第一章 日常
何気ない、いつもと変わらない日常だった。
朝、親に布団を無理やり引っ張られ(めっちゃ寒かったなぁ...)朝ごはんを食べ、つまらない授業のなかこっそりゲームをやり校舎を出る。
そう いつもと変わらない飽きるほど続いた日常 ここまでは
もう一度言おう ここまでは
なぜか超絶美少女に助けを求められ、(現在とてつもなく興奮中)なぜかこんな前も後ろも右も左も一面草しかないこんなところにいるのにおかしいと今更ながら気づいた。
なぜこんな状況に陥っているのか、それは数十分前にさかのぼる...
「あ~、今日も学校だるかったわ~てか別に学校っていかなくてもいいんじゃなね?行く必要なくね?ねえないよね?ねえねえねえ!」
目をキラキラさせながらここの主人公、悠は言う。
「いやお前授業中ずっとサボってただろ てかお前高校生にもなってまだそんなこといってるのかよ 宝くじとかお前じゃ無理だろどーせ ふはは」
若干呆れながら、でもからかうように悠の幼なじみ、終夜は言う。
「ちぇーお前もっと夢語れよ...あ~誰か僕を養ってくれないかな~」
こいつ...
そしてまたたわいない話をしながら途中で終夜と別れ帰る。
「ふんふふんふふ~ん、さ~て今日も帰ったらゲームでもしますかな~...ってなんかあそこめっちゃ光ってるんだけど...」
横をみると十メートル先の茂みからそこだけ妙に光っているところがある。
悠はそこを数秒見つめているとどこからか声が聞こえた。
だんだん聞こえるぐらいになったと思いきやそれは女性特有の高い、かわいらしい声だった。
「だれか だれかいませんか.....?」
...声が聞こえる...あそこの茂みの方からか...?
悠はしばし考えあの茂みの方へむかった。
うっわここ草多すぎじゃね?軽く腰以上にまであるんだけど...ってうわ!!!?
なんて悪態をつきながら進んでいくといっそう強い光が見えた。
慎重に進んでいくとそこには......
ビー玉.....?
ちょうどビー玉サイズの丸く透明な光る玉を見つけた。
なんだこれ なんでこんな光ってるんだ?
無意識にその光る玉に手をふれるとさらに強く光りボフンッという音と共に煙が舞い上がってきた。
な、なにこれ
若干引き気味に、しかし今の現状を確かめられないと目を見開きながらその光景を静かに見つめる。
煙が出てから数分後...晴れてきたと思いきや中にだれかがだれかがいるじゃないか。
そして出てきたのが女性であると同時に銀色に輝く腰まである髪に透き通った水色の瞳の一目でわかる超絶美少女が現れた。
そんなことが起き冒頭に戻る......