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プロフィール〈Ⅲ〉

　いろいろ追加と書き方を変更しています。

◆キュレア〈神獣キュウビ〉

　この物語の主人公。

　魔法世界セレスティアの神獣で上級神、そしてこの世界唯一の調律者。

　見た目は日の光を一本一本跳ね返すような美しく質のよい金色の髪でそれを腰まで伸ばしており、髪と同色の頭でぴょこぴょこしている狐の耳と九本の尻尾を持つ。身体のところどころに赤色の紋様が描かれており、それが神聖さを一層高めている。少し幼さが残る顔立ちだが少しつり上がった紅の瞳とスッと通った鼻筋に健康そうな桃色の唇……一つ一つのパーツ全てが整っており、王女様と同じぐらい…いや…それ以上に美しく可愛い存在であり、まさしく絶世の美少女と言われるほどの美貌である。因みにキュウビ自身はまだこの身体に慣れていないのかあまり自分自身を見ないようにしている節がある。

　胸は身体に合ったバランスのよい大きさでキュウビ的には邪魔だから小さい方がよかったと思っている。

　いつも奇妙な改造巫女服を着ているがキュウビに合わせて作られたものらしく凄く似合っている。

　いつも紅い刀を持っており、よく創造神（ユノ）に突き刺す。

　一応、年齢は14歳としている。

　実は油揚げが大好き。

　旅に出る際に目立つキュウビの特徴である“金色(こんじき)”と“赤の刻印”は、前者は薄茶色に後者は透明に魔法で変えてある。

　実は方向音痴。

[得意属性]　“無”、風　(一部の上位属性以外全て使用可能。ここではキュレアが良く使う属性を記載)

[種族]　獣人・狐族（神獣）

[武装]　《神威刀》紅桜(くれざくら)　

[服装]　天意の巫女装束(創造神の加護)、深緑色の外套

[特徴]　腰まである長い薄茶色の髪、先に行くほど濃い色になっている。狐耳と尻尾も同色。元々は金色。紅の瞳。

◆美凪彼方（みなぎかなた）

　ある世界の地球と言われる星に存在する日本という国で事故死してしまった男子高校生。その魂はなんの因果かキュウビと言われる存在に変わり、異世界で生きながらえていた。

　何でもそつなくこなす器量のいい妹が一人おり、大切な存在だと思っている。

　中学生のころ剣道をやっていたが兄を追いかけてやって来た妹に追い越されてしまい辞めてしまった過去がある。その為キュウビの戦い方は万能な妹に勝つために試行錯誤した刀術の影響をもろに受けている。刀を投擲してしまうのもその為である。

　親が共働きであったため家事はいつも自分でやっていた。その為、料理は得意だったりする。しかし、勉強は微妙。

[得意属性]　？？？

[種族]　？？？

[武装]　？？？

[服装]　学ラン？

[特徴]　少し長めの黒髪。瞳の色は青。

◆創造神=ユノ

　彼方を転生させた張本人。神とは思えない容姿をしている少女。金髪で所々カールした長い髪そして、睫毛が長くやたらぱっちりとした目元…美少女ではあるがまさかのギャルであった。おちゃらけた口調はよくキュウビ(かなた)を苛立たせている。

　今は“降天球”を探すため、エルフの国にいるらしいが…？

[得意属性]　－－－

[種族]　創造神？

[服装]　どこかの制服っぽい服

[特徴]　カールさせた腰まである金髪をツーサイドアップにしている。長い睫毛、ぱっちりした眼、腕や足、耳にとアクセサリーがついており目立つ特徴だらけ。瞳の色は臙脂色。

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　アルテミス王国 side

　　登場人物

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◆美凪遥（みなぎはるか）

　大規模勇者召喚で呼ばれた、地球の女子高生。

　彼方の腹違いの妹で同年代。一緒の高校に通っていた。

　彼方と違い運動神経がよく、勉学もよくでき、そして母親に似たのか整った顔立ちで艶やかな黒髪を肩まで流したなかなかに発育のいい美少女であった。彼方には内緒にしていたが何度も告白された経験があるらしい。

　明るい性格で友達思いでありそして、お兄ちゃん大好きっ子。

　ファンタジーものが大好きで特にケモミミや獣の尻尾つきには目がない。

　魔族の襲撃でたまたま手に取ったことよって聖剣を授けられることとなった。聖剣に選ばれし勇者。

[得意属性]　水、風

[種族]　人族

[武装]　《聖剣》エクスカリバー　(打刀形態)

