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[漫才] ボケをやりたい男

作者: 暴れゴリラ


ツッコミ(元々ボケ)ボケ(元々ツッコミ)



2人「「はいどーもー!」」


ツッコミ「えっ?困ったなー。ボクは海外セレブでも俳優でも無いですよー」


ボケ「・・・」


ツッコミ「・・・えっ?なんでなんも言わねーの?俺が痛いやつみたいじゃん。突っ込めよー!」


ボケ「俺、思うんだけどさぁ突っ込みが突っ込まない漫才って新しく無い?全部肯定するみたいな。」


ツッコミ「それ去年のM-1の3位がもうやってた。って言うか一緒に見てたじゃねえか⁉︎」


ボケ「あーそうか。って言うかお前やっぱいいツッコミするなー!俺にはできないわー」


ツッコミ「へへありがとなって・・・お前さては、この間決めた俺がボケっていうのにまだ納得してないの?事務所の人も一緒に決めたじゃん。」


ボケ「いや、そんなことはないよ。ただ俺思うんだけどさぁ、ダブルボケ、ダブルツッコミとか良くない?漫才に新しい風吹かせてやろうぜ!」


ツッコミ「それは2010のM1チャンピオンのコンビがやってたやつ!あと新しい風とかダサいからやめろ!」


ボケ「やってたやつ!ってツッコミ!さてはお前も第七世代から取り入れたのか?やっぱりツッコミやりてえんだな。」


ツッコミ「いや、そうじゃねえだろ。しっかり台本通りやろうぜ。この間ね、僕、デートに行って来たんですよ。」


ボケ「嘘をつくなよ!」


ツッコミ「いや嘘じゃねーよ。っていま何で突っ込んだ?台本守れよ。まぁいいや。それでね、待ち合わせをお昼の12時にしたんですよ。そしたら」


ボケ「朝5時にしろよ!」


ツッコミ「早すぎるだろ!って、何で突っ込んだ?んで俺突っ込み返した?あっ!」


ボケ「やっぱりお前は天性のツッコミなんだな。しょうがない。俺がボケかー。」


ツッコミ「遮んなよ!んで舞台でパクリはもっとだめだよ。ズレ漫才は2008年のM-1.2位の人達のやつだよ!」


ボケ「お前ホントお笑いくわし〜なー。でもその言い方だとお客さんにわかりずらいじゃん。何でコンビ名言わねーの?オード・・うぷっ?」


ツッコミ「ルールがわかんねーからだよ。大人の事情で固有名詞は出したらダメかもしれないだろ?」


ボケ「ちょっと何言ってるか分からないです。」


ツッコミ「それもだ・・めではないか。ギリ言っていいワードだし、確かに意味わかんない事を俺が言ったわ。ってそこでちゃんとツッコメよ!ツッコミが!お前ぼけてしかいねえじゃん。お客さんもポカンてなるじゃねえか。」


男2「ウケてるよ!ありがとうございます。これが最高のツッコミです。僕の自慢の相方です!」


男1「あぁ、これもうネタだと思われてるのか。もういい、こんなのやってらんねえ!もういいよ!」


男2「あっ!ありがとうございましたー。」


男1「締めたんじゃねえ!」

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