟で2人並んで

麗華「どう思います、12話目」

京子「うん、おじさんが削りたくないって事なら分割して撮るしかないよね」

麗華「けど、早いうちにお休み取らせてあげたいけど・・・」

京子「たぶん、12話目を撮り終わるまでは休み取らないよね、おじさんは(微笑)」

麗華「そうですよね~(微笑)」

京子「うん、そこは仕方ないから、休みに入るの伸びた分、休みは多めに取って

ゆっくりしようか!(笑)」

麗華「うん、そうですね、休みに入ったら、旅行にでも連れてってもらって、美味しいもの食べて

ゆっくりしましょ!(笑)」

京子「うん、そうしよ!(笑)」

お風呂から上がり身体の水滴をバスタオルで拭ってから部屋に戻る。

おじさんが既にカメラとマイクの準備を終わらせていた。

麗華と京子がソファーでタバコに火を着けるとおじさんも近くに来てタバコに火を着ける

吸い終わると

「それじゃ、始めますか?」

2人「はーい」

11話目後半のエッチシーンを撮り始める。

麗華「えへへっ、京子ちゃん、今日は私からですね」

京子「もー、優しくしてね(微笑)」


1時間後、エッチシーンを撮り終えると、おじさんがお風呂のお湯を張りに行く。

2人はソファーで裸のままタバコを吸っていると、

おじさんが戻って来てタバコに火を着けて黙って吸っていた。

京子が2本目のタバコを吸い終えるとお風呂のお湯を確認してから

京子「おじさん、お湯張れたよ、行こ!(笑)」

「うん。麗華ちゃんは身体冷やさないようにしてて」

麗華「はーい」

京子とおじさんがお風呂場に移動していくと麗華はベッドに戻り布団を被って

この後の打合せをどうするか考えていたが直ぐに寝ていた。

湯舟の中でおじさんが京子にマッサージをしていると

京子「12話はどうしたいの?」

「ん、分割は仕方ないけど、全部書ききってお休みに入りたい(微笑)」

京子「そうなんだ、半分作って、休みに入ってから、また書くって考えない?」

「んー、その方が楽だけどね、なんかイヤ、やり残した感があると思うから(笑)」

京子「うん、わかった、麗華が良いなら付き合うけど、麗華がイヤって言ったら

私は麗華側に回るからね(微笑)」

「うん、その時は仕方ないです(微笑)」

京子「あはっ、おじさん元気ないねー、この前まで私達が何言おうが自分の

考えを押し通してたのに(笑)」

「まぁ、この前に麗華ちゃんと京子ちゃんに叱られてから、いろいろ考えてます(笑)」

京子「うん、ありがと(笑)」

「それじゃ上がりますか、暑くなってきた」

京子「うん」

お風呂から上がりベッド脇に行くと麗華が眠っていた。

京子「あはっ、可愛い!相変わらず無防備な寝顔して(笑)」

京子が麗華の口が半開きになっている寝顔を写真にとってから

京子「麗華、お風呂空いたよ、起きて!」

身体を揺すって起こす

麗華「ん?あ」

京子「お風呂空いたよ、入っといで」

麗華「うー、はーい」

麗華がお風呂場に向かう

「今の写真撮ってどうするの?」

京子「ん、記念(笑)」

「ふーん、それじゃベッドに横になって」

京子「はーい、優しくね~」

麗華がお風呂から上がってくるまで続けられて、

「京子ちゃん、麗華ちゃんが上がって来たから交代」

京子「ん?あん、うん、分かった」

京子がゆっくりとベッドから起き上がり、麗華と入れ替わる。

麗華「よろしくお願いしま~す」

「はーい」

麗華のマッサージも終わり、休憩に入る。

麗華「今日のおやつは何ですか?(笑)」

「今日は、神戸のラスク!」

2人「神戸の??」

「えっ、知らない?」

麗華「あの、赤白青のラインが入ったのは知ってるけど」

京子「あー、あれね!名前知らないけど(笑)」

麗華「私もー(笑)」

京子「時々お土産でもらうやつね」

「あぁ、あの有名なのね。けどこれも美味しいよ!ラスクの中じゃ1番好き(笑)」

麗華「どう違うの?」

「うん、ベースのフランスパンの肌理が細かいのとサクサク食感が好き」

京子「ラスクってガリっとするの多いけど、こっちは違うんだ?」

「うん、まぁ食べてみて(笑)」

麗華「3種類入ってる、あっ袋の絵が可愛い、魔女が箒に乗って飛んでる(笑)」

「プレーン、アールグレイ、メープルの3種類」

麗華「アールグレイって紅茶の?」

「うん、いい薫りするよ」

麗華が1つ取り袋を開ける

麗華「あっ、ホントいい薫り~!私、紅茶の薫り大好き!(笑)」

口に運ぶと

麗華「ん、サクサクで美味しい!(笑)」

京子「私も1つ頂戴」

京子がメープルを手に取り袋を開ける

京子「うん、甘くていい匂い、美味しそう(笑)」

口に運ぶと

京子「うん、美味し、甘すぎなくてちょうどいい(笑)」

「それじゃ、12話目をどうするか決めましょうか」

麗華「うん、いいけど、おじさんの頭の中ってどうなってるの?

