014 - 冒険者昇格試験 -
いつでもこんにちは真理雪です。いつも通り遅れました…ああ…時間がない…もっとフリーな時間がほしい…。
あ、すみませんネガティブになってました。投稿なかなか出来ず申し訳ないです…。
さて、今回は冒険者試験と言うことで戦闘が入る予定でしたが…ほとんど入ってないです…。入れようとしたんですよ?本当に入れようとしたんですよ?嘘じゃないですよ?あ、はいすみません…。流石に次回は確実に戦闘なので次回をお楽しみに!ってまだ前書きなのに何言ってんだ…気が早すぎ…あ、はい長いですねすみません。
では、今回も拙い文章で申し訳ないですが楽しんでくれたら幸いです!どうぞ!
俺は手を引かれ、少し早足になりながらもギルドの奥へとつれられて行く。その後ろからは相変わらずな赤毛の少女にやれやれと諦めながらもついてくるいつもの四人。
「ってどこに行くんですか?ハウルさん」
と俺は目の前で俺の華奢な手を引く彼女に言葉をかける。
黙ってついて行ってもいいのだが試験と言う言葉にはいい思い出がない…ましてや俺の前世はあんな感じだったからね…気になって仕方なかったのだ。
「副ギルマスのところだよ!」
「へ?副ギルマス?…副ギルドマスターですか?」
あっあれ?てっきりそのまま試験場にでも行くのかと思ったんだけど…?
「ハウルもう少しちゃんと説明しなきゃダメだよ……えっとねキュレアちゃん。試験を行うにはまずギルドマスターか副ギルドマスターの了承が必要なんだよ」
考えていることがそのまま顔に出ていたのか…いつの間にかすぐ後ろまで追い付いてきていたステラさんが捕捉してくれる。
「なるほど…確かさっきギルドマスターはいないと言っていましたね…だから副ギルドマスターですか…」
「うん、そうそうっ。私が勝手に使えたらいいんだけどね~流石にそこまではできないからな~まだ只の受け付け係だしっ」
ステラ捕捉ありがと~とハウルさんは階段を上がりながら彼女へと振り返り、空いていた手をブンブンと振る。
そして、階段を上がりきるといくつかある扉の一つを彼女はドカンッ!と勢いよく開ける。
「副ギルドマスター!いますかー!!」
「ぶっ!?」
そこには今まさに事務の仕事が終わり、一息つこうと珈琲?に口をつけた眼鏡の男性が吹き出した状態のまま停止していた。
「………」
「あっまたノック忘れちゃった!」
「……ハウル・ディオーネ…君と言うやつは何回言ったら覚えるんだ…」
その男性はひくひくと口角を引きつらせながら私の唯一の娯楽が…と表情をどす黒く曇らせながら呟いている。
この状況に俺はどうすればいいか分からず後ろを振り返るが…。
「いつものことです」
「ああ、いつものことだな」
「うん、いつものことだね」
「ええ、いつものことよ」
「……そっそうですか…」
と何ともない顔で返された。いや、この状況どうにかしてくれませんかね…?
「てっそんな細かいこと気にしてる場合じゃないですよ!副ギルドマスター!試験です!試験!!」
「細かくはない!って…何?試験…?冒険者選定試験のことか?」
「違います!Cランク昇格試験のことです!」
「何だと?この街で上位ランクに行ける者など居なかっただろう?何を言っているんだお前は」
眼鏡の男性は目を細め馬鹿かコイツ…あ、馬鹿だったわと言う視線を送ってくる。
「誰が馬鹿ですかっ誰が!」
「はぁ?何も言っていないだろう!」
「まあ、今はそんなことはどうでもいいんです!ほらっこの子が試験者ですよ!」
ズイと俺は背中を押され前に出る。まさかこの状況で引っ張り出されるとは思っていなかったので、俺は驚きを隠せず何を言っていいか分からなくなった。
「えっ…えっと…その…?」
「はぁ?この獣人がか?まだ子供じゃないか…」
はぁ…と彼はあからさまなため息をつき首を振る。
「駄目だ。嘘を吐くならもう少し分かりづらい嘘を吐け。どう見ても無理だろう…あれは遊びじゃないんだ。無理な奴にやっても資源の無駄使いにしかならん」
「また出ました!だから、副ギルマスは頭が固いっていわれるんですよ!」
「煩い。駄目なものは駄目だ。さっさと持ち場に戻れ」
彼はしっしっと左手を振り、追い返そうとする。しかし…
「私の推薦でも受けさせてもらえませんか?副ギルドマスター」
俺の隣を通り抜け、追い払おうとする男性に声をかける彼女…セーラさんはその長い兎耳を頭上でゆらゆらと揺らしながら彼の机に近づいて行く。
「セーラ・アルタイルか…お前が推薦だと?しかも、こんな子供をか…初めての推薦がこのようになるとはな」
「はぁ…副ギルドマスター…貴方は見た目だけを見すぎです。今の時代…表面上だけでは計れないことぐらい貴方なら分かっているでしょう?」
セーラさんはやれやれと言うように首を振りながら諭すように言う。
「……ふんっどういう風の吹き回しだ?セーラ・アルタイル」
「どうもこうもないです。私が推薦したいと思ったのがこの子だった。只それだけのことでしょう?」
「………いいだろう。このギルドの華たるお前に免じて今回は許してやる」
彼女の自信のある言葉に何を思ったのか、彼は少し間を置きながらも了承する。
そうして彼は席をたち、珈琲を入れながら言う。
