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【旧作】 Welcome into the world [俺の妹が勇者なんだが…]  作者: 真理雪
第零章【前唱】 
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002 - 異世界の勇者 -

 いつでもこんにちは、真理雪です。

 また、遅くなりました…申し訳ないです…。

 そういえば、もう8月も終わりですね早いものです。皆さんは夏を楽しめたでしょうか?こちらは仕事に追われておりました…。新米で足手まといなので余計に…。

 そっそれはさておき、今回は題名から分かるように妹側の話です。主人公が出てきません…主人公空気です…本当は入れようかどうか迷っていた話なのですが…やっぱりいれた方がいいかなと…って長々とすみません…では、どうぞ。



 “魔法世界・セレスティア”───


 この地球とは全く違う異世界はそう呼ばれていた。


 この世界には、人類と一口に言っても地球で言う人間である“人族”の他に、何種類もの種族が存在していた。

 人族よりも断然優れた能力をもつ者たち──そう、地球の小説や漫画に出てくるような空想の中だけの…否、中だけだった存在。そんな存在が我が物顔で回りを歩いている光景。何と言うかその…言い方が悪いかもしれないけど、わたしはすっごく…─── テンションが上がった!!



「エルフ! エルフがいるよ! 勇二ゆうじくん!」


「もう十分分かったよはるかちゃん…。一応、お姫様の前なんだから…大声出すのは控えようね…」


「ふふ♪ いえいえ。これくらい大丈夫ですよ。元気なことはいいことです」



 そう言って、上品に微笑むエメラルド色の美少女。

 薄緑色の綺麗な髪は腰の辺りまで伸ばされ、さらさらと揺れ動く、歩く旅に主張するその大きな胸は後ろからついてくる男子生徒たちの目を釘ずけにしていた。


「さて。それではおとっ──こほんっ。…国王様との謁見をしてもらう訳ですが、再度お聞きしますが…貴殿様方がお召しになっておられる服装はそちらの世界での正装でよろしいですね?」


 と、一輪の花のように可憐な彼女は綺麗な声を響かせてこちらに聞いてくる。地声のみでここまで声優のような真の通った声音なのは、本当に珍しい。さすがファンタジーと思わざるを得ない。


「うん、そうだよっ! そんなに珍しいのかな?」


「それはそうだと思うよ? 制服って言ってもこちらに学ランやセーラー服なんてなかなかないだろうし…。見たところ地球で言う中世ヨーロッパの様なところだから、流石に奇妙に見えるんじゃないかな」


 私の隣で歩くイケメンくんこと勇二くんが、苦笑しながらそう説明してくれる。


「そうですね…。奇妙と言うのは些か言い過ぎかもしれませんが、確かにわたくしたちにとってその服装は不思議なものに見えますね」


 そのエメラルド色の美少女たる、この世界のお姫様であるティアラさんがこちらを振り返って、その恐ろしく整った綺麗な(かんばせ)で天使のような微笑みを作る。


 何と言うか…──その何でもない仕草でも気品があると言うかオーラが違うと言うか…。何だか分からないけど!こんな人が本当にいるんだなぁ…流石、異世界のお姫様だね!と私はそんなことを染々と感じ入る。少し感動していたのは内緒です。


 まあ、それはさておき。わたしたちは今からこの国の王様に会おうとしていた。理由は単純。私たちはこの国を…いや───“この世界を救う勇者だから”らしいのだ。

 私たちはただの高校生なんだけどね。そんな凄い存在ではないよ?

 それで本当は王さまに謁見する前にこちらが用意した正装に着替えてほしかったらしいのだが。もうそれはわたしの友人が口を滑らしたことにより、着替えなくてもいいことになった。そして、今は着替えを省略し謁見の間に向かっているところなのだ。


