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【旧作】 Welcome into the world [俺の妹が勇者なんだが…]  作者: 真理雪
第三章【シスターズサイド・消滅都市編】
47/77

040 ― 王都の勇者たち 2 ―

 こんにちは、真理雪です。


 再開から一週間。感想やコメントを送ってくださり、本当にありがとうございます。反応など返ってこないだろうと思っていたので、予想外ながらも凄く嬉しく感じております。


 一応、反応をくれた方々には全て返させて貰いましたが、アクセス数を見る限り、もっと多くの人が見てくれているんだなぁとしみじみと感じさせられました。


 これからも気合いを入れて精一杯書かせてもらおうと思いますので、変わらずお付き合いくださると凄く嬉しいです。


 ながながと失礼しました。では、どうぞ~。



「……ええっと…」


 遥は少し困惑しながらも彼女の後ろに着いて歩を進めていた。


 両隣には護衛の兵士が二歩ぐらいの間を開けて同じぐらいのスピードで着いて来ている。

 遥は視線を彷徨わし、最終的に目の前に映る新緑の髪を持つ彼女の後ろ姿を追うことにした。


 コツコツとリズムよく刻む足音とともにガチャガチャと両隣から聞こえる金属が動き擦れる音。


 彼女はアリアたちがいた部屋を出てから、朗らかな笑みを見せながらも、何も語らなかった。何の理由で、何故私なのか。遥は気にはなったが、威圧感…と言えばいいのか、それとも緊張感からなのか。その沈黙に負け、戸惑いながらも遥はとにかく着いていくことを選んだ。

 長い廊下を歩きながら遥はその沈黙に耐え、とにかく歩みを進める。


 


 そこは奥まった場所にあった。日当たりの良い廊下をいくつか通り抜け、明かりが入り辛くなった場所。


 それは見上げるほど大きく、重厚そうで、年季のはいった扉だった。分厚い木の板で作られた観音開きの扉は一切向こう側へは進ませないと威圧感を感じさせるほど堂々と佇んでいる。謁見の間の扉も相当大きかったが、それに勝るとも劣るとも言えず、一切修飾がないことから“頑丈さ”を一際重視したものだと窺えた。


 王女様は兵士たちに目配せすると、彼らは颯爽と動きだし、大きな扉を軋ませながら解放させる。


「では、いきましょう。ハルカ様」


「え、あ。はいっ」


 唐突に声を掛けられ、驚く遥。その様子を見てクスッと少し表情を崩す王女様。

 遥は込み上げてくる恥ずかしさを押し殺しながら、彼女を追って扉を潜った。






 ーーー






 ────ギィィイイイ……バタンッ。





 後で重い扉が閉まる音がする。


 


「申し訳ありません…。ハルカ様」


「へっ?」



 薄暗い暗闇の中、宝石のようなランプが壁に一定間隔で吊り下げられ、その仄かな光が二人の影を揺らしていた。

 

