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自殺論

作者: 日不見 黝

例えば高層ビルの屋上からその半身を投げ出した時、君は「死」を身近に感じるだろう。

しかし同時に、それに恐怖する自分を認知し「生」を強烈に感じることもまた確かだ。

即ち「生」と「死」の間には切り離せないジレンマが生じるのだ。


人は「死」を思う程に自身では制御することのできない本能が「生」を意識する。そこには必ず【意思<本能】という図式が生まれる。

しかし自殺は意思が本能を上回る、「生」と「死」の切り離せないジレンマから脱却できる唯一の行為なのだ。

意思が本能である「生」を抑え「死」を選択することは究極的な自己の解放であり個人の為せる最も快楽的行為なのだ。

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[一言] 少なくとも、論理的矛盾が見当たらない……
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