「あれ? そういえば、亜衣(あい)麻衣(まい)がいないね? どこに行ったか分かる? 美衣みい


「…え? えーと…。亜衣ちゃんと麻衣ちゃんは一緒にあそこのエルフに耳を触らせてもらう!って言って走っていったよ?」


 と、わたしのすぐ後ろで歩いていた儚そうな美少女の美衣は私の質問に的確に答えてくれる。


「え、ホントにっ!? わたしも行きたいっ!」


「いや、本当にやめて君たち! 収拾がつかなくなるよ! 本当にやめてっ!?」


 ストッパー役の勇二くんが悲鳴をあげるが、今の彼女が聞くわけがなく、容赦なく突進していくわたし。

 いきなりですがわたしは突進ログアウトしました───




「───はぁ…何だか暴走してるな。遥ちゃん…。って、いつもどうりな暮野くれのたちは本当にどういう神経してるんだ…?」


「…うう。…えっとその…ごめんね。…亜衣ちゃんたちが迷惑かけちゃって…私がしっかりと止められればよかったんだけど…」


「え? いやいやたちばなは気にしなくていいよ。君のせいじゃないし」


「…うっうん。…ありがとう」


 少し微笑みながらお礼を言う美衣。しかし、その優しそうな微笑みは長くは続かず、すぐに表情を暗くさせる。


「…でも、遥ちゃん本当に大丈夫なのかな……? 学校に来たと思ったらこんなことに巻き込まれちゃって…。心配だな…」


「それは…そうだね。自分達には大丈夫だと言い張ってるけど…。遥ちゃんは昔から強いから。悲しくても辛くても迷惑をかけまいと話さないことが多いからね…。さっきも暴走ぎみだったような気がするし…」


 彼は眉間に皺を寄せ考え込む。橘美衣が述べた事は彼にも引っ掛かっていた事柄だった。

 腹違い(・・・)だったとはいえ、ずっと一緒だった兄が目の前で死んでしまい悲しくないはずがない。事故当時は酷く、その事故の日から部屋から一歩も出てこなくなってしまった。会いに行こうとしても会えず、気が気でない毎日が続き、今回、約一年ぶりにやっと再会できたけど…。やっぱり無理をしているように見受けられた。




「───さ、到着です。勇者様方はこちらの作法は分からないと思いますので、それは今回は構いません。わたくしが場所を指示しますので、その場所に移動をお願い致します。では、よろしいですね?──── 扉を開けます」


 彼女はついてきていたクラス全員を一瞥する。俺が代表して頷くとその大きくそして豪奢な扉を開けるよう彼女は兵士たちに促した。



「って、あれ? そういえば遥ちゃんたちがいなくね?」



 と、気づいたのと同時に、待ってー!っと後ろからの慌てたような声が響き、扉が開く音と共に駆けてくる遥たちを見て、ため息をついた勇二だった。







 ーーー







「凄い…」




 開いた扉から入り、呟いた第一声がそれだった。語彙力がないとか、ボキャブラリーが少ないとかそう言うことではなく。純粋に、簡単に、表そうとするとそれしか当てはまるものがなかったのだ。


 天に張り巡らされたステンドガラスに、人物や動物を型どったらしき大きな石像。この部屋を縦断するように敷かれている染み一つない赤色の絨毯にシャンデリアらしき綺麗な照明。そのどれもが豪奢ではあるがやり過ぎと言うわけでもなく、地味っぽくも質素でもない。その“謁見の間”はファンタジーが好きなわたしにとって胸踊るほどの迫力があった。

 特に目に引かれるのは一番大きく威圧感のあるドラゴンの石像だろう───って、ん? あれ? 何かが頭に刺さってるような…?



「遥ちゃん見とれてるのも分かるけど早く行かなきゃおいてかれるよ?」


「え? あーほんとだっ。早く行こ行こ~っ」



 と、傍らで一緒に待ってくれていたらしい美衣の手をとり、強制的に前へとずんずん進んでいく。


「…って、ちょ、ちょっと待って遥ちゃん! 私は後ろの方でいいから…」


「えっ? 何言ってるの美衣! こんなチャンス二度とないかもしれないんだよ? なので、突撃ダッシュダッシュッ!!」


「…ええっ~。ちょ、遥ちゃんっ!?」


 わたしのすぐ後ろからひゃ~!?と言う可愛らしい声が聞こえるが、わたしは皆を遠慮なく抜き去って先頭に躍り出る。


「あっ。遥ちゃん! って、何やってるんだ…」


「隠れようとしてた美衣を連行してきたんだよ!」


「うう…連れてこられました…」


「………まあ、いいけど。あんまり目立つようなことは避けてね…。後、暮野たちもね」


 クラスメイトに紛れ「ギクッ!」「バレた!?」と二通りの反応を示す分かりやすい少女が二人。


「鎌かけただけだったんだけど…何かやろうとしてたのか…」


 はぁ…と何度目かのため息をつきながら肩を落とす勇二くん。それを見ながら私は考える。


 うーん…毎度毎度亜衣たちがあれだから勇二くんが疲れちゃってるね…。あーここは一つ私がガツンと言ってあげよう!


