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京子ダウン うどん炊と酒うどん

病み上がりの京子がダウンする。

おじさんの謝罪。


「お疲れさまです。今日は無理させてごめんね、来週までゆっくり休んでて下さい(微笑)」

京子「うん、お疲れ、おやすみ~(笑)」

4話目の収録が終わったのが15時

「今から2時間の休憩をはさんで5話目の収録に入りますけど、体力的には大丈夫?」

2人「大丈夫でーす!」

「それじゃ17時過ぎから5話目の収録します」

京子「おじさん、マッサージお願いね」

「うん、お風呂のお湯張り直すね」

京子「あ、さっき上がるときに湯舟の栓抜いてきたから、お湯入れるだけでいいよ!」

「お、ありがと」

おじさんがお湯を張りに行って、戻ってくるとタバコに火を着けてノートPCに何か打ち込んでいた。

2人もベッドから降りてソファーでタバコを吸う。

10分程して京子がお風呂を見に行き

京子「おじさん、お風呂のお湯張れた、行くよ!(笑)麗華ちゃんはベッドで布団被って

身体冷やさないようにね~」

麗華「はーい」

ソファーからベッドに戻って布団を被って、5話目の脚本を読み始める。

お風呂では京子がおじさんにマッサージされながら

京子「おじさん、さっき言ってた旅行、麗華ちゃんが凄く行きたそうにしてから、必ず実現させてね!」

「うん、そのつもりでいますよ」

京子「つもりじゃなくって、絶対!(笑)」

「まぁ下調べはしてあって1月の2~4週の水・木・金なら空いてるのは分かってるから

大丈夫だと思ってます。あとは麗華ちゃんの休み次第かな」

京子「そうなんだ、じゃ、次の収録までには旅行の日程が決まってるんだね」

「予定ではね(笑)」

お風呂から上がり、ベッド脇に行くと麗華が寝ていた。

スマホが顔の直ぐ横に落ちていたので、寝落ちしたようだ。

京子「麗華ちゃん、起きて、お風呂上がったよ!」

麗華「うん、ん~、寝ちゃってた(笑)」

京子「お風呂入って来て(微笑)」

麗華「はい!」

麗華がお風呂に行き、京子がベッドに横たわる。

京子「それじゃ、続きお願いしまーす!」

「はーい」

20分程で麗華がお風呂から上がってくる。

「京子先輩、麗華ちゃん上がってきたから交代しましょうか?」

京子「ん、あっ、うん、気持ちよくて寝ちゃってた(笑)」

「麗華ちゃん、マッサージしますか?」

麗華「あ、やっぱり今はいいです。5話目が終わってからフルでお願いします(笑)」

京子「あ、そうだよね、私はこの回だけでいいから、もう少しお願い」

「はーい」

10分程マッサージを続けて

京子「うん、ありがと、楽になった~(笑)」

京子と麗華がソファーでタバコを吸いながら脚本を読み返している。

タバコを吸い終わったのを見計らっておじさん

「2人ともベッドで布団被って脚本読んでて、身体冷えるから」

麗華「京子先輩、2人で脚本の読み合わせしませんか?」

京子「うん、そうだね、ただ読んでたら眠りそうだし、やろっか(笑)」

麗華と京子がベッドで並んで布団を被って脚本の読み合わせを始める。

脚本を3周したところで17時30分になっていた。

「そろそろ収録始めますよ」

京子「タバコ吸ってからでいい?」

「うん、いいよ」

2人してベッドから降りてソファーでタバコを吸う。

吸い終わるとミネラルウォーターで喉を潤してから収録に臨む。

「それじゃ始めますよ」

2人「はーい」


「はい、オッケーでーす!」

5話目の収録が終わったのが19時前、

京子「はぁ~疲れた~」

麗華「疲れました~(笑)」

京子「やっぱり脚本もっと読んでないとダメだね、途中でセリフ飛んでく(笑)」

麗華「次はもっと早くから脚本貰わないと難しいですよね(笑)」

京子「うん、そだね、はぁ~、けど疲れた」

麗華「京子ちゃん、大丈夫?」

京子「うん、大丈夫」

おじさんがお風呂のお湯を張りに行く。

戻って来てタバコを吸いながら機材の片づけをしていた。

2人ベッドから降りてソファーでタバコに火を着けて一息つき、

吸い終わると麗華がお風呂のお湯を見にいき、戻ってくると

麗華「おじさん、お風呂のお湯張れましたよー、行きましょ~!」

「あ、はーい」

麗華とおじさんがお風呂に行くと京子はまたベッドに戻って布団を被り

京子「はぁ~、疲れた~・・・」

呟いて目を閉じると直ぐに眠りについていた。

おじさんが麗華の肩をマッサージしていると

麗華「さっき言ってたプチ旅行お願いしますね、楽しみにしてます(笑)」

「うん、ある程度下調べはしてあるから後は麗華ちゃんのお休み次第です」

麗華「それって、私が3連休取れたら二泊三日も可能だったりするんですか?」

「え?二泊三日もしなくて良いように近場で考えてるんですけど」

麗華「近場でもいいんですけど、2日目はなんにもせずに温泉浸かってご飯食べて

温泉浸かってご飯食べてってのをしてみたいんです」

「変わったこと言うね?おばあちゃんみたいな話なんですけど(笑)」

麗華「あ、酷ーい(笑)そうじゃなくって、京子先輩にもちょっとお休みして欲しいなって

思ってて、今日もたぶん疲れてると思いますよ、いつもよりちょっと顔が白かったし」

「えっ?そうなの?」

麗華「そうですよ、人って食べた分のエネルギーでしか行動できないんですよ、

それか、筋肉や脂肪を燃やしてやせ細りながら行動するかのどっちかで、京子先輩は

小食だから使えるエネルギーが少ないんです!

