10年後
エリミア「リティデザイナーが来たわよ」
リティ「はい!お母様」
マリー「デザイナー兼ね仕立てもしてます。マリーです…お見知りおきを」
リティ「宜しくマリーさん。私はリティよ」
マリー「まぁ…なんて可愛らしいお嬢様だこと。奥様似ですね」
リティ「有り難うマリー」
マリー「では、私が書いたイラストをお見せしますね」
リティ「どれも素敵だわ」
エリミア「私は、これがリティに似合うと思うのよね」
マリー「流石奥様お目が高い…今、流行りのドレスなんですよ」
エリミア「リティに流行らせて貰いたいからマリーの新しいアイデアを書いて下さらない?」
マリー「分かりました。お任せ下さい」
2週間後
執事「エリミア様、デザイナーのマリーさんがお見えです」
エリミア「通して頂戴」
マリー「奥様お待たせしました。こちらになります」
エリミア「最高ね。リティの寸法お願いするわ」
マリー「かしこまりました」
コンコン
リティ「はい」
マリー「お嬢様マリーです」
リティ「どうぞ」
ガチャ
マリー「失礼します。お嬢様に似合うドレスをスケッチしてきました。どうぞこちらです」
リティ「素敵なドレス」
マリー「お気に召して頂けて嬉しいです。では、こちら絵をドレスにおこしますね」
リティ「お願いするわ」
マリー「では、寸法します」
◇◇◇
マリー「有り難うございました。では、早速取り掛かります…失礼しました」
リティ「有り難うございました」
ガチャ…パタン
数ヶ月後
執事「エリミア様、デザイナーのマリーさんがお見えです」
エリミア「通して頂戴」
リティ「楽しみだわ」
コンコン…ガチャ
マリー「失礼します。ドレスが、完成しました…こちらになります」
リティ「わぁ…素敵なドレス」
エリミア「一段と良くなっているわ」
リティ「デビュタントが楽しみ」
エリミア「リティ着てみたら?」
リティ「はい」
メイド達が着せ
エリミア「ピッタリね。靴と小物を合わせないと」
マリー「合わせて持って来ました」
エリミア「流石マリーね」
マリー「当然です」
リティ「小物も、靴も素敵だわ」
エリミア「これで、デビュタントは問題ないわね」
◇◇◇
エリミア「デビュタントお疲れ様」
リティ「疲れたわ」
エリミア「やっぱり注目は、凄かったわね」
リティ「大半は嫌味しか言わないから疲れたわ」
エリミア「あははは…そうね」
リティ「お店を出して欲しいって言われたわ」
エリミア「例えば?」
リティ「洋服とか化粧品てか」
エリミア「良いわね」
リティ「洋服つくりした事あるからそれを売ろうかしら?」
エリミア「じゃマリーに、みてもらいアドバイスとか貰ったら?」
リティ「良いアイデアだわ。ニーナ便箋と封筒を持って来てくれるかしら?」
ニーナ「はい…お嬢様」
ニーナ「お待たせしました」
リティ「有り難う。書けたわ」
ニーナ「では、出しておきますね」
リティ「有り難うニーナ」
1週間後
ニーナ「お嬢様…マリーさんから返事来ました」
リティ「有り難う」
ニーナ「何て書かれていたんですか?」
リティ「私で、良ければアドバイスなどしますって書いてあったわ。今お母様に報告しなきゃ」
コンコン
エリミア「はい」
リティ「リティです」
エリミア「どうぞ」
ガチャ
リティ「お母様!マリーさんから返事来ました」
エリミア「なんて?」
リティ「私で、良ければアドバイスなどしますって仰ってるわ」
エリミア「で、いつ来ると?」
リティ「今、忙しいから早くて1ヶ月後だって仰ってるわ」
エリミア「分かったわ」