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麗華のおねだり ジャージ

ジャージ欲しい!

麗華の願いと、麗華の企み。


京子「おじさんのはどうするの?まさか「おじさん」って書かないよね(笑)」

麗華「おじさんのは「山田先生」にします(笑)」

1月10日

3人のグループラインに

麗華「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!」

京子「今年もよろしくお願いします!」

既読になったが、おじさんから返信がなかったので1時間後に

麗華「ちょっとー、おじさん、挨拶は大事ですよ!(笑)」

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

京子「どしたの返信まで遅かったけど?」

「今、6話目の最後のところ書いてる最中です」

京子「あぁ~、もうそろそろリリースだもんね?」

「まだ、余裕はあるけど、この後に7話目も書かないといけないので」

麗華「それじゃ近いうちに3人で集まることって難しいですかね?」

京子「集まるの?なんかあった?」

麗華「なんかあった訳じゃないですけど、ちょっとお願いがあります!」

「6話目が明日には終わるから、その後なら」

京子「私は空いてる~」

麗華「それじゃ、明後日の11時20分に金沢駅の鼓門側の出入口待ち合わせで!

おじさんは車を駐車場に入れて歩きで来てね!」

「えっ?それってランチも有りなの?」

麗華「その通りです!(笑)」

京子「当然です!(笑)」

「はーい、それじゃ明後日の11時20分にね~」


1月12日

10時過ぎに金沢駅中のいつものカフェで麗華と京子がタバコを吸いながら

京子「今日はなにかあるの?」

麗華「えーと、おじさんに買い物に連れてって欲しいな~と思って(笑)」

京子「買い物?何か欲しいものあるの?」

麗華「うん、高くなくていいから京子ちゃんとお揃いのジャージが欲しくなりました!(笑)」

京子「ジャージ?なんで?」

麗華「こんど行く旅行の旅館で着たいな~と思って、浴衣だと旅館の中を歩きまわるのにも

気を遣うから・・・」

京子「あ、そうだよね、襟元とかはだけ易いしね(笑)」

麗華「なので京子ちゃんとお揃いのジャージ!(笑)」

京子「あははっ、麗華可愛い~!(笑)」

麗華「あと、おじさんも(笑)」

京子「あはっ、部活の先生みたいになるけど、面白そ~(笑)」

11時15分、

麗華「そろそろ行きましょ!」

京子「うん!」

11時15分過ぎ、おじさんが西口の方から歩いてくる。

2人「おはよーございます!」

「はい、おはよーございます!」

麗華「ランチ行きますよ!」

「どこか行くところ決まってるの?」

麗華「おでん屋さんにいきます!」

「あぁ、だから歩きなんだ」

京子「あそこってお昼もやってるの?」

「うん、お昼はおでん定食とか、定食ものやってる」

京子「へ~」

金沢駅から歩いて5分、おでん屋の前に着くがまだ暖簾が出ていない。

少し待っていると暖簾があがったのでお店にはいる。

店員「こちらへどうぞ」

前に来た時と同じ席に案内される。

麗華「この前と席も同じだね(笑)」

京子「畳席って落ち着く(微笑)」

「注文はどうします?おでん定食ならこの紙にランチ用のおでんの具を6種類書いて注文するの」

京子「おじさんは何にするの?」

「京子先輩は?おでん定食?それとも違うのにする?」

京子「私はおでん定食がいい!けど6種類も食べられないし(微笑)」

「うん、いいよ、おでんで好きなもの頼んで、俺は刺身定食にするから、残ったら

麗華ちゃんと俺で全部食べるよ(笑)」

京子「うん、お願い」

「それじゃ、なに頼む?」

京子「大根とタマゴと豆腐、あとはおじさんが食べたいの頼んで!」

