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夜のうた

作者: 秋葉竹




 

闇よりも

静かなうたが無いのなら

うたも聴かずにただ眠りたい



神の目を

恐れてしまう満月の

たまにはやまいに疲れるひととき




喜びも

ちっちゃな声で云うだけじゃ

伝わらないからセピアに変わるよ




夜よりも

やさしいときは無いという

歯に沁み入るほどの真実を云う




泣かないと

子どものころに誓ったが

いま哀切が目にしみる文字



なんとなく

生きているのはなんとなく

生きられるから、愛も知らない




手に持った

氷は凶器に変わるから

両手でくるんで温め溶かそう



夜が好き

いつまでたっても眠れない

さみしくもないひとりが大好き








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