めされこ「あたしが特訓してあげるよ」
秋だ 運動会の季節だ
でも啓太君は走るのが苦手…
啓太「…どうしよう…運動会嫌だなあ」
啓子「男の子なんだからしっかりしなさい」
啓太「でも僕走るの遅いから」
めされこ「あたしが特訓してあげるよ」
啓太「何かいい方法でもあるの?」
めされこ「簡単だよ。人はね…命の危険を感じたら必死で走るんだよ。私が今から啓太君を殺そうとするから必死に逃げてね」
啓太「それは嫌だなあ…」
啓子「それをするのならあたしがお前を殺す」
めされこ「いやだなあ…冗談だよ。でこれが本番、これなんだかわかる?」
啓太「これは僕が大切にしてるゲームソフト」
めされこ「あたしはこれからハードオフにこのゲームを売ってビールを飲みます…必死で止めるんだね。じゃあね」
啓太「なにするんだ馬鹿死神…待て」
啓太君の宝物を持ち去って追いかけられる死神めされこ
必死で追う啓太君
運動会当日までこのやり取りは続いた
そして当日
啓太「やったあああああああああああああああ一着だ…毎日必死で走り回ったおかげだね」
啓子「よくやったね啓太」
啓太「やったよお姉ちゃん…でめされこは?」
啓子「あいつは筋肉痛で寝てる」
めされこ「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ痛い痛い 死神に肉体労働は合わないのよ」
毎日の追いかけっこで筋肉痛のめされこ
でもおかげで啓太君の脚が速くなった
たまにはいいことするんだねめされこ




