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第一章 とらわれとその解除 3 解決策は後で考える(急がば回れ)②
赤信号が「歩くのをやめろ」という信号ではなく、「歩けるようになるまで待て」という信号だと考えれば良い。「また青信号になったら歩けるようになるから、今は待ちなさい」という意味であり、「もう二度とそこから進めませんよ」という意味ではないのである。
だから、焦っている時、先が心配な時、気力がない時は特に、一度立ち止まって、自分の呼吸の状態を確認したり、調整するように努めよう。
私もよく仕事をやめたくなることはある。その都度、薬を飲んだり、誰かに話したりして、何とかそのような状況をしのいでいる。また、ゲームをしたり、呼吸を意識したりして、なるべくそれ以上考えないように工夫している時もある。
人生を生きていく上で、嫌な出来事に遭遇することや、それに反応してネガティブな感情が生じることは避けられないが、そのようなネガティブな感情に支配されず、いかにそれでもやり過ごすかが人生の成功と失敗の分かれ目になる。