「亜衣、麻衣! 勇二くんがつっこみ疲れてるでしょ! 少しは自重しなさい!」


了解イエスマム!」


了解イエッサー!」


「君が言うんだね…」


 わたしたちは自分達の境遇をほったらかしにしながら、いつも通りに戯れている。と、前の方からくっくっく…と圧し殺したような声が聞こえてきた。


「…ああ、すまぬな。いやなに、なかなかに面白い奴等ではないか今回の勇者とやらは…。なあ、そう思わんかジルよ」


「私としては苛立たしいだけなのですが。少しは自重してほしいですね。しかし、主様がそう仰るならそうしておきましょう」


 と、大きな玉座に座っている白髪と同じ色の髭を少しはやした強面な男性とその隣に控えている少し赤みがかった長髪の美人な女性がこちらを見ながらそう話していた。特に赤毛の女性の方は私たちを鋭く睨み付けながらこちらの様子を窺っている。


「さて、こちらがおと…こほんっ──この国の王である“グランツ・モーント・アタランテ”様でございます」


「ふむ。ティアラよ別にいつものようにお父様と呼んでも良いのだぞ? 正式なものでもないからな。もう少し肩の力を抜け」


「で、ですがお父様──あっ」


「それでよい。さて、では早速本題に入ろうか勇者殿も待ちくたびれただろう」


 そう言い強面な男性、国王“グランツ・モーント・アタランテ”はこちら全員を見回し、そして…話を切り出した。



「まずは──我が娘の召喚に応じてくれてありがとう、礼を言う。そして、いきなり有無も言わせず、こちらの世界に呼んでしまったこと。本当に申し訳ない」


「え? あ、いやいや! そんな頭を下げないでください!」


 まさか一国の王がじきじきに頭を下げてくるなんて思っても見なかった。いつの間にかこのクラスの代表みたいな位置にいる勇二くんが慌てながらもそれを止めに入る。


「ふむ…。そうか…分かった。では、話をもとに戻そう。勇者殿にはこの国…いやこの世界を救ってもらいたいのだ。無論、こちらからは必要なものは全て出そう。そして、この国での生活も保証しよう。戦の先陣にたってもらうことになってしまうが…それの強制はしない。するところもあるようだがな。戦わない者も同様にこの国の生活は保証しよう」


 私たち一人一人を見ながら、国王は威厳たっぷりにそう話していく。



「───先に確認したいことがあります」



 しかしそこで、その話を途中で止めさせた者がいた。


「ふむ。言ってみよ」


 少しも嫌な顔をせずに聞き返してくる国王。かわりにその隣で控えていた女性がこちらを睨む。国王様やお姫様からは感じなかったのだが、なにやら兵士さんからの当たりが強い。この女性だけなのかはたまた兵士たち皆の総意なのか…。分からないことだらけだ。今考えても意味はないかな?



「俺たちはもとの世界に戻れるのですか?」



 そんな女性からの睨みを意に介さず、勇二くんは国王の目をまっすぐに見つめて言葉を返す。彼が口にしたのは、皆不安に思っているであろう事柄だった。



「ふっ…そうか。やはり気になるか…───良かろう」


 うむ。となにやら分けありそうに頷きながら国王は口を開こうとするが───


「──お待ちください主様! それは議会で言わないことになったのではっ?」


「ふんっ。あれはあやつらが勝手に言い出したことだ。私は同意した覚えはないぞ」


「た、確かにそうですが…。言ってしまったら後が…」


「ああ、確かに面倒だな。だがな、こやつらはこんな知らない場所にいきなり召喚されたのだ。不安にならない筈がないだろう。それに何も説明せずともここまでついて来てくれたのだ。何も言わずな。面倒というそんな言葉だけで言わないことは不公平だろう。私は卑怯ものにはなりたくないのでな」


 国王様から諌められた彼女は分かりました…と、渋々下がっていった。

 それに世話をかけるな…と、呟きながら国王は隣の女性に向けていた目線をこちらへと変え、そして二の句を繋いだ。


「そうだな。君たちの質問に答えよう。…結論から言えば君たちはもとの世界に帰ることができるだろう」


「…それは本当ですか?」


「そうだ。嘘は言わん」


 その答えを聞き、安心感に包まれるクラスの面々…。そこかしこからよかった~と言う呟きが聞こえてくる。

 やはり皆。口にはしなかったが、心のなかでは不安だったのだろう。


 このクラスの皆は優しいから…。それを口にしたら皆不安になると思ってたんじゃないかな。


「そうだな…ティアラよ。私はそこまで召喚術は詳しくない。お前が説明してやってくれ」


「わたくしですか?…そうですねお父様は戦闘術の方が主流ですものね。分かりました。ご説明いたしますね勇者様方」


 それでは、と彼女は肩にかかった艶やかなエメラルドの髪を優雅に払いながらこちらを向き、その血色のよい唇を開く。


「勇者様方を召喚した術…魔法は二つ存在します。一つが通常の“勇者召喚”。そして、もう一つが今回発動させ皆様をこちらに召喚した“大規模勇者召喚”です」


「大規模…ですか…?」


「はい、そうです。通常の勇者召喚では、召喚できるのが一人が限界ですが、大規模勇者召喚は一度に複数もの勇者様方を召喚できるのです。そして、それを逆転させた“帰還の儀”と言われている魔法も同時に存在し、それを使えば皆様はもとの世界に戻ることができるでしょう」


