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やばいものを一気に見たせいか、頭がくらくらしてきた。しかし、まだやばそーなものがある。
称号だ。
さぁ見てみよう。ぽちっとね!
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称号
地獄から帰ってきたもの
試練の呪い(特大)をクリアしたものに与えられる称号。
この呪いにかかっていた間のステータスすべてを合計して、かかる前のステータスに上乗せする。
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あー…ナルホド。なんで俺のステータスがバグってたのかがわかったわ。これが原因だ。
…こえーな、あの呪い。
「失礼します。レイさま。」
あ、誰か来た。
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今ノックしてきたのは、たぶんアリアだ。アリアはうちのメイドでよく世話になっている。そして結構美人。
言ってなかったが、僕は貴族の息子だ。と、いっても三男だが。
僕の家、アーノルド家は伯爵家だ。貴族の中で三番目に力を持っている(三番目っていいのか悪いのかよくわからない)。でも三男なので特に関係ない。
「あの~、レイさま?」
「あぁ、わるいわるい。すぐ出るよ」
そういいつつ扉へ向かうと、ドアのカギを外して、外へ出る。
「レイさま。お食事の準備が整いましたので、お支度を。」
「わかった。ちょっと待っててね。」
「それでは、失礼いたします。」
といってアリアはどこかへ消えていった。
そういえば今日は僕の誕生日だった。忘れてた。
それじゃ、支度して行きますか。
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