あんな長いの1週間もかからず書いてくるって!(笑)」

京子「うん、私も思った、キモいって!(笑)」

「いやいや~ま~、キモいは置いといて、どうしようか?」

麗華「アレを1話で収めるのは無理だから、分割するしかないですよね」

京子「うん、エピソードごとに分割するか、エピソード2つで1話にするか」

「うん、そうですよね」

麗華「けど、それでも5話分くらいありますけど(笑)」

京子「とにかく長い!けど話は面白いから全部やりたい!(笑)」

「うん、話は削りたくないんです」

麗華「そうすると少なくとも5話は必要だけど、エッチのないエピソードは

纏めて収録してもいいから、3~4回の収録で済むかな?」

京子「うん、そだね、エッチなしのは纏めてがいいね!」

「それじゃ、お休みに入る日が伸びるのは仕方なしとして、12話目の脚本を撮り切ってしまいます」

麗華「うん、仕方ないですね」

京子「うん、分かったよ!」

「ありがとうございます!」

おじさんが頭を下げていた。

京子「あと、気になったのは12話の後半の方で「実食が必要」と「エッチシーンは後で」って

書いてあるところ」

麗華「あっ私も気になりました」

「実食が必要は、味を覚えてないんで確認が必要かなって、エッチシーンは2人に任せて

細かいこと書かないでもいいかな~と思って」

京子「まぁ、エッチシーンは細かく書かれてもその通りには出来ないし、だいたいの

話が書いてあればいいよ(笑)」

麗華「そうですね、どっちがメインかと流れだけあればいいです(笑)」

「うん、それじゃそんな感じで」

「それじゃ、次はどこからどこまでを1話分として分割していくかについて打合せしたいけど、

その前に2人とも服着て、身体冷えるから」

京子「あ、そうだね」

麗華「うん」

それからは、分割して何話にまとめるかを打合せして終わると19時を回っていた。

麗華「はぁ~終わった~!(笑)」

京子「も~、話長いから読み直すだけでも時間かかるわ~(笑)」

「はい、そみません。それじゃこの分割で行って4月中頃までに収録を終わらせて、

リリースが完了したらお休みに入ると言うことでお願いします!」

2人「はーい」

麗華「それじゃお腹空いたし、どこ行きますか?(笑)」

京子「うん、頭使ったしお腹空いた(笑)」

「うん、それじゃ今から実食しに行きます」

麗華「は?」

京子「どこの?」

「うん、パン屋さんの、今から買いにいって」

麗華「うん、イヤっ!(笑)今からパン食べるって寂しすぎる~晩ご飯なのに!」

京子「そうだよ~、温かいの食べたい!(笑)」

「え~、実食しないと脚本が完成しないんですけど」

麗華「次の収録には入らない話だから、次でいいと思います」

京子「せめて次の収録のお昼ご飯にして!」

「それじゃ、次の収録のお昼はパンの実食ということで。今日は何にします?」

麗華「なんか温かいので!3月に入ったのに寒い!(笑)」

京子「そうだよね~、身体が温まるものがいいな~(笑)」

「範囲が広すぎるんですけど・・・」

麗華「うーん、おでんとかすき焼き?」

京子「すき焼きはちょっと・・・重たい」

「うん、お鍋で重すぎないのね(笑)」

おじさんが電話をして予約を取っていた。

「予約取れたし、行こうか」

麗華「どこ行くんですか?」

「しゃぶしゃぶのお店」

京子「しゃぶしゃぶか~、好き!」

麗華「しゃぶしゃぶも好き!(笑)」

「うん、すき焼きより重くないし、野菜いっぱい採れるから」

ホテルを出て車でお店に向かう。

京子「しゃぶしゃぶのポン酢は問題ないの?」

麗華「あ、酸っぱいか(笑)」

「うん、大丈夫、ポン酢1に対してお鍋のお湯2を入れるから」

京子「それじゃポン酢の味しなくない?(笑)」

「うん、大丈夫です、いつものことだから(笑)」

麗華「それでも薄味過ぎません?」

「そんなこと無いよ、お肉の味も野菜の味も良く分かるし(笑)」