「なるほど…。ですが、本当に戻れるのですか? そもそもそれを使ったことがあるのですか?」


「それは…」


 勇二くんは真剣な眼差しでそう聞く。その少しきつく発された言葉に少したじろぐ彼女だったが。


「正直に言いましょう。申し訳ありませんが、わたくしは一度も使用したことはありません。なので、現状ちゃんと発動出来るかは不確かです。ですが、勇者召喚は成功した為、“帰還の儀”も成功する筈です。帰還の儀は勇者召喚を逆転させたもの、召喚が成功すれば、自ずと確証は得られます。それに──これで不安も払拭できるとは思いませんが、大昔に勇者召喚でこの世界を訪れた勇者は存在します。そして、帰還の儀でもとの世界に戻ったと言う記述もちゃんと書物で存在しています」


 少しあやふやな所はある。しかし、彼女は少しも目を離さずに説明し、そしてそのサファイアのような瞳には真剣さと必死さが見え隠れしており、嘘や冗談で言っていないと言うことは皆分かったようだった。


「そうですか…分かりました。わざわざ説明してもらいありがとうございます。全てではありませんが皆不安は薄れたと思います」


「それはよかったです。ですが…──私事ですが…無闇に帰還の儀を使いたくはないのです」


 微笑んでいた彼女は少し表情を暗くさせながら言う。


「え? な、なんで?」


 その言葉についわたしは咄嗟に声を出してしまった。

 彼女は意を決したように頷くと、わたしたち全てを見回してから話し出す。



「それは…──“勇者召喚”と“帰還の儀”には多大な費用と時間がかかるからです。わたくしたちは勇者を召喚するこの日のためにずっと準備してきました。沢山の素材も必要でしたし、それを集めるためにわたくしたちもこの国の騎士たちも…そして国民たちも努力をつとめてまいりました。それらを集めるために4年、そして勇者様を召喚するための魔方陣を書くために3年…。帰還の儀も同様にこれくらいはかかります…。何故私たちはこれだけのことをするのか?と思われるかもしれませんが、私たちはもうこの手しか残されていなかったのです…。できることなら、これは全てが終わったときに使いたい。お願いです!勇者様方っ!!無理を承知でお願い致しますっ。────わたくしたちを…この国を…この世界を…助けるために、救うためにっ! お力をお貸していただけないでしょうかっ? どうか、どうか…お願いいたします…っ」




 彼女は必死に言葉を紡ぐ。彼女のこの言葉は決して演技ではない。本物の悲痛と必死さが籠っているものだった。王女様は一頻り言い終わると頭を下げ、それと同じように国王様も、この時だけは赤髪の女性も頭を下げていた。


「ど、どうすれば……」


 今のこの状況に流石の勇二くんも戸惑っており、どうすればいいかわからない様子。なら──と、わたしは思い付いたことを口に出す。


「それじゃ…。少しわたしたちに考える時間をもらえないかな? この世界に残るにしても帰るにしても、話し合う時間が必要だと思うから」


「そうか…。確かにそうだな…そこまで時間はやることが出来ないが…。──1日…そのくらいならやることができるだろう」


 わたしの出した提案にすぐに承諾してくれる国王様。自分の人生が左右される選択だ、彼もその重要性は承知の上なのだろう。


「分かりました。それで十分です。ありがとうございます。それと、遥ちゃんも…ありがとう」


「ううん? 別にわたしはなにもしてないよー」


 何故か勇二くんがこちらにお礼を言ってくるが、自分はたいしたことしてない。だだ思い付いたことを言っただけ。頑張っているのは勇二くんの方なのだ。


「では、そうだな。今日はゆっくりと休むがよい若き勇者たちよ。──後のことは任せたぞ。ティアラ、ジル」


「分かりました。お父様」


「承知しました」


 そうして…わたしたちの初めての謁見は終わりを告げた。って、言っても明日に繰り越しただけなんだけどね。




 どうでしたでしょうか?

 本当はまだ話が続くのですが…長くなるのでこの辺で一旦切ります。次回も妹側の話になります。ってこの話の続きですね。

 一気にキャラが増えた気がしないでもないですね…この話が終わったら暫定的ですが人物紹介でも投稿します。

 あ、そういえばこの話で出た口を滑らした子は誰かそれはご想像にお任せします。たぶん、それであってると思うので。

 感想、アドバイス気になったこと何でもお待ちしております、よかったらお願いしますね。次回もよろしくお願いします。では、また会いましょう。



 2020/4/30 書き直し

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