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生まれた

あのカップルはヒカリの両親だ

それもうんと若い頃の2人だ


「なんで若い時のお父さんとお母さんが!?」


しばらく2人を眺めるヒカリ

父と母は手を繋ぎ

楽しそうにデートしていた


「タクミさん そろそろお昼ね

私 お弁当作ってきたの!」


「おっ!ホンマに!?食べよ 食べよ」


ベンチに座り母の作ったお弁当を

「美味しい 美味しい」と言いながら

食べる父

それを嬉しそうに見つめる母



急に場面が変わり


「はっ 何 今度は?」


お腹を大きくし、病院に来ていた母

妊娠しているようだ

苦しんでいた


「痛い!痛いぃ!!」


「頑張って下さい!もうすぐですからね」


ヒカリを産む直前だ

苦しみながらも頑張る母を見て


「が、頑張って!頑張ってお母さん!」


戸惑いながらも応援するヒカリ

目の前で自分を産む瞬間だ


「生まれましたよ ユカリさん!」


しかし泣かない赤ん坊

助産師達が赤ん坊を泣かすため

背中を叩く

ヒカリも生まれたばかりの自分に向かって


「コラッ 泣かんかー」


次の瞬間


え〜ん えぇ〜ん


部屋に赤ん坊の泣き声が響く

母と助産師さん達は喜んだ

ヒカリも自分が生まれた瞬間を見て

感動し、泣いていた


バンッ

父が入ってきた


「う、生まれたのかぁ〜!?」


「うん 生まれた…」


「そうか…やったー!」


「す、すみません まだ術中ですので…」


助産師に追い出される父

父の瞳からも涙が溢れていた


「タクミさん…バカ笑」


そして


「タクミさん…なんて名前にする?」


「そうだなぁ 女の子だしなぁ…」


「私…ヒカリって名前にしたい!

皆んなに光を与えてくれる様な子になって欲しい」


「ヒカリか、いいな」


「へぇ 私の名前ってそういう意味で付けられたんだ」


ヒカリは自分の名前の原点を知った

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