京子「そうだね、そー言えば、しゃぶしゃぶの最初ってポン酢強いよね(笑)」

「うん、だから最初から薄めて使う(笑)」

麗華「そんな発想なかった、いつも最初はちょっと酸っぱいって思って食べてた(笑)」

「うん、ポン酢の味が好きな人はそのままでも良いけど(笑)」

京子「うん、今日やってみよ(笑)」

麗華「私も(笑)」

ニューグラントホテル近くのコインパーキングに車を止めて5分ほど

細い路地を何回か曲がりながら歩くとお店があった。

麗華「へぇー、こんな裏路地にお店あるんだ」

京子「うん、知らなかった」

「結構前からあるよ、30年くらいかな?」

麗華「美味しいんですか?」

「まぁ、普通かな、チェーン店よりはぜんぜん良いけど、その分はちょっと高い」

京子「ふーん、普通」

「能登牛たのめばランクは上がるけどね」

麗華「あっ能登牛でお願いしまーす!(笑)」

京子「うん、せっかく食べるんなら!(笑)」

お店に入ると直ぐに席に案内される。

掘りごたつの座敷席で和なのかアジアンなのかよくわからない内装だったが、寛げる感じはする。

店員「ご注文お決まりでしょうか?」

「生ビールと能登牛しゃぶセットを3人前お願いします」

店員「はい、かしこまりました」

店員が席を離れると

麗華「水ひきコースの方がお得じゃないですか~?」

「うん、コースって言ってもセットにうどんか雑炊が付くだけだし、

最初っからうどん付きとかにするとお肉と野菜の量が制限されるからイヤ(笑)」

麗華「そうなんですか?」

「お肉の追加しないって決めてるなら良いけど(笑)」

麗華「あっ、それはイヤです!(笑)」

店員「生ビールお待たせしました」

3人「ありがとうござます」

「それじゃ、今日もお疲れ様でした!」

麗華・京子「お疲れさま~!」

生ビールを飲み

麗華「はぁ~、美味しいー!生き返る~(笑)」

おじさんと京子が黙って麗華を見ていると

麗華「どうしたんですか?」

京子「うん、美味しそうに飲むな~と思って(微笑)」

麗華「そうですよー、今日も1日頑張ったんです!(笑)」

店員「お待たせしました、能登牛しゃぶセット3人前です!」

テーブルに能登牛の肉と野菜盛り合わせが並べられて、ポン酢とゴマダレが並べられる。

肉は程よい霜降りが入っていて美味しいそうに皿に並べられていた。

麗華「お肉美味しそう!(笑)」

京子「うん、美味しそう!(笑)」

おじさんが取り皿にポン酢を少しいれてから鍋のお湯を2倍くらい入れている。

麗華と京子はポン酢1に対してお湯1にしていた。

「それじゃ、2人ともお肉1枚づつ取ってお鍋に!(笑)」

麗華「えへーっ、お湯に入れるとピンク色になってー、美味しそう~(笑)」

京子「ふふっ、美味しそう(微笑)」

おじさんも肉1枚を少しだけお湯にくぐらせて取り皿に入れ薄いポン酢につけて食べる。

「うん、お肉だ、美味しい!(笑)」

麗華「あっ、美味しい!ポン酢がきつくない!(笑)」

京子「うん、酸っぱくない!優しい酸味でちょうど良い(笑)」

「そうでしょ、薄めておけば好みの味で食べられるし、薄くなってきたらポン酢少し足せば

いつでも好みの味になるから」

麗華「うん、いっぱい食べられそう、京子ちゃんもいっぱい食べてね(笑)」

京子「うん、これなら少しは行けるかな(笑)」

2枚目の肉をお湯にくぐらせて上げたところで

「野菜入れていい?お湯が温まるまで少し時間かかるけど」

麗華・京子「うん、お願いします!(笑)」

おじさんが野菜の2/3をお鍋に入れて、お湯が沸騰するまで2枚目の肉を食べ、

生ビールのお替りをおじさんと麗華が、京子はウーロン茶を頼んでいた。

鍋のお湯が沸騰してくると

「野菜はもう大丈夫だね、食べて良いよ」

京子が真っ先に白菜を取り皿に入れて少しづつ食べていた。

京子「うん、白菜だとちょっと味薄いかな、ポン酢ちょっと追加しよ」

