誰か作って下さい・2
ゲームのアイデアもどき第二弾です。
あらすじの割に短いです。
小説ではないので悪しからず。
ホラゲのアイデアもどき
ありがちな話
<大体の設定>
・舞台は、周りから隔絶された小さな廃村
・そこには、年に一度神に生贄を捧げる風習があった
<キャラクター>
主人公…10歳前後の少女。村の神殿で目覚める。記憶喪失だが、探索によって徐々に記憶を取り戻して行く。
イフリータ…主人公の姉。主人公のことを非常に可愛がっていた。
何故か生まれつき炎の魔法を使うことが出来る。
天の声(仮)…探索した場所にまつわる話をしてくれる。
<探索>
途中途中でゾンビや怨霊が襲って来る(本当は助けを求めている)。
主人公はこういった死者に対処(倒すも良し、探索や謎解きによって死者の願いを叶えて成仏してもらうも良し)しながら村で何が起こったのか解き明かしていく。
<真相>
・主人公とイフリータ(と両親)は、慎ましく平和に暮らしていた。
・しかし、主人公はある年、神への生贄に選ばれてしまう。
・主人公のことを大切にしていたイフリータは、何が何でも主人公を守ろうとしていた。
・しかし、両親は生贄を出すのを拒んで村から追放されてしまうのを恐れ、泣く泣く主人公を諦めることに決める。
・イフリータがいる時に主人公を連れ出そうとすると魔法で妨害されるため、イフリータが畑仕事に出ている間に主人公は神殿に連れて行かれた。
・その後、畑仕事から帰って来たイフリータは主人公が生贄にされてしまったと知り発狂。
・発狂したイフリータは両親を殺害。大笑いしながら村を焼き払い、住民も虐殺する。
「あははははは!!みんなみんな死んじゃえばいいんだ!!!」
・その様子を見ていた村の神(天の声)は、このままではイフリータは何もかも焼き尽くしてしまうのではないか、という恐れを抱く。
・しかし、村の神は何かに力を付与することは出来ても、直接現世に干渉することは出来なかった。
・そこで、村の神は主人公に力を与え、イフリータを止めてもらおうとする。
・だが、人の身ではとても神の力に耐えることは出来ないため、村の神は神殿に濃密な魔力を充満させて(毒ガスみたいな)、主人公を無理矢理幽霊(実体を持たない精神体)に変える。
・その際、主人公はショックで記憶喪失になってしまう。
・村の神は、主人公にイフリータを止めてもらうため、天の声として彼女の記憶を取り戻す手助けをする。
※この間イフリータは、村を取り囲んでいる森や、隣村を破壊している。
村で起こった事の顛末を知った主人公は、一体どうするのか
<エンディング>
①記憶を取り戻した主人公が覚醒、イフリータを止める。
イフリータはその後の主人公の説得により正気を取り戻し、自分のしたことに対する償いをしながら生きていく。
主人公は、正気を取り戻したイフリータを見て安堵し、成仏する。
②記憶を取り戻した主人公が覚醒、イフリータを止める。
ここまでは①と同じだが、この後主人公はイフリータに対して自分と一緒に逝かないかと誘う。
イフリータはこの誘いに応じて自殺し、主人公と共にどこかへ消えていく。
③記憶を取り戻した主人公は、自分が村人にされた仕打ち(無理矢理連れて行かれた事)や、イフリータを止めるために自分を殺した村の神を呪って覚醒。
イフリータと共に破壊の限りを尽くすようになる。
<補足・蛇足>
・イフリータも主人公も、かなりのシスコン。
・イフリータは有名なイフリートの女性形で、炎の精霊がモチーフ。
・村の神が神殿に魔力を充満させることが出来たのは、神殿はこれまで生贄にされてきた人達の想いなどが篭っていて、魔力を閉じ込めやすい場所になっていたから。
・イフリータを止める為覚醒した主人公は水の魔法を使う。
・村人や神を呪って覚醒した主人公はイフリータより強力な炎の魔法を使う。
お目汚し失礼致しました。