「そこに座るがいい。まずは自己紹介から―――」
「そんなことは後でいいんですよ!早く行きますよ副ギルドマスター!」
ガシッと飲み物を入れていた彼の腕を突然ハウルさんが掴む。
「は?」
「では、行きますよ!キュレアちゃんも!」
「え?」
「おりゃりゃりゃりゃーーー!」
俺と男性はいきなり彼女に捕まえられ勢いよく引きずられていく。
「おい!放せ!ハウル・ディオーネ!」
「ほらほらっ副ギルドマスターは話が長いんですから、これぐらいがちょうどいいんです!」
「何がちょうどいいだ!自己紹介ぐらいさせろーーー!」
な…なんじゃこりゃ…
そして、引きずられていく俺たちを見つめる四人が言う。
「行きましょうか」
「そうですね」
「やっとか~」
「ま、いつものことね」
いつものことなんだ…どうなってんだこのギルドは…
俺は横でギャーギャー言っている二人を呆気に捕らわれながらそう思うのだった。
ーーー
少し薄暗い廊下を俺たち七人は歩いて行く。
試験場は地下にあるらしく、どんな戦いになってもいいようにある程度の広さのある大きな部屋になっているそうだ。
「はぁ…こんな形にはなったが一応、自己紹介しておくぞ。私の名はミゼル・ラケルタだ。このギルドの副ギルドマスターをやっている。冒険者になるなら何かしら接点もあるだろう、名前ぐらいは覚えておけ。そこの赤毛の馬鹿のようにはなるなよ」
その赤毛の馬鹿(少女)に目を向けると、バレてた!?と彼女は驚いていた。
「……ええっと…私はキュレアです。見れば分かると思いますが、狐族の獣人です」
俺は名前を忘れ去られていた男性…ミゼルさんに簡単に自己紹介をする。
「狐族か、家名はないのか?それとも隠しているのか?」
「家名…ですか?」
家名?名字のことか?
何故そんなことをと思ったが、そういえばと俺は思い当たる。
「もしかして…狐の里の巫女と思っていませんか?」
「む?違うのか?」
「やっぱりですか…」
案の定…副ギルドマスターミゼルさんは俺を狐の里で有名な巫女だと思っていたらしい。
やっぱり勘違いされるのか…この姿だもんなぁ…どこかで隠すものでも買わないといけないな
俺は自身の女性らしい白く華奢な手を見ながらそう考える。
「副ギルドマスターさん、キュレアちゃんはこんな格好をしていますが…狐の里の巫女様ではないらしいですよ?」
「俺らも間違ったからなぁー聞かされたときは驚いたぜ」
「ほう…そうなのか。では、狐の里の出身でもないのか?」
ステラさんがミゼルさんに伝えそして、ギンさんが感想を述べたところで彼は加えて質問をしてくる。
「はい、そうですね。そもそも私は狐の里には行ったこともないです」
「ふぅん…珍しいこともあるものだな…」
彼は自身の顎に手を添え…考え込むようにして納得する。
「まあいい…ほら着いたぞ。今開けるから少し待っていろ」
そうこうしているうちに通路は行き当たり、今まで見た扉よりも比較的大きな両開きの扉の前まで俺たちは来ていた。
彼は自分のコートのポケットから銅色のカギらしき物を取り出すと鍵穴に挿し込み扉を開ける。
意外とアナログなんだなぁ…魔法のカギとかこの世界には普通にありそうなんだけど…
「さ、行くぞ」
彼は最小限の言葉を俺たちにかけるとさっさと奥へと歩いて行く。
それに俺たちは顔を見合わせるも彼の言葉に従い奥へと着いていくのだった。
ーーー
両開きの扉の奥…その通路を少し歩き出口から出たところで俺は驚愕に眼を瞬く。
そこは予想以上に広く、床は滑りにくそうなざらざらとした材質で天井は高い…それは…どう見ても…学校で言う体育館?のような雰囲気で…俺には凄く懐かしく思えた。地下にこんなものがあるなんて…予想できるはずがない…。
「まさか地下にこんなものがあるなんて思っても見ませんでした…」
「それはそうだろうな。こんな小さな街に最新の試験場があるなんて誰も思わんだろう」
彼はため息をつきながら俺にそう返してくる。微妙に俺の言葉と食い違っている気がするが…。それよりも気になることがあった。
「最新の…試験場ですか?」
「ああ、そうだ。ここはルシエラ…と言っても分からんか…ここのギルドマスターが勝手に作らせた物でな。王都で使われている最新鋭の魔方陣を使用した試験場だ」
「王都の魔方陣ですか?」
「そうだ。アイツには王都に少し伝があってな…それをいいことに勝手に作りやがったんだ。資金はあちら持ちだったからよかったものの…この魔方陣は試験者の力量によって難易度が変化する仕組みでな…力量ギリギリの所を攻めてくる為、何回か使ったはいいが受かったものは誰一人としていないのだ」
はぁ…と大きなため息をつきながら彼は言う。何だかため息が多いなこの人…苦労人の臭いがする…。
「こんなものを作るからこの街から上位ランクが出ないのだ…」
ああ…苦労してるんだなこの人…
「確かにルシエラさんは無茶をよくしますが…それはこの街のことを思ってのことだと思いますよ」
「ふん…そう思うことはいいことだが、もう少し後先を考えろと伝えておいてくれセーラ・アルタイル」
「自分で言ってください…」
…ここのギルドマスターはなかなか破天荒な人なのかもしれないな…まだ会ったことはないけど…どんな人なんだろうか…?