私ですら今日は体力使ったから今はお腹が空いてて疲れたな~って思ってるんだから、

京子先輩はもっとだと思います!」

「そうですよね、疲れるよね・・・今日はこの後のご飯は消化のいいものにした方がいいかな?」

麗華「今日は京子先輩の食べたいもの聞いてからお店決めましょ!」

「うん」

麗華「やっぱり、もう上がりましょ、京子先輩が心配になってきた」

「うん」

麗華とおじさんがお風呂からあがり、部屋に戻ると京子先輩がベッドで寝ていた。

京子先輩の顔がいつもより白くなっている。

麗華「京子先輩、お風呂からあがりましたよ」

京子「ん、もうあがってきたんだ?」

「京子先輩、お腹空いてる?」

京子「え、うん、空いてる(微笑)」

「うん、それじゃ取りあえずこれ、飲めるだけ飲んで」

京子「ん、なにそれ?」

「スポーツドリンク、少しでも飲んで、空腹が少し楽になるよ」

京子がベッドから起き上がり

京子「どうしたの2人とも?」

麗華「京子先輩が少し疲れてる感じがするから、ちょっと心配です」

京子「そんなことないよ~大丈夫、けどそれ少しもらうね」

京子がスポーツドリンクを1/4ほど飲み

京子「うん、美味しい、いつもはそんな美味しいって思うこともないのに(微笑)」

「もうちょっと横になってていいよ、機材片付けてるから」

京子「うん」

「麗華ちゃん、片付け手伝ってもらえる?」

麗華「はーい」

機材の片づけも終わって京子先輩の顔を見ると少し赤見が戻ってきていた。

「京子ちゃん、起きて、ご飯行こうか?」

京子「うん、けどその前にシャワーだけでもさせて」

「うん、麗華ちゃん一緒に入ってあげて」

麗華「うん、京子先輩行こ!」

麗華が京子先輩と一緒にお風呂場に向かう。

京子「ホントどうしたの?2人とも?」

麗華「うんうん、なんでもないです、お風呂入りましょ!(微笑)」

京子がシャワーで身体を流してから湯舟に浸かる。

麗華も隣に座って

麗華「今日は疲れました~、やっぱり2本撮りって無理がありますよね」

京子「まぁ、けど、1月のプチ旅行のためなら少し頑張らないとね(笑)」

麗華「けど、今日の京子先輩は疲れてる様に見えます」

京子「うん、心配かけてごめんね、休憩中に脚本読んでてお菓子食べるの忘れてた(笑)」

麗華「あっ、そう言えば私も食べてなかった、だからこんなにお腹空いてるんだ(笑)」

2人がお風呂から上がって、着替えが終わると

「京子先輩、何か食べたいものある?」

京子「ん~、特には」

「それじゃ、もう一回うどんでもいい?行きたいところを思い出したから(笑)」

京子「うん、いいよ(笑)」

麗華「また、うどんなんですか?行きたいところって?」

「医療センターの近くのうどん屋さんに行きたくなった(笑)」

麗華「あっ、あそこね、あそこ美味しいもんね(笑)」

京子「そこなら知ってる、一回行ったことある(笑)」

「うん、それじゃ行きましょ」

ホテルを出てうどん屋さんに向かう。時間は20時前。

お店にはいると直ぐに席に案内され、店員がメニューとお茶を置いて行く。

京子「おじさんのお勧めはなに?」

「うどん炊」

京子「うどんすい?なにそれ」

「うどんが入った雑炊(笑)、雑炊の中にうどんが入ってるの、優しい味付けで美味しいよ~!

