人気店
エミリア「すっかり人気店になったわね。まさか流行の発信源になるとは思わなかったわ」
リティ「有り難うございます。お母様、婦人服も有りますわ」
エミリア「ふじんふく?何それ?」
リティ「女性が着る洋服よ」
エミリア「ようふく?」
リティ「異世界で、着ている洋服って本を見付けてみようみまねで作ってみたわ。私が、お母様のコーディネートしてみるから待ってて」
エミリア「コーなんとかって、言葉は?」
リティ「コーディネートね。この言葉も、異世界本に記されていたわ」
エミリア「コーディネートだったかしら?どうやるのよ」
リティ「私が、お客様に似合う洋服を提案するのよ」
エミリア「色んな言葉があって難しいわね」
リティ「大丈夫よ。慣れてくるから」
エミリア「私も、異世界本って言う本を読んでみたいわ」
リティ「分かった。じゃあこれを着てみて」
リティは、母親にワンピースを渡し
リティ「この中で着替えて」
エミリア「何?この狭い箱は?」
リティ「フィッティングルームって、名前で人が着替える部屋よ」
エミリア「これが着替える部屋なの?」
リティ「じゃあ着替えてきて」
リティは、母親をフィッティングルームの中に入れた
リティ「着替えた」
エミリア「ええ」
リティ「とても似合ってるわ」
エミリア「縛り付ける物なくて楽ね」
リティ「どうする?」
エミリア「買うわ。いくら?」
リティ「銀貨2枚で、大丈夫よ」
エミリア「え?安過ぎない?赤字になるのでは?」
リティ「庶民も、買える様にしてあるからね。勿論貴族が買える様に高い服もあるわ…庶民と貴族と別けて洋服を置いてあるわ!それに、ドレスもあるしね」
エミリア「色んな服があるのね」
リティ「男性用の服もあるわよ」
エミリア「じゃあ次くる時は、ウィルと来るわね」
リティ「待っているわ」