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第20話 妄想力で世界を救え・・・とりあえず宗教革命(?)

第20話、投稿します。

Side 魔族青年 バルディウス




私は夢を見ているのだろうか・・・


ガリュグの森にて捜索部隊を率いていた我々は、これまでにない凶悪な魔獣に襲われ、私以外は全滅。

死を覚悟した私の前に現れたのは、なんと「黒髪」の青年だった。


魔獣の卑劣な罠により、青年は私を庇い一度は倒れたかに見えた。

しかしその後、彼は圧倒的な力と凶暴性をもって、魔獣を完膚なきまでに叩きのめした。

その凄まじい戦いぶりに私の目は釘付けになった。


人智を超えた力をもつ「黒髪」の青年・・・彼と私が捜し求めて止まない野人オッパッピーが重なる。



野人と初めて出会ったのは、この森。

彼と戦い、その圧倒的な力に敗れた私は、それ以来、自分でも分からない感情に急かされ彼を捜した。


もう一度会いたい。

会って何をしたいかも分からない。

だが会いたい。

復讐心などというちっぽけなモノのためではない。


彼に敗れて身ぐるみ剥がされた私は、全裸で国に戻る羽目になり大恥をかいた。

汚名をそそぐべく、彼への対抗策を必死に考えたが、どうにも妙案は浮かばず。

その時に頭を占めていたのは、彼と相対した時の記憶。

圧倒的な威圧感、馬鹿らしくなるほどの力の差。


何故、彼はあんなにも強いのか・・・?

彼と私は何が違うのか・・・?


気付けば、私はそんな事ばかり考えてしまっていた。

今思えば、そこで彼に興味を持ち始めたのかもしれない。



そして野人が、魔王陛下と同じ「魔人」である可能性に気付いた私は、彼への興味を急速に強めていく。


野人は一体どこから来たのか?

魔人のルーツは?

魔神・・・伝承において魔人に力を与えたとされる神は実在するのか?


そして野人と出会ったこの森で、またも魔人と同じ特徴を持つ青年が現れ、私の命を救った。

その小細工抜きの圧倒的強さを見た私は、なぜ自分があんなにも野人を追い求めていたのかはっきり自覚した。

その答えは実に簡単だった。



私は魅かれていたのだ・・・彼の強さに・・・

単身で自身の何倍もある魔獣たちを制し、さらには魔竜ガリュグすら打ち倒す強さ。


私とて男だ。強い者に憧れて何が悪い。

実際に彼と戦い、その力の一端を身をもって知ったからこそ余計にだった。



そして現在、私の目の前に黒髪の青年…憧れの野人かもしれない男が立っている。

彼も私の方を見ている。

少なくとも敵意はない。先ほど助けてくれた事を見てもそれは明らか。



邪魔をするモノはいない。

とにかく話をしなければ・・・

バクバク高まる心臓を落ち着かせ、私は震える声で青年に声をかける。



「危ないところを助けていただき、感謝します。

 私はバルディウスと申す者です」



相手は命の恩人であり、憧れの野人かも知れない人物。礼を欠いてはならない。

言語が通じるのか少し不安だったが、構わず続ける事にする。



「貴方は・・・」



貴方はオッパッピーなのか?


そう問おうとして慌てて口をつぐむ。

その問いは適切ではない。

オッパッピーとは我々魔族が便宜上、勝手にそう呼んでいるにすぎない。

問い方を変えなければならない。



「貴方は、オッパッピーという言葉をご存知ですか?」




Side 御子柴 陽一




魔獣に襲われていた男性を救い、どう口止めしようか思案していたら、男性の方から声を掛けてきた。

男性はバルディウスという名前らしい。

イケメンなのはどうだっていいが、礼儀正しいのは好印象だ。

しかしその後、彼が口にした言葉が問題だった。


なんと「貴方は、オッパッピーという言葉をご存知ですか?」だ。


むしろ俺の方が聞きたい。


(なんで、あんたが『オッパッピー』なんて言葉を知ってるんだ?)


まさか、異世界の地でその言葉を聞くとは思っていなかった。

まさか以前に、俺と同じように地球から渡って来た人がいて、広めていったとか?

それとも、偶然この世界独自の意味を持つ言葉なのか?



「質問を質問で返して悪いが・・・

 なぜ、あなたがその言葉を知っている?」



俺はやや威圧的な口調で返す。

いつものように猫を被って下手には出ない。

相手はあらゆる意味で得体が知れない。

少なくとも『オッパッピー』なんて知っている時点で、俺の中では只者じゃない。

その言葉の出処だけは把握しておかねば。



「オッパッピーとは、我々魔族国に出没した謎の人物です。

 (もっとも)もその呼び名も、我々が勝手にそう呼んでいるだけの事。

 我々は彼の本名も素性も知りません」



人の呼び名だったのか・・・

それにしたって何でその呼び名なんだ?