 王女様は扉がしまった後、二人っきりになったところで、整った眉をひそめながらポツリとそう呟いた。


「ここまで何も説明せず、申し訳ありません。これはわたくしたち──王家の秘匿事項に関わる内容でしたので、無闇に外では口に出せないのです」


 そう言って彼女は頭を下げ、遥へ謝罪する。遥は思いもよならない低姿勢に面食らい、慌てて両手を振りながら返事を返した。


「ええっ? そんな頭を下げないでくださいっ。そ、そうですよねっ。王女様なんですし言えないことぐらいありますよねっ。私は全然大丈夫ですからっ」


「…お優しいですね。ハルカ様の世界の方々は皆こうなのでしょうか。さぞ、優しく平和な世界なのでしょう。わたくしたちも見習いたいところです」


「…ええっと。うーん、それは…どうなんだろ…?」


 遥が答えに窮している間に王女様は案内を再開し、ランプに照らされた階段へと足を向けた。


 それは地下へと続く階段で、二人の足音が寂しく響き反響する。


「この先は王家が代々伝えてきた宝物庫なのです。遺跡で見つかった貴重な遺物や強力な刀剣類、防具や装備品、その他多くのものがここに納められています」


「へぇ~」


 なるほど、だからあれだけ厳重な扉だったんだと、遥は納得しながらふと気になったことを聞く。


「えっと。なぜ私を…ここに?」


「それは───ハルカ様にお渡ししたいものがここにあるからです」


 そこへ着いたのは彼女がそう述べたのと同時だった。

 そこは広い空間、壁に窓はなく、ファンタジックな宝石型のランプが辺りをオレンジ色に照らし、暖かな雰囲気を見せる反面、頑丈そうな作りの石壁や一定間隔で並ぶ金属製の棚やラックなどが冷たい空気を醸し出して寂しい気分にさせる。が、倉庫でありがちな埃やカビ臭さがほとんどないところを見ると掃除はどうやら行き届いているようだ。


 遥は辺りを見回して彼女が言ったことが確かだったことを再確認する。

 そこには多くの種類、いろんな形状のものが置かれ、一目見ただけで分かるものもあれば一見しただけでは分からないものもたくさんあった。


「うわぁー…すごい…」


 遥は目をキラキラさせてそれらを眺める。何を隠そう遥はこういうファンタジックなものが好きだった。特に魔法関連のものは大好きである。


「ハルカ様。見ることは構いませんが、触れるのはご遠慮下さいね。まだ調査段階のものがほとんどですので、無闇に触るのは危険でございますから」


「あっ。ご、ごめんなさい」


 遥は触れようとしていた手をさっと戻し、慌てて謝る。それに彼女は優しい笑みを返し、言葉を続ける。


「さ。ハルカ様、もうすぐでございます」



 そういって王女様は先導するように前へ進む。



「──そういえば、ハルカ様。ここにはもう一人お呼びしている御方がいらっしゃるのです」


「もう一人?」


「あ、勇者様方のことではありませんよ? ここでこの遺物を研究しその魔法や魔術を探求している御方のことです」


「へ~そんな人が。魔法の研究者さんってことかな」


「…そう…ですね。敷き詰めると少し違うらしいのですが、そう取ってもらっても構いません」


 少し歯切れが悪い言い方をする王女様だったが、それ以上聞いたところで意味がなさそうだったので追及は避けることにした。



「ええと…。ここで待ってくれている筈なのですが…」



 彼女はキョロキョロと辺りを見回し、視線を彷徨わせる。恐らくこの辺りでその人物と待ち合わせでもしていたのだろう。

 王女様は少し困った顔で手のひらを頬に当てる仕草をする。

 

 この辺りは大きなものがたくさん安置してあり、埃が被らないようにかその上に布が覆い被さっている。入ってきた入り口近くよりも暗い雰囲気のこの場所は目をよく凝らさないと見えないほどだった。