「まあいい…今回、魔石は使用しないぞ、もったいないからな。誰か魔力を提供できる奴はいるか?」
「え?使わないんですか?」
「あれも高価な物なんだ。易々と使うわけにはいかんだろう。今回は幸い魔術師が二人もいるんだ、どちらか頼めないか?」
と話を振られた二人…ステラさんとルナさんは顔を見合わせる。
「はぁ…分かったわよ。ステラは魔力に少し難があるし…あたしがするわ」
「うう…ごめんね…ルナちゃん…」
「いいわよこれくらい」
「えっと…?どういうことなんですか?」
俺はどういう状況なのか分からず…首を傾げながら疑問を口にする。何だか置いていかれてるっぽい…。
「説明は後でしてやる。私たちはあちらの部屋で査定させてもらう。お前はあの円の中心で待機していろ」
彼はそう言いながら少しずり落ちた眼鏡をくいっと直しながら部屋の中央に書かれていた白線…円の中心部を指差す。
「はぁ…?分かりました」
俺は少し納得できずに眼を細めるが…仕方ないと思い直しそこへと歩いて行く。
「頑張ってね!キュレアちゃん!」
「ファイトだよー!」
俺の後方からステラさんとハウルさんからのエールが聞こえ、振り返るとセーラさんは少し心配そうな微笑でこちらを見、ギンさんはグッとサムズアップ、ルナさんは俺と目が合うと力強く頷くというバラバラながらも俺を心配し応援してくれる四人に見送られ俺は何だか久々のこの雰囲気にむず痒くなるが…心が暖まるような気がし、自然に笑みが溢れる。因みにミゼルさんはさっさともう一つの部屋の方に入っていく途中だった。
「さて…これからどうすればいいのかしらね…?」
俺は円の中心部に立ち、辺りを見回すが…どうすればいいかわからない。待機していろと言っていたが…?
『おい、聞こえるか?狐族のキュレア』
と突然声が辺りに響く。
「その声は…副ギルドマスターですか…?」
『そうだ。今から試験を始めるぞ、用意はいいか?』
「いや、ちょっと待ってください…別にいつでも始められはしますが…少しぐらい説明してください…」
『そうだな…流石に説明不足か…。いいだろう、説明するぞ。今から魔方陣を展開させる。それが先程言った王都の魔方陣だ。それがお前の力量を図り、適切な相手を召喚してくれる。それらは全てゴーレムだから手加減はしなくていいぞ。まあ、出来ないだろうがな。そいつらに一度でも致命傷となる箇所に攻撃を当てられると失格だ。そして、そいつらを全滅させればこちらの勝利となる。分かったか?』
「はぁ…大体は分かりました…しかし、一度でも当てられると失格だとは…なかなかに難易度が高いですね?」
『それは私に言うな。作ったのは私ではないからな。因みに魔方陣を展開するとこちらは勝敗が決まるまで通信できない。質問があるなら今することだ』
「分かりました…では、相手の攻撃はこちらが受けるとどうなるんですか?ダメージを受けるのですか?」
『ああ…そこは心配ない。召喚されたゴーレムは全て攻撃が当たると崩れるようになっている。少し痛いかもしれないがその程度だ。怪我はしないだろう。質問はそれだけか?』
「あと、もう一つあります」
『何だ早く言え』
「狐族のキュレアってどういうことですか?」
『気になるところはそこなのか…お前には家名がない。同名がいればややこしくなるだろう…めんどうだからお前を呼ぶときはそれに決まりだ』
「………少し納得がいきませんが…分かりました…」
『さて、そろそろ始めるぞ。少しは楽しませてくれよ』
そこで、通信は途切れる…それと同時に魔力が俺の足元に収束していくのを感じる…。魔方陣の展開が始まったようだ。
その幾何学的な紋様が書かれた魔方陣は同心円状に広がっていき…白の円と同じぐらいになると同時に回りが光だす。
何人もの…いや、何体もの人形のゴーレムが円の回りにどんどんと召喚され…光が消えると俺の回りを大量のゴーレムたちが取り囲んでいた。
