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ワールドエンドルート  作者: イカランム
64/67

EP:63 案内2と施設


AN60「まず、基本的なことから

アトランティスないの施設は全て通路でつながっております。」


クイーン「それが普通なんじゃない?」


AN60「例えばトイレにしても入り口が2つあるということですよ。」


クイーン「まじで!?個人の部屋も!?」


AN60「一応、入り口とベランダで別れておりますが個室もつながっております。

理由は……言わなくてもわかりますよね。」


暁「対ゾンビに備えた防犯対策か」


AN60「はい。強固なセキュリティが敷かれているとは言え

いつ何が起こるかわかりません。」


AN60「いざという時にどんな状況でも逃げられるようにしてあります。」


クイーン「なるほど~」


AN60「加えて至る所に地図が設置されています。」


そう行って60が向いた方向に大きな電子マップが設置してあった。


ビショ「へ~かなり詳細に書かれてるね。あ、僕達の居場所も書いてあるんだ?」


AN60「はい。緊急時にはゾンビや生存者の位置も表示されます。

これを見てどこが安全か、どこが危険化を判断できるようになっています。」


暁「こうやって防犯機能が整備されてるってことは

やっぱりゾンビ発生後に作られたのか?」


AN60「正確には初期ですね。ゾンビ発生が微量だった頃に

ユリス様は念のためにとアトランティスの開発を進めました。」


クイーン「それが功を奏したってことだね。」


AN60「不本意ですが……そうですね。」


おもったよりも感情豊かなロボだ。

ユリス自身も今の状況になってほしくはなかったんだろう。

望むやつが居るとも思えんが……。


AN60「では、各施設を案内していきたいと思います。」


と、最初に連れて行かれたのは食堂


AN60「こちらが食堂になります。」


和「なんという……すごいです!これ私が見たことないものまでありますよ!?」


AN60「ユリス様の趣味で各設備は常に最新鋭のものが用意されてします。」


クイーン「あ、これ遠心分離機じゃない?なんで食堂に?」


和「料理は言ってみれば味の化学反応ですからね。

パンデミック前にこういう技術が発展し始めたって聞いたことがあります。」


和「パンデミックで完全に廃れたと思ったんですが」


AN60「まだ使いこなせる人はいませんが

技術だけは残そうとユリス様がお作りになられました。」


和「そうなんですか。凄いですね。」


うちの料理担当の子たちは数々の料理器具に大興奮のようだ。

暫くここでどれがどういうものかと色々聞きながら留まった。


AN60「次はトレーニングジムになります。」


食堂から少し通路を歩いた先にはなぜかいかにもなトレーニングジム


暁「なんでトレーニングジムが……。」


AN60「やはり閉鎖空間ですから

ある程度ストレス発散が出来る場所は必要だろうとご用意されました。」


暁「なるほど」


設備はごく普通のルームランナーやエアロバイク?なんかがあり


咲実「すっげぇ!?テニスコートがあんぞ!」


ポーン「剣道の施設まであるんですね。」


AN60「かなり広いですからね。

とりあえず、思いつく限りのものをご用意されてします。」


AN60「流石にラグビーや野球場は室内にはありませんが

ヘリポートを開放すればすることもできますよ。」


暁「そこまでする必要があるのか……。」


白「人が多く居るとなんでも出来るからじゃないかな?」


暁「そういうもんか……?」


トレーニングジムの次は研究施設になった。

うちの拠点にもあるし、かなり重要な場所だろう。


ビショ「す、すごい!?なんて凄いんだ!?」


クイーン「なにこれ!?私見たことないよ!?」


案の定、要塞みたいな研究施設にビショップとクイーンが大興奮状態だ。

白も色々と興味津々で60にどういう機材なのかを聞いて回っている。


流石に彼ら以外にはどれもこれもチンプンカンプンなので

迂闊に触ることも出来ずに立ち往生だが……。


AN60「こちらにあるものは殆どが東京旧地区にあった設備を移転したものです。

中には作ったものもありますが……どれも手間がかかるものが多いですからね。」


クイーン「あ~作るとなると大変だよねぇ~」


ビショ「精密機器も多いからねぇ。前の状態だとすぐに移転を繰り返したから

手間の掛かった設備を置いておけなかったんだよね。」


クイーン「あ~わかるなぁ。私も殆どその場その場で作ってたもん。」


この世界の研究者あるあるなのか60と一緒に盛り上がっていた。


それから居住区やプラント施設など、

船の上とは思えない施設を幾つか案内してもらった。


蛍「すっごいねぇ~これを一人で作ったの?」


AN60「正確には私のようなロボットも一緒にですが

殆どはユリス様がお作りになったと言ってもいいでしょう。」


暁「そのロボットは?」


AN60「元々は補助用に開発されてたのもありますが

多くはユリス様が独自に開発されました。」


暁「凄いな。」


クイーン「ユリスさんは元々ロボット工学の専攻を?」


AN60「ロボットもですが興味が有ることに

なんでも手を出してたらいつの間にかなのだそうです。」


クイーンもビショップも天才だがそれに輪をかけて頭がいいみたいだ。

じゃなければこれほど巨大な船を作ることも出来ないだろうし

案内役とは言えここまで流暢に対応するロボットを作ることも出来ないだろう。


見た目は浮かぶ球体だから中に人が入っているのはありえないが

遠隔通信で誰かが操作していると言われても信じられる。


AN60「では次で最後になります。正確には終着点ですね。」


暁「ってことはユリスさんのいる場所か」


AN60「はい。こちらになります。」


そういって案内されたのは地下と言って良いのか船の更に下の方だった。

妙に大きな階段を進み、

いかにも……なんかラスボスでもいそうな通路を進んでいく。


自動ドアだった大きな扉を幾つかくぐり抜け


そして……。

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