侯爵様私の気持ち気付いてますよね!
私、エリミアはサハール帝国のウィル侯爵様の婚約者
エリミア「ウィル様お帰りなさい」
ウィル「あぁ」
チラ…スタスタ
エリミアをチラ見するなり通り過ぎ執務室にこもった。
エリミア「はぁーまたか」
挨拶はしてくれるが私の事ほったらかし興味ないみたい
ウィルの執事のジャンも、呆れていた。
ジャン「エリミア様毎回申し訳ないです」
エリミア「大丈夫よジャン…私諦めませんわ」
ジャン「お強いのですね」
エリミア「サハール帝国のお妃になるなら強くどんと構えないと」
ジャン「流石です」
エリミア「じゃあ私は、これで失礼するわ」
ジャン「はい!」
◇◇◇
エリミア「ルティーナお茶の用意お願いね。今日は、外で飲みたいわ」
ルティーナ「かしこまりました。エリミア様…お菓子も準備しますね」
エリミア「ええ」
ルティーナ「エリミア様お持ちしました。どうぞ召し上がり下さい」
エリミア「有り難う…ルティーナ」
ルティーナ「エリミア様…ウィル様がお見えです」
エリミア「え?珍しいわ」
ウィル「エリミア君のドレス部屋に置いてあるから明日それ着てヴィーテ帝国のパーティーに参加する」
エリミア「分かりました。ウィル様」
ウィル「失礼する」
エリミアは急いで部屋に戻った
ルティーナ「まぁなんて素敵なドレスでしょう...エリミア様にぴったりだわ」
ドレス・カバン・ネックレス・ピアス・靴・白い手袋まで揃えてあった
エリミア「まさかウィル様が、私の為にこんなにも用意してくださるとはおもわなかったわ…とても、嬉し明日楽しみね」
◇◇◇
朝食をおえ昼ごろまで仕事した
エリミア「ルティーナお風呂の準備お願いするわ」
ルティーナ「もう準備しておきました」
エリミア「有り難う」
ルティーナをはじめ4人がかりでエリミアをお風呂に入れ…髪を乾かしドレスに着替えさせた。
コンコン
エリミア「どうぞ」
ガチャ
ウィル「準備出来たか?」
エリミア「勿論です」
エリミアはウィルの方を満面の笑顔で見た。
ウィル「……悪くない…行くぞ」
エリミア「はい」
エリミア(何だろうあの間…どこか変だったのかな?)
ウィル(今日も、エリミアは美しい…やはり俺の事好きだよな?)
ジャン「ウィル様エリミア様…ヴィーテ帝国に着きましたよ」
ウィル「ああ。分かった」
馬車を降りエリミアをエスコートした
20分たち
執事「ジョン様とお妃のパレル様の入場です」
ウィル「ジョン様お久しぶりです」
ジョン「お久しぶりだね。ウィル」
ウィル「こちらが、私の婚約者のエリミアです」
エリミア「ジョン様…初めまして、エリミアです」
ジョン「会えて嬉しいよ」
エリミア「光栄です」
曲が変わりジョンとパレルのダンスが始まった。