「なるほど…これほどの人形ゴーレムを召喚しますか…流石最新の魔方陣?と言ったところね」
ぱっと見たところ剣士型と弓兵型がいるようだ。剣士型が多く、弓兵型が少なく…剣士型の後ろで待機している。
少しの静寂…その間に俺は冷静に敵の情報を掴む。そして…その静寂を破ったのは…
ガシャン!と異様な音をならし三体のゴーレムが自身の獲物を振り上げ向かってくる。
俺はそれを確認すると同時に相手に向かって真っ向から走り出す。
ゴーレムは相手が剣の届く範囲に入った瞬間…容赦なく人成らざるものの速度をもって剣を降り下ろす。しかし…
「甘いわよ」
彼女はその尋常ではないゴーレムの速度をも上回るスピードでゴーレムの合間をすり抜け背後へと回る。そして――
「四連刃-四刃!」
ゴーレムの一体に左足の蹴りを放つ。
吹っ飛ぶと思ったそのゴーレムは彼女の脚が薙いだその直線上から真っ二つに別れ…崩れ去る。
二体のゴーレムは驚いたように一瞬固まるが…即座に反転し振り向き様に剣を薙ぐ。その刃は哀しくも空を薙ぎ、そこにいたはずの獣人はいない。
ゴーレムは気配を感じ、天を見上げる。それと同時にその二体の額に彼女が放った刃が突き刺さった。そして、ゴーレムたちが崩れ去るのを確認しながら俺は着地し、左足の爪先に展開していた刃を踵に移動させる。
立ち上がった俺は長い髪を振り払い回りを見渡す。
様子見の筈だった三体のゴーレムを瞬殺されてしまったゴーレムたちは俺の視線に少しだけ動揺したような雰囲気を見せる。
「まあ、これだけいたら少しは楽しめそうね?久しぶりにこれを使いましょうか」
俺は久々の戦いの高揚感に自分でも気付かない内に自身の顔に笑みを湛え、言葉を呟く。
「四連刃-皆刃」
それに呼応するように黄色に輝いた刀が右手と左手、そして右足の踵に展開される。左足の刃を合わせれば合計で四本。
これこそが四本の刃。俺の戦闘スタイルだ。
「さあ…かかってきなさい!」
そして俺は右手の切っ先をゴーレムに向け、叫んだ。
今まで誰も受かることがなかった試験…その火蓋がたった今切って落とされた。
なーんてね。
はい、次回は戦闘です。戦いです。バトルです。
と言うことで補足です!
・四連刃-皆刃=主人公キュレアが得意とする中距離近接戦闘用魔法。もともとは只の初級魔法である魔力剣であったが、それを自身でやり易いように改良したキュレアオリジナル魔法である。刀の形をしているのは魔力消費を押さえるためで魔力剣はその出力で相手をたたっ切るものであったがキュレアが使う魔力剣云わば魔力刀は出力でたたっ切る訳ではなく切れ味をあげ、無駄な魔力を使わないようにしたものである。
四連刃はその名の通り四本の刀で、全てを展開(皆刃)をすると右手(一刃)と左手(二刃)、そして右足の踵(三刃)と左足の踵(四刃)に刀が展開される。
両手は普通の刀の形だが脚の刀は刃だけがブーツに引っ付いたような形で通常は踵から斜め上に突き出た感じに展開されているが使用するときは爪先などの使いやすい場所に移動する。因みに踵にあるときは邪魔にならないように少し短くなっている。
とこんな感じですかね?因みに腰に挿しているキュレアの愛刀は彼女の必殺技なのでなかなか使わないです。使ってしまえば強力すぎて戦いにならないので。それと中距離と付いている訳は彼女が刀を投げてしまうからです。と言うか投げることも前提でこの魔法を作ったからですね。
ううーん?今のところ言いたいのはそれぐらいでしょうか…?忘れてるような気がしなくもなくもないですが…。
では、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!ここまで読んでくれるお方は本当に優しい方だと思います…(感涙)
よくわからない箇所や感想などありましたら一言だけでもいいので、よろしくお願いいたします!今回もありがとうございました!次回もよろしくお願いします!それでは!