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ワールドエンドルート  作者: イカランム
51/67

EP:50 軍事基地と出発

次の目標が決まったことで全員で迅速に行動を開始する。


最初に決めたのはやはり探索メンバーだ。


次の目標は進化型が推定で5体も居る超危険区域


既に全滅しているから更なるパワーアップはしていないだろうが

それでも危険なことには変わりない。


暁「まぁ、メンバーは必然的にこうなるよな。」


行くことになったのは俺、咲実、アツキ、和、トウカ

戦闘能力が一定以上に高く、その場で迅速な判断ができるメンツで固まった。


というかこのメンバー以外に行ける人材はいなかった。

蛍も連れて行こうと思えば行けるが……彼女の持ち味は長距離からの狙撃


施設の外ならともかく中では足手まといになる

ということでヘリからのサポートに回った。


探索メンバーの次はサポートと拠点防衛


サポートは白、蛍、クイーンが

拠点防衛……というか拠点構築はビショップたちで行うことになった。


暁「白と蛍はともかくクイーンは大丈夫なのか?」


クイーン「怖いけど行くしか無いんだよ!」


暁「なんでキレてんだ……。」


白「ごめんね。まだヘリの操縦は出来ないんだ。」


ポーン「自分が操縦に加われればよかったんですが」


ビショ「こっちはこっちで急いで拠点を作る必要があるからね。

流石に今回はそんなに人員を出せないんだ。」


クイーン「うぅ……嫌なのに……自動操縦でいいじゃない!」


ビショ「緊急時に対応できないのでそれだけは流石に……。」


クイーン「分かってる……わかってるけどさぁ……。」


進化型がわんさかいる場所になんて行きたくないんだろう。

とは言えこっちもトウカを外すわけにも行かないし


拠点構築だって重要な任務だ。現場監督ができるビショップはそもそも論外

隊長格でトウカに次いで実力があるポーンを外すのも厳しい。

最大戦力の咲実、アツキ、トウカが全部こっちにいるから余計だ。


暁「現在進行形でリヴァイアサンも蘇生活動をしている。

今回の作戦はとにかく時間との勝負になる。」


白「実物でもデータでもなんでもいいけど回収したらすぐに脱出してね。」


暁「進化型と遭遇しても戦闘は行わずに撤退

マッピングは全員の端末にある。逐次確認するように」


今後のために用意しておいた電子端末

スマホみたいなものだが……不要な機能は全て取り除き、

地図とGPS機能だけ残してある地図専用機になっている。


白「探索でドローンを使うけど……あんまり期待しないでね。」


広いエリアならともかく、ドローンを狭い施設で使うのは不安がある。

特に相手は進化型ゾンビ、接触しようものなら速攻で潰されそうだ。


アツキ「ぬ、聞いてたのと違う」


咲実「は?なにがだよ?」


アツキ「ゲームできるって聞いたのに……。」


咲実「そういう機能全部抜いたって言ってただろ。」


アツキ「ぶ~つまんない。」


咲実「ゲームに夢中になるとアブねぇから抜いたんじゃねぇの?」


アツキ「アツキは我慢できる娘!」


咲実「えぇ……。」


相当な危険を伴う任務なんだが……一部は相変わらずの緊張感の無さだ。


暁「ゲームが出来るのは帰ってからな。」


アツキ「お~、約束」


アツキと指切りして和んだところで


和「暁様、ヘリの点検と準備が完了しました。」


和が呼びに来た。

万が一を限りなくゼロにするために

ヘリの点検や装備の準備をしてくれてたのが終わったようだ。


暁「よし、時間もあまりないし、早速行こうか」


クイーン「ヘリは嫌なんだけどなぁ……。」


白「何かに集中すれば大丈夫なんじゃない?」


アツキ「トランプ!トランプで紛らわす!」


トウカ「今度こそリベンジさせてもらいます!」


蛍「カードゲームなら負けないからね!」


三者三様、先のことにワクワクしてたり、ヘリが嫌だったり

リベンジに燃えていたり……各々考えているものは違うようだが

向こうに行くのに恐怖というものは感じていなさそうだ。


ビショ「僕達は行けないけどよろしく頼むよ。」


俺と和を残して全員が乗り込んだところでビショップが見送りに来てくれた。


暁「こっちこそ、拠点構築を押し付けることになってすまんな。」


ビショ「なんのなんの、

むしろあの危険地帯に行かなくてちょっとホッとしてるよ。」


冗談めかして居るがビショップたちの所は何度も進化型に手酷い目にあってる。

トウカも本心では多分行きたくないんだと思う……。


ビショ「君たちが帰ってくるまでに拠点構築を済ませておくよ。

そのくらいしか僕らに出来ることはないからね。」


暁「あまり無理はしないようにな。あれもまだ完全に止まってるわけじゃない。」


ビショ「あぁ、いざという時はすぐに逃げるよ。

幾らなんでも何の準備もなしにリヴァイアサンとは戦えないからね。」


暁「こっちも出来るだけ早く戻る。気を付けてな。」


ビショ「暁くんたちも」


お互いに握手を交わしてヘリに乗り込む。


群馬とは違いはっきりと危険だと分かっている場所へ向かう。

他の面々はあまり緊張している様子はないが危険なことには変わりない。


いざという時の判断を間違えないように気合を入れ直す。


和「それでは出発しますね。」


和の言葉にヘリが動き出し、空に飛び立つ

改造されてより速度が出るヘリはあっという間に拠点を離れ

ビショップ達が豆粒みたいに見える距離まで到達する。


白「予定時間は3時間位かな。」


咲実「そんなに近かったか?埼玉まで行くんだろ?」


白「今回は全速力だからね。

目的地もある程度割れてるし、補給も十分だからかなり早く着けるよ。」


蛍「最悪、追いかけられてもこの距離なら逃げ切れそうだね。」


白「たぶんね。」


トウカ「そんなことよりトランプで勝負です!」


アツキ「ふふふ、女帝アツキに勝てるかな?」


トウカ「今度こそ最強の座から引きずり下ろしますよ!」


暁「どういうノリなんだ……。」


よく分からんテンションのアツキとトウカの先導で

到着までの時間、ゲームに費やすことになった。

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