「ん~…───…ん??」


 遥はふと視界の端で動いた何かへ目を向ける。もぞもぞと掛け布が内側から動いているように見えたのだ。それを遥は首をかしげて見ていると────






「───やあ、待っていたよ」



「きゃぁぁぁっっ━━━━━っっ!!!!」






 目の前の布が突如はだけ、ヌッと見知らぬ顔が出てきたのだ。

 これには遥も驚く。盛大に悲鳴を上げた彼女はその顔につい…()を入れてしまった。




「───ぶっっ!!?」



「は、ハルカ様っ!?」



「───はっ!? わわっご、ごめんなさいー!」




 そこには殴られ大の字で倒れ伏す一人の男性がいた。


「よ…よいパンチだ…」


 と、よれよれになりながら彼は鼻を押さえてどうにか立ち上がる。いくらか鼻血も出ているようで、彼の言うように威力は申し分ないものだったのだろう。

 遥はそれに動揺しわたわたと慌てるが、王女様は慣れた手つきで彼に近づき、右手を顔に近づけた。


「動かないでください、マリク様。治療致します」


「ああ、いつもすまないね」


 王女様の手のひらから薄い緑色の光が仄かに輝き出す。初めてちゃんと自身の目で見る魔法の光は美しくも儚く、それでいて優しい色を醸し出す。

 機械から発光された光源とはまた違う。生きた光。命の光。それが今、遥の目の前にあるものだった。

 遥は自身の殴った右手の痛さも忘れ、それに見いってしまった。


「さすが、王女様の回復魔術だ。恐ろしい(・・・・)ほどの回復力だね」


「それは誉め言葉でしょうか?」


「それ以外にないだろう?」


 じっと見つめ合う男性と王女様。それはロマンスとか言う生易しいものではなく、どこかギスギスしていて、どちらも笑顔だが睨み合っているのとそう変わらなように見える。



 (あれっ? 雲行きが怪しくない?)



 良い雰囲気だったのが一転。なにやら緊張感が漂う二人に、冷や汗が頬を伝う感覚がした。


「ふぅ…。貴方様と言い合っている時間はありません。案内をお願いできますか?」


「ああ、そうだったね。僕も早くこの目で見てみたいからね。案内しよう。自己紹介は歩きながらでも出来るからね」


 そういうと男性は先頭に立ち、二人を先導するように歩き出す。

 それを見て遥はほっと胸を撫で下ろした。喧嘩の仲裁ほどめんどくさいものはない。あの温厚そうな王女様も怒ることはあるんだなと、人知れず失礼なことを考えながら遥も彼らについて歩を進めた。



 この人物は30~40ぐらいのぱっと見は優しそうな男性だった。研究者だからか細めの体格に紺色のローブを纏い、左目にモノクルを付けているのが特徴。

 名前はマリクと言い、名字はないらしい。貧しい平民の出で、頭脳一つでここまでなり上がってきた超エリートらしいのだ。

 まさしく天才。と、呼んでもいい彼だったが、馬鹿と天才は紙一重とも言われている。


「…あの。マリクさんはなんであそこに隠れていたんですか?」


「ん? 別に隠れてはいなかったのだがね。僕は宝具と寝るのが日課なのだよ。あの硬い質感と冷たい表面。年代物の埃臭さは僕に落ち着きを与えてくれる。何故皆それに気がつかないのだろうね。あれに君も一度抱きついてみたまえ。よさが分かるだろう」


「……遠慮しておきます」


 遥はこの時、この人とは仲良くなれそうもないなとはっきりと悟ったのだった。



 棚が立ち並ぶ通路を抜け、奥へと続いていく道を行く三人。すると、三人の前に大きな台座が鎮座する区画へと辿り着いた。


「あれ…これって…」


 台座の上に置かれている一本の剣。両刃の白き剣。それに遥は見覚えがあった。


 ───忘れもしない。いや、一生忘れることはない出来事。自分や友達を助けてくれた剣であった。



「さあ、ハルカ様。手にお取りください」


「ええ"っ? 私ですか!?」


 王女様の言葉に遥は驚いて目をみはる。


「なにを驚く必要がある。君が使ったのだろう? この───聖剣(・・)を」


「……聖剣。それって…」


 遥はごくっと唾を呑み込み、そう返す。


「この(つるぎ)の名前は…“聖剣・エクスカリバー”。一千年前、異世界の勇者が振るい、魔王を打ち倒した剣。それがこの目の前にあるものの正体です」


 彼女の問いに答えたのは王女様だった。その静かな口調にはいくらか押さえきれていない感情が見え隠れしている。

 王女様はその台座に近づき、少し重そうにしながらも両手で持ち上げてこちらに振り向く。


「ハルカ様。…貴女様はこの聖剣に選ばれたのです。これを使えたのが何よりもの証拠。わたくしはこの力を貴女様に託したいと思います」


 しっかりと見据えたそのエメラルドの瞳は計り知れないほどの熱意と決意と覚悟がありありと見てとれる。遥は予想だにしなかった出来事に呆然となるが、すぐに我に帰ってこう口にした。