[服装]　セーラー服、レザーアーマー

[特徴]　艶やかな黒髪を肩まで伸ばしたナチュラルセミロング。瞳の色は明るい青色。

◆霧崎勇二（きりさきゆうじ）

　遥と一緒に召喚された少年。イケメンで何でもできる天才。しかし、それに歯牙にもかけず思いやりがある優しい少年である。なので、凄くモテる。彼方とは腐れ縁で小さい頃からの悪友。彼方の家によく遊びに行っていたので遥とも顔見知りで仲がよく、学校でも付き合っているか？と思われているらしい。

　部活は珍しい薙刀部で、全国大会にまで出場した実力の持ち主。その部の部長を好いていたとかなんとか。

[得意属性]　火

[種族]　人族

[武装]　王国騎士団の槍

[服装]　学ラン、レザーアーマー

[特徴]　天然の茶髪。瞳の色は緑色。

◆ティアラ・フィオーレ・アタランテ

　勇者召喚を発動させたエメラルド色の美少女。王都の第一王女で王国の聖花（リュミエール）と呼ばれるほどの有名人。過去最高の“聖属性”と“風属性”の持ち主で世にも珍しい上位属性との“二つ持ち(ダブル)”。容姿端麗な美貌を持ち、清流のように涼やかな新緑色の長い髪と宝石の様な瞳、サクランボのような唇、誰もが羨むようなボディーライン、年齢は17でまだまだ未成年だが容姿はすでに絶世の美女のそれであった。

　性格は穏やかな性格でなんでもこなせる天才肌。戦いは好まないが、武術もそれなりにでき、座学が得意。良く書庫に籠って静かに読書に更けるのが彼女の趣味。

　二歳下の妹がおり、溺愛している。

　可愛いもの（人でも動物でも可）が大好き。

[得意属性]　風、［神聖］

[種族]　人族

[武装]　？？？

[服装]　薄い緑色を基調とした揺ったりとしたドレス

[特徴]　エメラルド色の踝にかかるほどの長い髪で中間あたりから少しウェーブがかかっている。瞳の色は濃い青。

◆アリア・ウィクトリーナ

　王都の最高戦力。王都が保有している最強の“魔剣”アロンダイトを振るい戦場を駆ける『赤き旋風』。濃いめの茶髪でロングポニーテールの女性。ハーフエルフで保有魔力は常人よりも格段に多い。戦闘経験が豊富であらゆる状況下で有効的な魔法魔術を使うことができ、魔術を接近戦に特化させた魔技を得意技とする。

　気さくで優しい性格であるため、困っている人は見過ごせない。

　フォルと呼んでいるリスのような小動物に似た魔獣を使い魔（ファミリア）にしている。

[得意属性]　火

[種族]　半長耳族（ハーフエルフ）

[武装]　《魔剣》アロンダイト

[服装]　朱天鎧(赤色の軽鎧)

[使い魔]　フォルネウス（フォル）　

[特徴]　茶髪を大きなリボンで纏めたロングポニーテール。瞳は特徴的な朱色。

◆橘美衣（たちばなみい）

　遥のクラスメイトで親友と言える存在。クリーム色のふんわりとした髪を肩まで伸ばした儚き美少女。身体が生まれつき弱く小さいときから度々病院に通っていた、その為外で遊ぶことをあまりしたことがない。元々内気で大人しい性格ではあったが高一の時に遥に出逢いその明るい性格に触れていくにつれて徐々にだが薄まってきた。遥は美衣にとっても大切な親友でありそして恩人であった。

[得意属性]　水、［？？］

[種族]　人族

[武装]　魔力結晶付きロッド

[服装]　セーラー服、レザーアーマー

[？？？]　《？？》？？？

[特徴]　クリーム色でセミロングの髪にふんわりとしたウェーブをかけた髪型。明るい空色の瞳。

◆暮野亜衣（くれのあい）

　遥のクラスメイトで親友そのニ。

　空気を読まない底無しの明るい性格の上無駄に運動神経が良いため皆に迷惑をかけまくる困った子。ムードメーカーで麻衣とつるむとヤバイ。

　しかし、友達や知り合いには優しい一面を見せることがあり…実はわざとやっているのでは…？と考えられらる行動も起こすのでクラスの皆は迷惑がってはいるが嫌ってはいない。

[得意属性]　雷

[種族]　人族

[武装]　王国騎士団の槍斧(ハルバード)