まさか小島ヨシ○もこの世界に来ていたとか? まさかね・・・

冗談交じりで訊いてみる。



「その人物とはまさか、

 黒髪で・・・(日本人だし)

 ほぼ裸で・・・(海パンはいてるけど)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 『オッパッピー』って喋る男か?」



『どういう変態じゃ、それは・・・』



すぐさま指輪(アリビア)から、念話でツッコミが入る。

確かにそれだけ聞くと変態にしか聞こえない。


仮に本人だとしても、四六時中、海パン一丁で例の言葉を連呼しているわけではあるまい。

俺としては、あくまで冗談のつもりだった。


しかし、男性の反応は俺の予想を裏切って



「間違いないっ!!

 その人物だ!!!」



マジかよっ!?

マジで本物が!!??




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





バルディウスと名乗る青年から詳しい話を聞いたところ、全て俺の早とちりであることが判った。


件の人物はおよそ一か月前までこのガリュグの森に棲みついた野人で、森の主である黒竜(ガリュグ)および数多の魔獣を倒したらしい。


一か月前、ガリュグの生死確認のため調査部隊が森に派遣され、その時に野人と邂逅したのだそうだ。

目の前のバルディウスという男性は、その調査部隊の隊長であり、その場にいた当事者だという。

そして野人と戦闘になるも部隊は壊滅。

野人は全裸で魔獣の頭骨を頭にかぶった男だそうで、『オッパッピー』という謎の言葉を残して失踪したという。


さらに野人は魔族国にて、魔人認定を受けているらしい。

魔人とは、魔王の一族がそう呼ばれ、代々黒髪という特徴を持つ。

野人の頭髪を直接確認したわけではないが、全裸ゆえに丸見えだった陰毛から黒髪だと判断されたらしい。


(ヤバイ・・・)


ヤバイなんてもんじゃない。

なぜなら・・・


(俺じゃん!? その野人って!!)



今ようやく思い出した。

目の前のこの男性、どこかで見たことあると思っていたが、あの時、俺に喧嘩を売ってきて、返り討ちにした奴だった。

そう言えば、この世界でイケメンって、このバルディウスって男以外にまだ会った事ない気がする。

そうじゃなければ、この男の事も完全に忘れていたに違いない。


それにしても、既に魔族と邂逅していた事に気付かないとは不覚だった。

あの時は、人間だの魔族だの全く気に留めていなかったせいでもあるが。



今ここに認めよう。あの時の俺はどうかしてた。

大自然の雄大さに当てられて、色々とネジが緩んでしまっていた。

野生に染まり過ぎて、人間性を少々失っていた。


よくよく思い出してみれば、例の言葉も確かに口にした記憶はある。

特に意味などない。なんとなくノリでやってみただけだ。


まさか、それがこんな形で返って来るなんて・・・



『なんと・・・あの魔竜ガリュグを倒す者が存在するとは・・・

 しかも、このご時世に全裸の野人とは・・・

 色んな意味で恐ろしいヤツじゃな、そのオッパッピーとやらは』



アリビアには俺がガリュグを倒した事は話していない。

余計な事は口にしなくて、本当に良かったと思う。

もし話していれば、俺 = 全裸の野人 だと気付かれていただろう。

この事実は墓場まで持っていこうと強く心に決める。



「貴方は、かの野人の事を知っていらっしゃる様子でしたが・・・」



何かを勘ぐる様子で俺に問いかけてくるバルディウス。


まさか俺が野人だと疑っているのか?


知らぬ存ぜぬで通したいところだが、意図せずとはいえ野人の特徴を的確に言い当ててしまっては、今更通用しそうもない。


こうなったら全てをアドリブに任せるしかない。

要するに、なるようになれだ。



「知っているとも、なぜなら・・・」



「!? なぜなら・・・?」



俺の言葉に目を大きく開くバルディウス。



「知り合いだからだ」



「・・・・・・」



・・・あ、少し落胆したような表情をした。

野郎、やっぱり俺が野人じゃないかと期待してやがった。

これは下手を打ってボロを出すわけにはいかん。



「まあ、アイツもそう悪いヤツじゃないんだ。

 恨む気持ちも分かるが、過去の事は水に流してやってくれないか?」



自己弁護も兼ねて、遠回しに野人を追うのを諦めるよう勧めてみる事にする。

そもそもあの時、先に仕掛けてきたのはそちらだし、俺はそれを迎え撃ったに過ぎない。

恨まれる筋合いがないとは言わないが、一応は正当防衛のつもりだ。


しかし次にバルディウスの口から出た言葉は、俺の予想を斜め上に越えていた。



「恨むなど、とんでもない!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 確かに私は彼に敗れ、辱めを受けました。

 それでも、恥ずかしながら私は彼の強さに憧れています。

 だから知りたいのです、彼の事を」



(!!??)