ポン酢を少し追加してゆっくりと食べていた。

麗華も白菜や他の野菜も取り皿にとって食べると

麗華「うん、薄い!(笑)」

ポン酢を追加して食べる

麗華「うん、美味しい~、好みの味で食べるっていいね~(笑)」

京子「うん、いつも最初は少しガマンしてたのに、それしなくて良かったんだ(笑)」

麗華「そうですよね、いつも最初は酸っぱいって思いながら食べてたのに(笑)」

「うん、みんな自分の好みに合わせれば最初から美味しいってなる(笑)」

それからは肉と野菜を交互に食べて、お肉がなくなる。

麗華「お肉無くなっちゃった~(微笑)」

おじさんの顔を見ながら呟く

「お替りする?」

麗華「はい!(笑)」

「京子ちゃんは?」

京子「お肉はもういいかな(微笑)」

「うん、それじゃお肉1人前追加して、最後はうどん1人前を3人で分けてってどうかな?(微笑)」

京子「うん、うどんちょっとなら(笑)」

「うん、麗華ちゃんもそれでいい?(微笑)」

麗華「はーい!(笑)」

「すみませ~ん」

おじさんが店員を呼び肉の追加とうどんをお願いしていた。

「それじゃ、残りの野菜入れるね」

京子「あっ、ちょっと待って、灰汁取りする!」

「うん、お願いします(笑)」

京子が灰汁を取り、残っていた野菜を鍋に入れる。

店員「能登牛の追加1人前とうどん1人前お待たせしました」

「ありがとうございます」

麗華「やったー、お肉~(笑)」

「さて、問題です!今からお肉を先に入れるか、うどんを先に入れるか、どっちにします?」

麗華「えっ、お肉食べてからうどんじゃないんですか?」

「うん、それも良いけど、肉巻きうどんも美味しい食べ方です(笑)」

京子「ん?どう言うこと?」

「うどんを先に入れて食べられるようにして、最後にお肉を入れたら、うどんと野菜をお肉で包んで

持ち上げて、一緒に食べる!なんて方法もあります(笑)」

京子「あははっ、肉巻きご飯と一緒か~!(笑)」

麗華「えへへっ、美味しそうだけど、お肉はお肉だけがいい(笑)」

「うん、京子ちゃんは?」

京子「お肉1枚とうどんちょっとだけでいい(微笑)」

「うん、それじゃお肉食べてからうどん入れます!(笑)」

麗華とおじさんで肉はほとんど食べてうどんを入れる。

うどんが煮えると京子が箸で3~4本くらいのうどんを掬い上げてお皿に入れ

京子「もう私は十分だから、後はお願いね!(微笑)」

麗華「うん、頑張ります!(笑)」

「麗華ちゃん、無理しなくっていいよ、食べられるだけでいいから(笑)」

麗華もうどんは一掴みと野菜を掬って行く。

残りはおじさんが取り皿2回で食べきっていた。

3人「ごちそうさまでした!」

京子「久しぶりにしゃぶしゃぶ食べた~、美味しかった~!(笑)」

麗華「久しぶりなんですか?」

京子「うん、金沢でしゃぶしゃぶってチェーン店で食べ放題ばっかりだし、チェーン店だと

人数分頼まないといけないし、だから人数が居ないとね、私の分が・・・(微笑)」

麗華「あっ、そうですよね、おじさんみたいにいっぱい食べてくれる人いないと残っちゃうか~」

京子「けど、今日は安心して食べられた(微笑)」

麗華「安心?」

京子「うん、麗華とおじさんがいれば私が残しても全部食べてくれるって(笑)」

麗華「うん、大丈夫だよ!私達がついてれば!(笑)」

「はい、それじゃ、全部食べたし帰ろうか?」

麗華「え、今いい話してたとこなのに~!(笑)」

「うん、だから俺が泣く前に帰ろうと思って(笑)」

京子「あははっ、そうだね!(笑)」

麗華「うん、ご飯食べて幸せなときにおじさんの涙はね(笑)」

「うん、それじゃ行こうか(笑)」

2人「はーい!」

おじさんがニューグランドホテルの入口で2人をタクシーに乗せて帰らせると

代行を呼んで帰っていく。

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