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ワールドエンドルート  作者: イカランム
53/67

EP:52 穴掘りと地下ルート


軍事施設 侵入 地下ルート


咲実「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」ズザザザ


アツキ「ウニャニャニャニャニャニャニャ!!」ババババ


暁「あと少しで右に掘っていくぞ」


咲実「おぅ!」


アツキ「にゃ!」


突入までの作戦を決めて、クイーン、白、蛍と別れてから

掘りやすい場所から俺達は地下迷宮を作っていた。


相手の事がわからないなら可能な限りの罠を張り、いざという時に備えるためだ。

和とトウカは罠を張る担当で俺達は掘削作業を担当していた。


暁「妙に気合が入ってるがそこまでそこまで急ぐ必要はないぞ?」


咲実「急ぐに越したことはねぇだろ?」


暁「まぁ、そうだけどな。」


リヴァイアサンの問題が片付いていないから

早く進めれば進んだだけ対処がしやすくなる。


ビショップから連絡もないし、問題はないと思うが……。


咲実「何よりさっさと終わらせて帰りたい!

せっかく1番最初を勝ち取ったのによぉぉォォ!!」


暁「あ~そういう……。」


リヴァイアサンが完全に停止していればここまで急ぐこともなかったが

再生活動をしていると言われると放置してイチャコラとは行かない。


結局、あれからすぐにこっちに来た。


投擲ゲームの勝者は咲実、白、蛍のチーム

その後の投票でなんか機械兵の人たちに姐さん扱いされてる咲実が1番になった。


本当ならしばらく一緒に過ごすはずだったが

予断を許さない状況だったのでお預け状態になっている。

それか燃料になっているらしい。


咲実「早く終われば!早く終わればぁぁぁぁぁ!!」ズガガガガ


ものすごい勢いで掘り進められていく通路

この調子なら日中には迷路を作り上げて、施設の探索に移れそうだ。


咲実「そういや、ふと思ったんだけどよ。」


暁「ん?」


咲実「俺らって電磁兵器が欲しいから施設に入るんだよな?」


暁「そうだな。」


咲実「とりあえず、見つかったとして……。

どうやって持って帰るんだ?地下の通路に通るのか?」


暁「いや、持って帰らんぞ?」


咲実「ん?持って帰らんの?」


暁「あぁ、流石に施設級のサイズだろ持ち運ぶのも難しいからな。

この施設にあるってことは十中八九ここで作られたってことだろう?」


咲実「まぁ……別のところで作って持ってくるってのは現実的じゃねぇよな。」


ここら一体のゾンビは倒されたか吸収されたかのどちらかでそんなに居ないが

ここから離れた位置にある施設や街には相変わらずうようよしている。


何処かで作ってここまで運んでくるとして

無数のゾンビから逃げ切るのは不可能だろうし、リスクが高すぎる。


そもそもわざわざ作って個々に持ってくる理由もないだろう。

立地が良いわけでもないし、防衛に適してるわけでもない。

むしろ食糧問題とか色々問題点が多すぎるくらいだ。


暁「ここで作られたなら作る時に使った設計図があるだろう。

そもそも、だいぶ前に凍結された技術なんだ。当時のデータは残ってるはず」


咲実「じゃあ、それを回収するだけってことか?」


暁「そうなるな。実物があればそれを解析したほうが速いらしいけどな。

どっちにしてもどんなサイズかわからないのに持ち運ぶのは厳しい。」


咲実「進化型が相手だもんな。」


暁「ってことでデータを回収したらさっさと逃げる方針だ。

可能なら使えそうな部品を回収したりもあるかもしれないが……。」


暁「それは和とトウカの担当だな。」


咲実「俺らじゃないのか?」


暁「機械のことは全く分からん。」


多少は勉強して努力しているが

付け焼き刃では流石にどうしようもない。


根本的な技術レベルが違うから基礎の基礎から学ぶ必要があるし、

そもそも、じっくり勉強する時間なんて存在しないので学ぶことすら難しい。


暁「向こうに到着したら

俺らは主に進化型を惹きつけるのが任務になるだろうな。」


咲実「あれとやりあうのか……キモイんだが……。」


暁「それは俺も同じだ。」


アツキ「アツキも会いたくない。」


何度か映画で見た貞子みたいなやつの胴がめちゃくちゃ伸びたようなのが相手だ。

貞子みたいって部分ですら既に嫌なのに理解不能な体型だと余計に嫌だ。

ぶん殴れるだけ貞子よりはマシかもしれないが……。


暁「まだ戦うと決まったわけでもないが……」


咲実「高確率で接触しそうだよなぁ。」


暁「今までまともに進化型から逃げられたことはないしな。」


ハルクも大ミミズもかなり大変な相手だった。

今回はサイズは双方に比べても小型な方だが……。


ハルクを倒せるほどの兵器があったにも関わらず全滅しているんだ。

油断できる相手じゃないことは間違いない。


暁「っと、そろそろ迷宮は完成かな。」


電子地図に書き込まれていく情報を眺め大丈夫かどうかを確認する。

そこまで精密にする必要はないが

いざという時には爆破するなり罠を発動するなりで埋めることになる。


小さなズレから地盤沈下が起こる可能性もあるので

ある程度はちゃんとしておく必要がある。


和『暁様』


暁「和、こっちは終わったが……。」


和『はい、大丈夫です。こちらも罠の設置を急ピッチで進めてます。』


暁「了解、内部の状態は?」


白『まだムカデゾンビは反応してる様子はないよ。』


どうやら呼称はムカデゾンビになったようだ。

たしかに見た目はムカデみたいだが……。


暁「索敵能力は普通ってところか?」


白『どうかな、まだずっと地下だしいね。上に行くと反応するかもしれない。』


暁「ふむ」


和『こちらはまだかかります。先に通路の開通をお願いできますか?』


暁「そうだな。突入は先としてすぐに突入できるくらいには採掘を進めるか」


咲実「ってことは……あっちの方向か」


暁「そうなるな。今回は螺旋階段でいいんだよな?」


和『はい、お願いします。』


今までは時間も技術もなかったので斜面階段だったが

色々していくうちに技術もある程度培われてきた今なら余裕で螺旋階段も作れる。


今回螺旋階段を選択したのは

いざという時にはど真ん中をぶち抜いて一気に下りれるからだ。


今回は特に撤退速度が重要になっていくだろうからの選択


俺達はスコップ片手に施設の下へと進む。


もともと予定していた階段設の置場所を慎重に掘り進めていく


階段の設置場所は全部で4箇所

いくつも撤退経路を作ることで危険を回避するためだ。


黙々と……というわけではないが順調に掘り進めていく

白や和への報告も欠かさず、お互いに伝達を密にしながら作業は進み……。

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