20年くらい前に初めて食べたけど衝撃だった、美味しいって意味でね(笑)」

京子「へ~、雑炊にうどんか~、面白そ(笑)」

「うん、うどんすいを知ってから冬になると家で作ってみるけどなかなか上手く出来ないの

いつも固くなって、ここみたいにさらっとしたのが出来なくて、また勉強したくて(笑)」

京子「へ~、じゃ、うどんすいにしてみる!(笑)おじさんは違うの頼んでね、私たぶん

残しちゃうから(微笑)」

「うん、分かった(笑)」

麗華「私、酒うどんにします!」

京子「ささうどん?」

麗華「出汁に酒粕が入ってます、アルコールは飛んでて酔うことはないですよ(笑)」

「俺は天ぷらうどん鍋にする」

おじさんが店員に注文してくれる。10分ほどで

店員「うどん炊と酒うどん、天ぷらうどん鍋お待たせしました」

3人「ありがとうございます」

コンロに乗せられた鍋が沸騰するのを待ちながら

京子「うどん炊ってホントにそのまんまの名前なんだね、けどいい匂い、

懐かしい匂いがする」

「うん、たぶんお粥の匂いに近いのかな、お米を炊いたときより薫りは薄いけど

お米の薫りがするし、うどんの麺の薫りもね」

京子「うん、美味しそう、いただきます」

京子がうどんすいが入った鍋にレンゲを入れてお茶碗に掬おうとすると、雑炊は掬えるが

麺が掬えなかった、レンゲから滑り落ちていく

京子「えっ、むずい、うどん掬えない(笑)」

「お茶碗に先にうどんを箸で掬ってから、雑炊をレンゲで掬えばいいよ(微笑)」

京子「あ、そうか、そうだね(笑)」

京子がうどん炊を口に運ぶのをおじさんと麗華が見守る。

京子「あ、ホント優しい味~、美味しい~(笑)さらさらの食感でお米とうどんに薄っすらと

お出汁が効いてて食べやすいな~、うどんがつるつるする(笑)」

「そ、良かった、その味が再現できないんだよね~、単純なはずなのにな~(笑)」

麗華「えっ、おじさんって料理するんですか?」

「うん、週末はよく作ってるよ」

2人「イメージな~い!(笑)」

「え、なんで?」

京子「だって、似合わない!(笑)」

麗華「うん、合わない!(笑)」

「どんなイメージなの?」

京子「お店でご飯食べて、お店出てから好みじゃないとか、好きとか言ってそう(笑)」

「そんなひどくはないですよ、けど2年くらい前からお店と料理の感想はメモとってるけど」

麗華「やっぱり~、そんな感じする(笑)」

「いや、客観的にね、あとからあの店どんな味だったかな~、とか、この料理は次は止めようとか

思っても、何故か次に行くと同じもの頼んで後悔すること多くなったから(笑)」

麗華「え、でも10年以上前の匂いとか味は覚えてるって?」

「思い出が一緒にあればね(笑)一人で行ってたら同じもの食べても「こんなもんか?」って

思うだけだけど(笑)」

麗華「あっ、思い出と一緒にね~」

ニヤニヤしている。

「うん、そだよ、だから今日もそうだけど、2人と一緒に行って食べたものは10年後でも