[服装]　セーラー服、レザーアーマー

[特徴]　山吹色のショートヘア。瞳の色は黄色。

◆新井麻衣（あらいまい）

　遥のクラスメイトで親友その三。

　亜衣とほぼ同じで明るい性格に無駄に運動神経が良い少女。亜衣とよくつるんではっちゃける。

　空気を読まない時はマジで読まないが、誰かが困っていたり悲しんでいたりすると元気づけようとしているのか、余計にテンションをあげる。

　友達思いで優しい性格だが空気は読まない。

　亜衣と彼女が揃えば妙なコンビネーションで奇妙な強さを発揮する模様。

[得意属性]　火

[種族]　人族

[武装]　巨大ハンマー

[服装]　セーラー服、レザーアーマー

[特徴]　明るい茶髪で左側に一纏めにしたサイドポニーと言う髪型。瞳の色は明るめの橙色。

◆グランツ・モーント・アタランテ

　強面の国王。白髪と白い髭を生やした中年の男性でなかなかに筋肉質な体型。元々は冒険者であり、A+ランクの上位ランカーであったがある魔獣との戦いで一生治らない怪我をしたことにより引退し王座についた過去を持つ。その為今でもかなり強いが怪我があるためほぼ戦力外。

　正妻に先立たれてしまった為、娘たちには可能な限り愛情を注いでいる。

　魔族の奇襲で重症だったがどうにか一命はとりとめた。

[得意属性]　火、雷

[種族]　人族

[武装]　？？？

[特徴]　無精髭を生やした強面の国王。白髪の髪を短髪にしている。

◆ジュリア・ルミナリー

　王都の騎士団長。女性ではあるがその槍術だけで成り上がった人物で、技術だけならアリアに負けないほどの実力がある。

　しかし、魔剣を使うことができないためいつも悔しい思いをしてきた。

　少しきつい性格で几帳面。何故か勇二を憎々しく思っているが…嫌ってはいないはず。赤い槍を振るう。主人たる国王や王女たちには親しみを込めてジルと呼ばれているが、他人に使われることを極端に嫌がる。

[得意属性]　雷

[種族]　人族

[武装]　赤の長槍　

[服装]　騎士団用軽装鎧(団長専用)

[特徴]　ワインレッドのメタルプレートを使った鎧に身を包む長身の女性。赤茶色のロングヘア。紫色の瞳。

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　“辺境の街”カノン side

　　登場人物

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◆ステラ

　トランキロの森でキュレアと出会った冒険者の少女。十七歳。

　人族で魔術師と言うよりも僧侶に近い美少女。ふんわりとした金髪を背中まで伸ばしており、いつも白のフード付きローブを着ている。少したれ目な瞳は澄んだ緑色をしており、その整った清楚な顔立ちを一層引き立てている。平均的な体つき。

　優しく少し恥ずかしがりやな嫌いがあるが基本的に明るい性格。得意属性は水だけだが、稀少である上位属性の回復魔術が扱える。

　どこか遥に似た雰囲気を持っており、キュレアがその面影を気にしている様子。

[得意属性]　水、［神聖］

[種族]　人族

[武装]　魔力結晶付きロングロッド　

[服装]　魔術士用ローブ(白)

[特徴]　少しウェーブのかかった金髪を腰まで流した髪型。緑色の瞳。いつもフードを被っていたりする。

◆ルナ・“エルヴィス”

　ステラ同様カノンの街で冒険者をしている紫色の髪が美しい少女。歳はステラと同じく十七歳で人族。そして自称、“魔女の子孫”。いつも黒のトンガリ帽子に黒衣という魔女っ子スタイルで攻撃系の魔術を得意とする。勝ち気な性格で負けず嫌い。得意属性は珍しい風と雷の“二つ持ち(ダブル)”である。

　誰にも言えぬ秘めた思いを持ち、修行しながら旅を続けてカノンに辿り着いたらしい。本来は流れ者。

[得意属性]　風、“雷？”

[種族]　人族

[武装]　来光杖(ヴァジュラ)

[服装]　黒い魔女っ子衣装

[特徴]　珍しい鮮やかな紫色の髪をセミロングにしている。箒は持っていないものの街でも浮くぐらいの完璧な魔女っ子姿。瞳の色は髪の毛と同色。

◆ギン・ルーパス

　修行と称して“カノンの街”で冒険者をしている銀狼族の青年。帝都の最強と吟われている白銀の騎士団、その団長たる人物の息子であり、幼い頃から戦場を見てきただけのことはあり『D』ではあるが戦闘に置いてはプロに引けを取らない。ただ、やはり経験不足が否めない。

[得意属性]　火

[種族]　獣人・銀狼族

[武装]　？？？

[服装]　フルメタルプレート

[特徴]　長めの銀色の髪に銀色の耳、銀色の尻尾。そして、銀色のメタルプレートの鎧を着ている。銀色ずくし

◆セーラ・アルタイル

　ステラとルナ、ギンの三人を鍛えている師匠兼、リーダーとしてパーティを組んでいる兎族の女性。魔力を矢とする魔弓術を得意とし、獣人ながらもその魔術によって敵を圧倒する。上位ランクの一人であり、『B-』ではあるがその名は有名でカノンの街では知らない者がいないほど。長く白い耳が特徴的なクリーム色の長髪をなびかせる美人さん。