「うん、里芋とばい貝とごぼ天にする」

麗華「私は、大根とタマゴと厚揚げとはんぺんとー」

「えっ、麗華ちゃん自分で書かないの?」

麗華「だって、おじさんが書いてるから」

「まぁそうだね、もう一回言って(笑)」

麗華「大根とタマゴと厚揚げとはんぺんと巾着にジャガイモで!」

京子「麗華、おじさん使うの上手!(笑)」

「すみませ~ん」

店員が寄ってきておじさんが注文してくれる。

「おでん定食2つ・1つはご飯小盛りで、あと刺身定食1つお願いします」

おじさんがおでん注文の紙を渡す。

注文を決めている間にどんどんお客さんが入って来ていた。

店員「おでん定食お待たせしました。ご飯小盛の方は?」

京子「私です!」

京子の前におでん定食がおかれ、麗華の前にもおかれると

麗華「いや~、美味しそ~、いい匂い~(笑)」

京子「美味しそうだね、お昼におでんが食べられるって良いよね!(笑)」

「先に食べてていいよ!」

2人「はーい、いただきまーす!」

手を合わせてから箸をとる。

2人とも大根から箸を入れて口に運ぶと

京子「うん、美味し!(微笑)」

麗華「うん、この前も食べたけど美味しい~、出汁が美味しい~!」

店員「ありがとうございます!(笑)」

直ぐ近くで2人の会話を聞いていた店員がお礼をいい

「刺身定食お待たせしました!」

「ありがとうございます!」

京子「おじさん、最初にご飯だけちょっとあげたいの」

「うん」

おじさんが自分のご飯茶碗を京子のところに置くと、京子が自分のお茶碗から

半分くらいをおじさんのお茶碗に移していた。

「それでいいの?」

京子「うん(微笑)」

おじさんがテーブルにある醤油をお皿に入れてお箸をとる。

刺身を醤油にたっぷり漬けたあとにお皿の端に戻してワサビを付けて食べ、

直ぐにご飯を頬張っている。

「うん、お刺身新鮮、美味しい」

京子「美味しそうだね、お刺身」

「うん、食べたいの取って食べていいよ」

京子「うん、じゃ、ブリもらうね・・・うん、脂のってて美味しい!(笑)」

麗華「京子ちゃんだけ、ズルいー!」

「麗華ちゃんもいいよ、食べて(笑)」

麗華「じゃ、甘えびもらいます!・・・うん、ぷりっとねっとりしてて美味しい!」

京子「どんな表現?(笑)」

麗華「生なんでちょっとプリっとしてるけどねっとり柔らかくて甘い身が美味しいって感じです!」

「表現は難しいよね(笑)京子先輩、ばい貝もらうね」

おじさんが京子のお皿からばい貝を取って、自分のお皿の上で殻から外して口に運ぶ。

「うん、いい味してる!」

京子は自分が頼んだ大根とタマゴ、豆腐をゆっくりと食べていた。

麗華は自分のお皿の中の大根以外は具をまんべんなく3等分くらいに切り分けながら食べている。

「京子先輩、ごぼ天もらうね」

京子「いちいち断らなくっていいよ、おじさんが頼んだの好きな時に持って行って!(笑)」

3人してゆっくりとご飯を食べていると

麗華「おじさん、お願いがあるんですけど」

「うん、なに?」

麗華「京子ちゃんと私でお揃いのジャージが欲しいの、今度の旅行の旅館で2人で着たくて」

「旅館なら浴衣を出してくれるのに?」

麗華「浴衣って気を遣うからジャージがいいなって思って」

「気を遣う??」

京子「浴衣って襟元とか裾がはだけ易いから、気を遣ってないと知らないうちに

見えてたりするからイヤなんだよね~(微笑)」

麗華「そうなんです!」

「あぁ~、そう言うこと。分かった、いいよ(笑)」

麗華「やったー!京子ちゃん!!(笑)」

京子「麗華、よかったね!(笑)」

麗華「うん、よかった!」

「それで、この後に買い物に行きたいと?」

麗華「正解!(笑)フォーラスにスポーツ用品店があるからそこで買いたいです!」

「うん、お財布が必要なわけね(笑)」

麗華「えへっ、お願いしまーす!(笑)」

京子「私からも、お願いしまーす!(笑)」