匂いと味は覚えてると思うよ、生きてればね(笑)」

京子「自分で寿命が短そうとか思うの良くないよ、それでなくてもおじさんなのに!(笑)」

「いや、もうおじさんだし(笑)」

麗華「いただきまーす!食べるの忘れてた(笑)」

「そうだね、いただきます!」

3人してうどんを食べていると、京子は半分くらいまで食べておじさんに

京子「おじさん、あとお願いします!(微笑)」

「うん、うどん炊も食べたかったから待ってた(笑)」

京子「うん、ありがと(笑)」

麗華「私もうどんすい食べてみたい!」

「うん、どうぞ」

おじさんがうどん炊の器を麗華に寄せる。

麗華がお茶碗に掬ってから口に運ぶ

麗華「うん、優しい~、お米のいいお味~(笑)」

「うん、お米もうどんもお出汁も別々に味は分かるのに、全部が1つの味に思えるのが

不思議なんだよね~、どうやって作ってるのかな~」

麗華「そんなこと考えずに食べたほうが美味しいですよ(笑)」

「ま、そうだね(笑)」

3人してうどんを満喫してからお店を後にする。

おじさんが金劇前まで車を回して麗華だけ降ろしてタクシーで帰ってもらう。

京子「麗華ちゃん、お疲れさま~、おやすみ~!(笑)」

「お疲れさま~、おやすみ~(笑)」

麗華「お疲れさまでした。おやすみなさ~い!(笑)」

麗華と京子先輩が小さく手を振り合っていた。

京子はそのままおじさんの車で家の近所まで送ってもらう。

「京子先輩、今日は申し訳なかったです、病み上がりなの知ってて無理させてた、ごめんなさい」

京子「うんうん、いいよ、私も途中でおやつ食べてなかっただけだから(微笑)」

「次からは2人が忘れずに食べるようなおやつ用意してくる(笑)」

京子「あはっ、お願いします!(笑)」

「話変わるけど、旅行だけど麗華ちゃんが出来れば二泊三日で行きたいって言ってた。

京子先輩は二泊三日でも大丈夫?」

京子「うん、大丈夫!(微笑)」

「2日目は温泉・ご飯・温泉・ご飯で何にもしないで過ごしたいって(笑)」

京子「あはっ、いいね、ゆっくりできそう!(笑)」

「それじゃ、取れるなら二泊三日で予約とるよ」

京子「うん、お願いします!」

車が京子の家の近所にあるコンビニの駐車場に入って止まる。

「お疲れさまです。今日は無理させてごめんね、来週までゆっくり休んでて下さい(微笑)」

京子「うん、お疲れ、おやすみ~(笑)」

「気を付けて帰って(笑)」

京子「うん、じゃね!(笑)」

京子先輩が車から降り、おじさんが車を発進させると、少しだけ見送って家に向かって歩き出す。


次の収録から、おじさんは必ずスイーツを持って来るようになり

当日消費期限のものしか買ってこないので、途中の休憩か、1本撮りなら

収録後にみんなで食べるのが習慣となった。

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