第三章 うまくいかない時の対応 1 焦っている時の対応①
第三章 うまくいかない時の対応
1 焦っている時の対応
人生何でもかんでもうまくいくわけではない。調子がいい時もあれば、調子が悪い時もある。
調子がいい時は、「今日は気分がいいな。」「気が楽だな。」「色々なことをしたいな。」と考え、行動も積極的になり、快適に過ごすことができる。一方、調子が悪い時は、「しんどいな。」「どうしたらいいか分からない。」「やることに集中できない。」と考え、行動は緩慢になり、不快に過ごすことになってしまう。
また、いつ調子が良くなり、いつ調子が悪くなるのか、ある程度分かる場合もあるが、予測できない場合ももちろんある。
例えば調子が悪くなりやすいと分かっている仕事の日の前日はあまり活動し過ぎないようにして、力を蓄えておく、ということはできるかもしれない。
それでも、予期せぬストレス(上司に急に怒られる、家族が病気にかかり看病しなければならなくなる、頑張ったはずの試験に落ちてしまう等)によって、調子が悪くなり、そこからペースが崩れることはいくらでも起こりうる。
そういう調子の悪い時、私たちは焦ってしまう。「自分はもっとできるはずなのになぜこんなこともできないのか。」とか「仕事が終わらなかったらどうしよう。」とか「何となく落ち着かない。」とか色々と余計なことを考え出す。しかし、考えれば考えるほど、焦りは増すばかりである。
そういう時は、余計な判断をせず、呼吸療法によって心をゼロの状態に戻すようにしよう。心をリセットするのである。
火事になった心を消火するようなイメージで。火事をそのままにして、買い物に出ようとすると火事はどんどん広がってしまうので、まずは火事を止めることに全力を注ぐ。