「うん、食べ終わったら行こうか(笑)」

京子先輩がおでんの具3つと小盛から半分減らしたご飯と味噌汁を食べきって

京子「おじさん、あとお願いします(微笑)」

「うん、よく食べたね、あとは小鉢だけだね、麗華ちゃん小鉢1ついる?」

麗華「はい、ヒジキの小鉢もらいます!鉄分(笑)」

おじさんがもう1つの小鉢をもらって食べる。

3人で綺麗に食べきって

3人「ごちそうさまでした!」

支払いを済ませてからお店をでると、外に待っているお客さんが何人かいた。

麗華「やっぱり、人気があるんですね」

「うん、そだね(笑)」

3人してフォーラスに向かって歩く。

京子「どこのメーカーのジャージを考えてるの?」

麗華「ナイキかアディダスかプーマあたりですかね」

京子「私、プーマがいいな~、猫マークが可愛いし!(笑)」

麗華「あははっ、京子ちゃん可愛いっ!けどプーマって猫じゃないですよ?」

京子「いいの、猫みたいなのが可愛いの!(笑)」

麗華「あはっ、分かりました猫マークの可愛いの探しに行きましょ!(笑)」

京子「うん!(笑)」

おじさんがスマホを弄りながら2人の後に少し離れて歩いていた。

フォーラスの5階にあるムラサキスポーツに入ると

「それじゃ、買い物が終わったらライン頂戴、その辺うろうろしてるから」

おじさんが財布を麗華に渡してゴルフコーナーの方に歩いていく。

2人はプーマのアパレルが並ぶコーナーに歩いて行き

麗華「京子ちゃん、どれにしようか?」

京子「猫マークがオレンジ色のがいいの!」

麗華「探してみましょうね(笑)」

探してみるがオレンジ色のマークのものが見つからないので店員に聞いてみる

店員「今は白色か黒色マークしかないですね」

京子「えっ、そうなんですか?前はありましたよね?」

店員「以前はあったんですが、今は販売されていないみたいです」

京子「そうなんだ~・・・」

麗華「どうします?他のメーカーにします?」

京子「うんうん、白でもいいからプーマにする!」

麗華「うん、それじゃ良さそうなの探しましょ!(笑)」

それから1時間ほど探してミドルフィットで紺色地のジャージ上下に決める。

京子が試着してみるとピッタリサイズは胸の張りが凄いので1サイズアップにし、

麗華はピッタリサイズで良かった。

麗華が店員に

麗華「これと同じのでメンズはありますか?」

店員「ありますよ、こちらに」

メンズコーナーで同じデザインのものがあった。

麗華「これのサイズが、Mかな~?」

京子「あっ、あの男の店員さんくらいだと思う、麗華ちゃん横に並んでみて」

店員がもう一人の店員を呼んで麗華の隣に並ぶと

京子「うん、身長はそんな感じ!」

店員が呼ばれた店員にサイズを聞くと

店員「SとMの中間です」

麗華「Mでいいです!」

店員「それではレディース2点とメンズ1点で宜しいですか?」

麗華「あの、胸のところにネームって入れられますか?このマークの下」

店員「できますよ、3日くらいかかりますけど」

麗華「一週間以内なら大丈夫」

店員「それでは、刺繍かプリントかと、文字と文字サイズ、ネームの色の指定を

こちらの紙に記入して下さい」

麗華「京子ちゃん、ネームだけでもオレンジにする?」

京子「あっ、うん、オレンジがいい!」

麗華「はい、それじゃ全部刺繍で、このサイズは「京子」文字サイズはMにして、

このサイズは「麗華」文字サイズはM、色はオレンジにして」

京子「おじさんのはどうするの?まさか「おじさん」って書かないよね(笑)」

麗華「おじさんのは「山田先生」にします(笑)」

京子「ぷっふっ、あははっ、山田先生ね!いいね!!(笑)」

麗華「それじゃメンズは「山田先生」文字サイズはLにして色はオレンジでと」

店員「先生も入れられます?」

麗華「はい、入れてください!」

店員「分かりました、それではお会計をお願いいたします(微笑)」