[得意属性]　風

[種族]　獣人・兎族

[武装]　《迅弓》ハルピュイア

[服装]　緑色の軽鎧

[特徴]　明るめのクリーム色の長髪を肩まで伸ばしたロングヘア。碧眼。時折長い耳をピコピコと動かす癖がある。緑色の軽装の鎧を着ている。

◆ハウル・ディオーネ

　カノンの街にある冒険者ギルドの受付嬢。肩まである赤い髪をポニーテールにしており、仕事の時は多少マシではあるが素が明るく騒がしい性格のため時折暴走する。十五歳でステラたちよりも年下のため自分よりも年下の友達を欲しがっており、突然現れたキュレアをターゲットとしている。ギルドマスターのルシエラは義理の姉である。

[得意属性]　？？？

[種族]　人族

[服装]　冒険者ギルド受付嬢の制服

[特徴]　赤みがかった金髪を短めのポニーテールにしている。瞳の色は薄桃色。

◆ミゼル・ラケルタ

　カノンの街の冒険者ギルドの副ギルドマスター。ハウル曰く顔がいいが頭が固い残念男らしい。いつも、自由奔放な姉妹（ルシエラとハウル）に頭を悩ませている苦労人。ギルドマスターが不在のことが多いため事務仕事や書類関係、依頼の後処理などほぼ全ての仕事を受け持っている。一応、魔術の知識は持っているがそもそもの適正が低くほとんど扱うことができない。その為、もし戦闘になればほとんど無力である。

[得意属性]　なし

[種族]　人族

[服装]　眼鏡　ミゼル専用ギルド制服

[特徴]　眼鏡をかけたいつも渋面顔のイケメン。灰色の髪で瞳の色は黒色。

◆ルシエラ・ディオーネ

　カノンの街、冒険者ギルドのギルドマスターの女性。肩まで流した透き通った冬空のように美しい蒼色の髪が特徴の女性で同色の双眸は深い湖のように美しい。出るところはちゃんと出て引っ込む所はちゃんと引っ込んでいる女性としては羨ましがられるような体型である。ギルドマスターと言えばそれ相応の実力のある者しかなることが出来ないためそれなりの強さを秘めているようだが…？王都にも繋がりがあるらしい。この世界では珍しい薙刀を扱い、“ヘカテー”と言われる無形物の“使い魔”を使役する。

[得意属性]　水、風

[種族]　人族？？

[武装]　蒼龍偃月刀

[服装]　青色のビキニアーマー、水精の羽衣

[使い魔]　〈水精霊〉ヘカテー

[特徴]　青色の美しい髪をセミロングにし、いつも鎧の上から灰色のコートを着ているかなり目立つ女性。ここでは珍しい薙刀使い。瞳の色も同色。

◆ナズナ

　カノンの街にある宿屋、“羽兎亭”のオーナーけん経営者。白髪混じりの初老の女性。勝ち気な性格でそこいらの男性よりも度胸があるとまで言われるほど肝が据わっている。凄く頼りになる肝っ玉母さんのような存在。既婚者であり、夫と二人で宿屋を経営してはいるが、外に出るのはほとんど彼女なので実質一人でやっているようなもの。冒険者ではない為、魔術は扱えない。

[得意属性]　なし

[種族]　人族

[服装]　私服

[特徴]　白髪混じりの髪を後ろでひとくくりに束ねた髪型。

◆バギー

　カノンの街で冒険者をしているスキンヘッドの大男。向上心とプライドが高く、街でも有名なセーラたちに嫌がらせをしていた。が、キュレアに叩きのめされ、根に持った彼は何者かに唆(そそのか)され、“降天球”を使ってしまうという業を犯した。

　そうして右腕を失った彼は、キュレアとルナに助けてもらった恩義と仲間を危険に晒した後悔を感じ、自分なりに罪を償おうとしているようである。

[得意属性]　風

[種族]　人族

[武装]　《魔剣》ゼフィロス

[服装]　レザーアーマー

[特徴]　スキンヘッドで筋肉質な大男。隻腕。

◆マリナ・カニス・テレス

　皇国から配属されたシスター。廃墟同然だったカノンの教会を立て直し、孤児たちを一人で見ている。

　が、それは表の顔でその聖母のような笑顔の裏には何かしらあるようだ。

[得意属性]　？？？

[種族]　人族？

[武装]　？？？

[服装]　皇国の修道服

[特徴]　つねに笑顔な優しそうな女性。ブロンドの髪をアップに纏めている。

・2020/3/28 橘美衣の紹介欄『中学』→『高一』に変更。