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第十四話 始まり

 明らかに力を高めるサリシアにデュラハン達は残ったゴブリン達と共に突撃を仕掛けだした。

 デュラハン達だけでなく残ったゴブリン達も本能的に感じてしまっていた。

 死の可能性を。

 このままではいけないと明らかに冷静さをかいた行動。

 その突撃は今回の進軍において一番に意味をなさない行動であった。

 それほどまでに今のサリシアから漂う力は言い現わせないほどに強大であった。

 自分達の主を凌駕するのではないかと。


「ハッ」


 だが正面から突撃をしたとて止めれるものではなかった。

 サリシアが正面から突撃をしてくる一軍に対して下から斬り上げるように剣を振った。

 何かでサリシアの力を封印していたわけでも自分達で抑えるのに成功していたわけでもない。

 ただサリシアの力に制限を化していたのはサリシア自身である。

 街を人を巻き込んでしまうかもしれないと力を制限しながら戦っていた。

 だが今は押さえる気などない。

 その結果デュラハン達は宙へ浮いていた。

 ゴブリン達などさらに宙ヘあり得ないほど吹き飛んでいった。


「皆もっと下がってて、いっっっくよー」


 サリシアは上に斬り上げた剣をそのまま構え直し一歩踏み込んで勢いまま今度は思いっ切り斬り下ろす。

 ぶっ飛ばせと。

 ラグナにいる皆が望んだ全身全霊の剣帝聖女サリシアの一撃。

 


「ゼゼゼゼァァァァァァ」



 繰り出されるはただの一刀たる一振り。

 それを見た皆がのちに言う。

『綺麗になったと』


 ラグナに向けて進軍していた合計で千にも登った大量の軍勢は剣帝聖女の制限をなくした本気の一撃にて消し去った。


◆◆◆◆◆◆



「これは結果的に僕が直接行かなくて良かったかな。あんなのくらったなら一溜りもないぞ」


 勝てない可能性もあると思っていたけど、想像よりも強いかな。

 今回仕掛けていたら負けて終わっていたかも。

 戦っていたら良くても四割くらいだったな勝つ確率は。


「うーん、いずれ相手をしなければいけないけどその時に勝てるかもわからないしな」


 しかも良くてだしなんなら今の状況下で四割だし最悪別の状況下だと二割か下手をすれば一割もないになる可能性も……………

 あれは対策できるかな?支配して手駒を増やそうにも今回でバレてそうなんだよね。

 とりあえず今は考えていても仕方ない。


「急いでここを離れるか」


 今回のことを踏まえて怪物は思考する。

 自分と同じ相手にどう勝利を収め支配するか。

 

◆◆◆◆◆◆


 サルマニア首都ルーズ 聖帝城にて


「サリシア殿が居て助かりましたな陛下」


「イルバ宰相よ、そうは言うが被害がここまで出るとは」


「ジル財務大臣あなたの被害がでは?」


「ああそうだ。金の工面をしている身としてはオーガの時と違い胃が痛くなりそうだよ。サリシア殿の本気の一撃であらかた消えてしまったからな」


「胃が痛くなりそうなのはこちらも同じくですよジル大臣。防衛大臣の私と並びにここにいる各防衛隊の隊長もね。なにせあれほどの数の敵を見逃していたのですから」


 ラグナの被害を受けバングは緊急時の会議をおこなっていた。

 集められたのは宰相と各大臣達並びに各防衛を担当する隊の団長達。

 

「皆すまないが今回の被害を受けて一番初めに思ったことを確認しても良いか。流石に同じことを思っただろうが」


「バング陛下」


「多分ですがアイツ等でしょうな、こんなことをいきなりやってる当たり」


「怪物が動くか。忙しくなりそうだな」


「相手取るにはサリシア殿は当然としてもついて行ける幾人かは持ち場を替えないといけませんな」


「どんな物が具現化したかわからないと対策を間違えた時大変ですし急いで調べないと」


「やはり皆共通認識か。今回の被害はリアラの怪物による攻撃だと」


 集まった全員の共通認識。

 今回の被害をもたらしたのはリアラの怪物であると。


「さて、リアラの怪物でない場合ももちろんあるが最大限警戒をしておくことには変わりない」


 バングは今居る者たちの顔を見渡して、


「皆すまないが力を貸してもらう」


「「「「「「了解しました陛下」」」」」」


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