支払いを済ませて預かり票をもらい、ショップを出ておじさんにラインする。

「駅中のカフェにいるからこっち来て欲しいな~」

麗華「了解です!今から行きます」

京子「待ちきれなくてカフェでタバコ吸ってるんだ(笑)」

麗華「そうですね、2時間以上かかったし(笑)」

2人しておじさんと合流すると

「あれ、ジャージは?買ってないの?」

麗華「欲しい色のでサイズが無かったんで取り寄せにしました」

「ふーん」

麗華「旅行までには取ってきますから、私達のジャージ姿、期待してて下さい(笑)」

京子「うん、期待してて!(笑)」

「いや、ジャージ姿に期待って(笑)」

麗華「あっ、もう15時過ぎてるんだ~、おやつの時間ですね(微笑)」

京子「そうだね、すぐそこに美味しそうなケーキあったよ(笑)」

「うん、いいよ、好きなの選んできて、俺はモンブランで、あとコーヒーのお替り!(笑)」

麗華「はーい!(笑)」

2人してケーキを選びに行く

麗華「私はショコラにします!京子ちゃんは?」

京子「レアチーズケーキ!」

麗華「それじゃ、ショコラとレアチーズとモンブランを1個づつで、イートインします」

店員「はい、かしこまりました」

少し中に入って注文カウンターで

麗華「コーヒー1つ、紅茶と、京子ちゃんは?」

京子「私はカフェオレで!」

麗華「で、お願いします。いま注文したケーキと一緒にお願いします」

支払いを済ませて少し横にずれてカウンターでケーキ3つと飲み物を受け取り

おじさんがいる席に行く。

おじさんは喫煙コーナーのスペースから出て禁煙席に移動していた。

京子「お待たせ~!」

麗華「はい、コーヒーとモンブラン」

「うん、ありがと」

京子「なんで喫煙コーナーから出てきたの?」

「うん、ケーキ食べてるときにタバコの匂いはイヤ!(笑)」

麗華「あはっ、臭いんだ(笑)」

3人してケーキと飲み物をいただきながら

麗華「旅行のスケジュールって決まってるんですか?」

「うん、初日は15時金沢駅集合で片山津の旅館に16時半チェックイン、18時半から

カニ料理屋でカニ食べて、食べ終わったら旅館に戻って、就寝。

2日目は朝7時半に朝食、午前中は温泉に浸かってだらだらして、お昼は近所で食べて、

午後も温泉に浸かってだらだら、夕方18時半に旅館で夕食、翌朝7時半に朝食で、

9時にチェックアウトで金沢に11時頃に戻って解散ですね」

京子「2日目は何にもしないの?せっかく片山津まで行くのに?」

「うん、麗華ちゃんの「温泉浸かってご飯食べて、温泉浸かってご飯食べて」が希望だったから」

麗華「おじさん、普通は2日目も予定組むものですよ!」

「えっ?麗華ちゃんの希望通りに予定組んだけど」

麗華「確かにそう言いましたけど、訂正します。2日目の予定考えて下さい(笑)」

「京子先輩、麗華ちゃんってひどくないですか?」

京子「おじさん、女の子ってそんなもんよ、気分で変わるんだから(笑)」

麗華「そうですよ、今は2日目はイベントが欲しい気分なんです!(笑)」

「はぁ、まぁいいですよ、考えときますけど、当日にそれはイヤだとか言わないで下さいね~(笑)」

麗華「えへへ、分かりました~(笑)」

京子「ちょっとだけ期待してるね(笑)」

その日はランチにお茶とケーキで解散となり、おじさんが帰って行く。

京子と麗華がおじさんを見送ったあと

麗華「京子ちゃん、このあとどうします?(微笑)」

京子「へへっ、エッチする?(微笑)」

麗華「うん、久しぶりに2人っきりで楽しみたいな(微笑)」

京子「ふふっ、いいよ、最近はおじさんがいつも居たからね(微笑)」

麗華「えへへっ、早く行きましょ!(笑)」

2人して京子が車を止めてある駐車場に向かって歩き出す。

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