「なんで、私なんですか?」


「それは、何故聖剣に選ばれたのか、ということでしょうか?」


「は、はい」


 遥の問いに王女様は一拍置いてからはっきりとこう答える。


「───恐らく諦めなかったからでしょう」


「…へ? 諦めなかった…?」


「はい。あの絶望的な戦いの中、一人残されたに関わらず、ハルカ様の諦めたくない心がこの剣を呼び覚ましたのではないでしょうか」


 王女様は優しい笑みを作り、彼女を見つめる。それに面食らった遥は気まずそうに視線を逸らし、口を開いた。


「そんな…そんなことで選ばれるんですか…? なら、あの場にいた誰でも良かった筈です。あそこではまだ誰も諦めていなかった」


 遥の脳裏にはあの激動の光景が甦っていた。あの鮮烈で残酷な風景は一生忘れることない記憶である。ありったけの声で叫ぶ勇二や押さえつけられながらも睨み付ける三人娘、無理だと分かっていながらも立ち向かう女騎士、自分の体力の最後の一滴まで皆を守り抜こうとした王女様…。


 皆、みんな、抗おうとしていた筈だ。なのに───


「私…なんですか」 


 彼女は手を握りしめ、そう言葉を絞り出した。

 遥はただ目の前にあったものにすがり付いただけだ。力のない自分自身では、何も変えることができない。そんな無力感に苛まれながらも、ただあの状況を変えるためだけにそれに手を伸ばした。ただそれだけのことだったのだ。


「そうですね。諦めていなかったのは皆様も同じでしょう。本当に彼らは果敢で勇気のある方々です。ですが、貴女様はそれだけではなかった───」


 王女様はそこで言葉を切り、両手で抱える白き剣を見た。


「この剣は人の記憶に触れることができると言われています。そしてその人の意思や思いによって力が変わることもあるそうです」


「…記憶に触れる?」


「はい。…貴女様は一度大切な人を亡くされていますね。───その心の内に秘めた悲しみが聖剣を目覚めさせたのでしょう」


 そう言った王女様は真っ直ぐな瞳で遥を見つめる。遥は言い当てられた驚きで目を見開き、そして目を伏せる。



 (…お兄ちゃん)


 と、心の中で呟いた。



 吹っ切れることなんで出来やしなかった。一年前のあの出来事は今でも忘れることは出来ない。


 目の前で起きた惨事。大事なものがまさに今、消えていく瞬間をこの目で見た。見てしまった。


 それからというもの両親や勇二くんや美衣や亜衣や麻衣たち…家族や友達を心配させながら私は部屋にずっと閉じ籠っていた。ただ無作為に消費するだけの日々。


 ずっと塞ぎ混んで、もう外に出たくないと身勝手な理由をこじつけて、見たくない現実から目を背けていた。

 お兄ちゃんの葬式にすら参列せず、ひたすら泣きながら見たくないものを拒絶してきた。

 


 (……その悲しみが聖剣を…呼び覚ました?───違うでしょ…)



 遥は思った。これは兄が最後に残したものではないのか、と。あの交通事故で助けられて…そして、ここでも私を助けてくれたのだ。遥にはその考えの方がしっくり来るように思えた。

 そうして、黙っていた彼女は悩みながらも言葉を絞り出す。



「私は───勇者になんてなれません」


「…ハルカ様」



 遥はぽつりと呟いた。それを聞いた王女様は悲しそうな表情をする。それに構わず彼女は続ける。


「ですが、友達を守りたいです。それに、優しくしてくれたアリア師匠や王女様や国王様たちも…私は助けたいです。この世界に危機が迫っていること、それも見て見ぬふりなんて私には出来ません。だから───」


 

 遥は顔を上げる。背けていた瞳を、王女様をしっかりと見つめ返す。



「───力があるなら、私はそれを使いたい。世界のためとかそんな崇高な理由じゃありません。これはただ私の個人的な理由です。それでもいいなら、私はその剣を振るいましょう」