仏だ・・・倒した後、服奪って裸に剥いたのに、恨んでないなんて・・・

それどころか憧れているだって?


俺の心がチクチク痛む。


俺はてっきり復讐のために野人を追っているのだと思っていた。

あの時は傲慢さが鼻につく奴だと思っていたが、こうして話をしてみる限り悪いヤツではないようだ。



「・・・今度、彼に会えたらよろしく伝えておこう」



苦し紛れの言葉を吐き出す。

尤もバルディウスの想いは、俺には重すぎて受け止めきれない。

彼には悪いが今後一切、野人が現われる事はない。俺が否定する限り・・・



「!? はいっ、よろしくお願いします!!」



これまた良い笑顔で答えるバルディウス。


ますます心苦しくなる俺。

これ以上、この男に付き合うのはきついので、さっさと帰らせてもらおう。



「では、俺はこのあたりで・・・・」



「待ってください、次は貴方について聞きたい!

 助けてもらったのに、私は貴方の名前すら知らない!!」



そそくさと帰ろうとする俺に、バルディウスから待ったがかかる。

そう言えばこちらはまだ名乗っていなかった。

どう名乗るべきか迷い・・・



「御子柴・・・」



姓を名乗ることにした。

ここで偽名を名乗る必要もないだろう。

普段は陽一だけで通しているからな。



「ミコシバ・・・

 ミコシバ殿ですね!」



「では、先を急ぐんで・・・

 君も気を付けて帰れ」



名乗った事だし、俺はさっさと帰らせてもらう。



「ちょっ・・・

 まだ話は終わっていません!

 貴方や野人はどこから来たのですか?

 その強さの秘密は?

 やはり魔神の存在が関係しているのですか?」



再びバルディウスから待ったがかかるが、それについては黙秘させてもらおう。


それにしても最後の「魔人の存在が関係しているのか」とは妙な言い回し方だ。気にしても仕方ないが・・・


俺としては魔人も野人も、もうたくさんだ。

しばらくは ~~~(じん)という言葉は聞きたくない。

ニンジンもしばらくは食べるの控えようかな・・・



『ヨウイチ・・・あ奴が言っておるマジンとは、おぬしが考える魔人とは違うと思うぞ』



(えっ!?)



唐突にアリビアから念話が入る。

いつの間にか思考が彼女に漏れていたのか。

気をつけなければ、下手なこと考えて 俺 = 野人 だとバレるのは御免だ。



『マジンとは、魔族の国で信仰されておる神・・・すなわち魔の神の事じゃ』



あ~~~っ! 魔の神と書いて魔神(マジン)ね!! 納得した!!!


しかし、よくそんなこと知っていたな、彼女。

やっぱり精霊というだけあって、長生きしてる分、色んな事を知っているのだろうか。



(ちなみにどういう信仰ですか?)



少し興味が湧いたので聞いてみる。



『ふむ、えぇ~~~と・・・確か・・・』



彼女の話によれば、魔神とは魔族に力を授けたとされる存在であり、魔人や黒竜(ガリュグ)は魔神の影響が特に強く、その象徴たる黒は神聖な色とされているそうだ。



(・・・本当にそんなモノが存在してるんですか?)



異世界出身の俺としてはどうにも判断がつきかねる。

ただ今の話からすれば、存在は定かではないといった感じだ。



『さあ? (わらわ)も噂でしか聞いたことがないからな。

 しかし眉唾ものなのは間違いない。

 在りもしない神をでっち上げ、信仰心を利用するなどそう珍しくもないからな。

 そういう意味では人間も魔族も実に強かな生き物じゃ』



つまり、実在の可能性は低いと・・・

いや、それよりも・・・



『しかし黒は魔神の力の象徴・・・

 眉唾ものではあるが、ヨウイチや例の野人が黒髪だと考えると、あながち嘘とも思えなくなってきたな。

 実際のところどうなのじゃ、ヨウイチ?

 実は怪しげな宗教とかに手を染めて、力を得ていたりせぬか?』



何やら失礼な妄想をしていらっしゃるが、今の俺はそれどころではなかった。


在りもしない神をでっち上げ、信仰心を利用する・・・その言葉で、俺の頭の中で何かがカチリとはまった気がした。

まるで抜けていた最後のピースが見つかって、ようやくパズルが完成できたかのような・・・



「あの・・・ミコシバ殿?」



アリビアとの念話に没頭し沈黙を続けていた俺に、バルディウスが話しかけてくる。


神様から押し付けられた難題…人間と魔族の争いを止める・・・今ならば出来そうな気がする。

元々雛型となる案はあった。

ただあまりにアホらしい上に、いまひとつパンチに欠けるため没となっていた案だが、先ほどのアリビアの言葉で、問題は全て解消された気がする。


そしてそのために必要なことは・・・



「バルディウス・・・

 魔神について知りたいと言ったな」



「!!??」



いきなりの俺の言葉にバルディウスの目の色が変わった。

今から俺は完全に真面目モード。



「もちろんだ!!

