第一章 とらわれとその解除 3 解決策は後で考える(急がば回れ)④
このように悩みを一つ一つ解決していくにはある程度時間がかかるし、忍耐力やトレーニングも必要である。しかし、どんな人にもレジリアンスは備わっており、私たちは自分たちが思っているほど弱くはない。自分を信じ、神様を信じ、周りにいる人を信じて、前向きに一歩ずつ進んでいこう。信じる者は救われる。恐れることはない。
世の中、自分を信頼し認めてくれる人もいれば、そこまで優しくしてくれない人もいる。捨てる神あれば拾う神あり、である。だけど、少なくとも一定の人は自分の信頼のおける人たちであり、その人たちと力を合わせれば、自分一人では達成できないものでも達成できるかもしれない。そういう意味で、良い人間関係を築くことは良い人生を生きる鍵といえる。
もちろん、みんながいい人とは限らず、自分に意地悪をしてくるような人と無理に付き合ったり、親切にしてあげる必要はないと私は考える。一緒にいて心地のいい人となるべく多くの時間を共にするのが大事であり、そうでない人とは逆に距離を置いたり、何を言われてもあまり気にしない、というような工夫も必要であろう。
話が少し逸れてしまったが、とにかく気分が悪い時はすぐに慌てて行動せずに、嵐が治まるまでは呼吸に意識を向けたり、自分なりの対処をして落ち着きを取り戻すようにし、気分が回復したところで解決策を考えたり実行したりする方が良いと考えられる。