 そう彼女は言葉を締めくくった。

 決意と覚悟、その二つの意志がその瞳に宿っていた。


 少々の沈黙の末、口火を切ったのは王女様の方だった。

 

「分かりました。それでは、この聖剣はハルカ様に託しましょう」


 静かな口調で彼女は言う。


「…いいんですか?」


「はい。もともと、この聖剣は選ばれた者にしか振るえない武器です。使えないと拒まれてしまえばそれまででしたが、ハルカ様は受け取ってくれる選択をしてくれました。それがわたくしたちにとって何よりもの救いなのです」


 いつもの優しい笑みをその美貌に湛え王女様はさあ、と剣の柄をこちらへ向けて差し出してくる。遥はそれを改めて見つめてから、一度深呼吸し、そして剣を受け取った。その瞬間───



 どこからともなく風が吹き、聖剣が光輝く。優しい風が遥の肌を撫でていく。


 『白亜の剣』だった“聖剣・エクスカリバー”は息を吹き返したように瞬時に色づいて鮮やかな青に染まっていく。


 人によって力が変わる。それが聖剣である。この剣は遥に使いやすいように姿を変え、使い手の意思を反映する能力をも兼ね備えていた。


「…え? こ、これは…」


「あらあら…? 珍しい形でございますね」


「ほう、興味深い…」


 三者三様に反応はバラバラだったが、驚いたものは同じ。

 聖剣がとったその姿は、片刃の曲刀、鉄を重ね合わせた綺麗な刃文を描く鋭利な刃。それは、真剣と呼ばれるもの。持ち手の柄からは異世界感独特の雰囲気を醸し出しているが、その剣身はどう見ても────



「…刀だ…よね…」



 “青い刀”。強いて言うならそうなるだろうか。細くとも鋭利さに特化した刃は見た目以上の強度を誇り、切り裂くことを前提とした反りは軽さと相まって一層鋭さを増す要因となる。


「…そっか、そうだよね」


 遥はどこか納得したように呟き、小さく笑みを浮かべた。


 兄と鍛練した日々は本当に楽しかった。突然辞めてしまったけれど、お互い切磋琢磨した日々は錆びることのない大切な思い出だ。


 妙にしっくりくる柄の質感、ずっしりと重みを感じながらも、振るうことに阻害感を感じないほどのちょうど良い重量。

 まさに“遥専用”の剣。そう言われても遜色ないもの、いや…実際にそういうことなのだろう。






「───力を…貸してもらうね」






 ぽつりと、彼女は言った。その言葉は誰に向けてのものなのか。それは、彼女自身しか分からない。しかし、何かを決めた眼差しがその剣をじっと見据えていたのは確かだった。



 こうして───遥は聖剣に選ばれ、大切な友達を守り、ひいてはこの世界を救う。険しく厳しい道へと一歩を踏み出したのだった。




 はい、今月はここまでです…恐らく。調子が良ければ出すかもしれませんが。


 以下、語句説明。

『語句説明』

・“迷宮(ラビリンス)化”ー歪な建造物や古い都市など、人の手が全く入らない場所に魔力が溜まり、空間が捻れて出来る現象のこと。似たような言葉で迷路(メイズ)化というものがあるが、それはもっと規模が小さいものを指す。



 気になることや、矛盾点、誤字脱字などありましたら一言くれると凄く助かります。


 今回も見てくれてありがとうございました。この調子で妹サイドも駆け抜けて行ければ良いのですが…。仕事も忙しくなってきたのでそうも言ってられない気もします…。どうなることやら。自分のことながら本当に良く分からないです(白目)。

 予定的には出発するまでにまだ二話ぐらい差し込みたいところ…。まだ出発しないんかいとか言わないでください(涙目)。予定ですから予定…。


 こほんっ。では、また機会がありましたらお会いしましょう!

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