 やはり貴方は魔神について知っているのか!?」



俺が無言で頷くと、バルディウスは一層興奮で鼻息を荒くしている。

興奮のためか、口調が先ほどとは変わっている。想像以上の食いつきようだ。



「教えてもいいが・・・

 後悔することになるかもしれないぞ・・・」



一応、含みのある言葉で念を押しておく。



「後悔などしない!

 魔神について少しでも知ることができるなら!!」



バルディウスは即答した。

よくぞ言った。ならば・・・



「そこまで知りたいなら教えよう・・・魔神について・・・」



バルディウスとやら・・・俺と関わってしまったのが運の尽きだ。

本当に悪いと思うが、しばらく俺の狂言に踊らされてくれ。


本当にスマンッ!





Side 魔族青年 バルディウス





ミコシバ殿の口から語られた魔神の正体。

そしてこの世界の恐るべき真実・・・



この世界は開闢(かいびゃく)の時代より、ある存在によって影から支配・管理されているという。

その存在の名を『ダークマター』。

それこそが我々が魔神と呼ぶモノの正体らしい。


ダークマターは、高次な知的生命の誕生を目的としており、それに至るための文明の進化を模索しているという。

その方法は、生命にそれぞれ異なる特徴を植え付ける・・・すなわち種族を創り、ときに争い、ときに共存させることで文明の進化の道を観察するというものだ。


稀にパラメーターを変更・・・例えば無造作に選んだ個に力を与えて優劣を調節することがあるそうだ。

魔人や魔竜ガリュグが強大な力を持つに至ったのは、その名残らしい。


(そうだとすれば、我々は家畜・・・いや実験動物ではないか)


まさに魔族も人間もない。

ダークマタ-にとっては魔族も人間も魔獣もそれ以外も等しく実験動物。


魔族こそが万物の霊長・・・そう信じてきた我々魔族の自負や誇りは一体なんだったのか?



しかし、話はそれだけでは終わらなかった。



「この世界が・・・滅亡・・・?」



思わず漏れ出た私の言葉に頷くミコシバ殿。



ミコシバ殿が予言する世界終焉の日。

この世界は間もなく滅ぼされるという。他ならぬダークマタ-の手によって。


理由は何百年と続く魔族と人間との争い。

長く続いた戦争のせいで文明の進化が停滞しているからだという。

進化のカギは争いと共存・・・争いに偏り過ぎたため、我々の文明の進化は頭打ちになりつつあるそうだ。


進化する見込みがないと判断された文明は、初期化…すなわち強制的に原初の形に戻されるらしい。

それまで存在していた文明、そこに住む種族も、残らず滅ぼされ無に還る。

その後、新たに種族が創られ、再びダークマタ-による進化の模索が開始されるというのだ。


恐るべきことに、すでにこの世界は有史以前、ダークマターによって幾度も滅ぼされており、その度に文明が再興されてまた滅亡・・・ずっとそんな事を繰り返してきたそうだ。

そして今回も過去の例に漏れず、ダークマターに否定された我々はダークマターの手によって滅びる。


(信じられない・・・もうすぐこの世界が滅亡するだと!?

 そんなふざけた話、信じられるものか!!)


そんな一方的すぎる理由で滅ぼされるなんて、いくらなんでも馬鹿げている。



そもそも私はこんな話が聞きたかったのではない。

私はただ魔神について知りたかっただけで・・・・・・世界滅亡なんて話を聞かされても困る!

こんな話、冗談であって欲しい。



しかし、これを語るミコシバ殿の目は真剣そのもの・・・


彼は冗談など言っていない・・・私は直感的にそう悟ってしまった。

毎度のことですが、今回、陽一が狂言をやらかしました。

魔族の青年に勝手な厨二話を吹き込み、魔神フラグを樹立。


ちなみに厨二話に出てきた『ダークマター』は、天文学用語で有名なアレから。

宇宙の質量の大部分を占める見えない物質ってやつ。目に見えずとも重力で銀河構造を影で支えている・・・すなわち見えない宇宙の支配者的なイメージがあったので・・・

あと陽一の腹黒さが暗黒物質級だからというのもあります。


次の話は、かなり更新が遅れるかもしれません。

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