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ワールドエンドルート  作者: イカランム
48/67

EP:47 VSリヴァイアサンと争奪戦


突然の大声に全員の視線がそちらに向けられる。

今の声は咲実のはずだが……到着するにはまだ10分はかかるはず

離れた位置に輸送ヘリが見えているが声が聞こえてくるような距離じゃ……。


と思っていたら


アツキ「なんか飛んでる。」


と、指を指すアツキ

飛んでいる?鳥すらも生きていない世界で飛行物なんて俺達のヘリくらいだ。

なのだが……よく目を凝らすと……。


クイーン「え……なに!?ちょ、えぇ!?」


蛍「な、なんか凄い近づいてない!?てか早くない!?」


咲実「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


白「……着弾地点この上を通り超えるよ?」


暁「和っ!トウカっ!」


和「了解です!」


トウカ「はぁっ!!」


白の言葉に飛来する咲実を三人で受け止め……。


咲実「あっぶねっ!?めっちゃずれてんじゃねぇか!?」


ビショ『いやいやいや、いきなり飛び出したのは君じゃないかっ!?』


暁「そもそも、どうやって……。」


咲実「いやぁ……防衛用にって大砲設置してたんだけどさ

なんか状況的にすぐ来ないとダメっぽいじゃん?だから」


暁「飛んだと?」


ビショ『本当に勘弁して下さいよ……。

君に何かあったら僕、暁くんの殺されるじゃないですか』


暁「そんなキャラじゃねぇよ。普通に本人叱るわ。」


和「えぇ、何してるんですか?」ゴゴゴゴ


咲実「うぉぉい!?ちょ、急いが方が良かったってあれだけど!?」


どうやら俺が怒る前に和がキレたみたいだ。

和の後ろに般若が見える……。


…………しばらくお待ち下さい。


咲実「超痛い……。」タンコブ


和「自業自得です。」


咲実「一秒でも早くって思ったんだよ。」


蛍「や~……10分位は誤差だと思うけどね。」


殆ど痛覚がないはずなのに和の放った拳骨は咲実にダメージを与えたようだ。

涙目になってタンコブをさすっている。


やり方はあれだが……


暁「とりあえず、役者は揃ったな。」


クイーン「役者?」


暁「咲実とアツキがいれば同時にポータルを打ち込めるはずだ。」


咲実「おう、あれから投擲の練習は欠かしてないぜ!」


アツキ「アツキは百発百中っ」フンス


二人はやる気充分のようだ。

後は周りだが……。


クイーン「うぅ~あれ作るの大変なんだけどなぁ……。」


蛍「まぁまぁ」


白「作るの手伝うよ。」


ポーン「資材集めなら協力できますから」


トウカ「えぇ」


皆がクイーンを慰めていた。

ポータル投擲で意見が一致しているようだ。

もとより、それしか選択肢がないんだが……。


暁「とりあえず、咲実が体を張って急いできたんだ。

その分の時間をムダにしないために進めていこう。」


クイーン「と言っても何するの?」


暁「とりあえず、ポータルにエネルギーを充填するのと

2つのポータルだけを繋げる。」


暁「ついでに鉄骨でも突き刺して帯電性をあげようか」


咲実「お、それ良いな!投擲練習にもなるしな!」


アツキ「いっぱい刺したら次はアツキの番!」


和「なんですかそれ!?私も参加しますよ!」


トウカ「ず、ずるいです私だって鉄骨くらい投げれます!」


白「いやいやいや、

そんなの私とお姉ちゃん参加できないじゃん!却下だよ!」


蛍「そうだそうだ!横暴だー!」


クイーン「横暴だー!」


何の番かはあえて突っ込まないことにする。

絶対に藪蛇になるってわかってるからな。


ポーン&ビショ『「モテる男は辛いね。」』


暁「ハモんな。」


そして……


ビショ「え~突然に始まりました。女性だけのドキドキ順番争奪戦!

司会進行は僕、ビショップと」


ポーン「解説のポーンです。」


暁「商品らしい暁だ……と言うかなんでこうなった。」


あれから大体20分位女子メンバーでなんか熾烈な言い合いがあった。

次の順番がどうのこうので俺を含め男が入ることができない様な感じの……。


ちなみにその途中でビショップ達は合流

収容所も地下に埋め込んでこっちに集まることになった。


その間にどういう結論になったかというと……。


ビショ「ルールは簡単!」


ビショ「2チームに別れた女性陣が50本の鉄骨をリヴァイアサンに打ち込み

最後にポータルを打ち込んだほうが勝利となります!」


ビショ「そして優勝した陣営の貢献度に僕達男性陣が投票

見事1位を取った人には最初の順番がやってきます!何かはあえていいません!」


とまぁ、こういうことになった……。

このほうがやる気が出るだろう……ということでそのまま進行するらしい。


ビショ「さて、それではチーム分けですが」


ビショ「今回は女性は全部で7人、

普通に奇数なので今回クイーンは特別枠ということで除外します。」


アツキ「クイーンなら一緒でもいい。」


和「まぁ……なんだかんだと彼女のおかげですし」


ポーン「なにげにクイーンさんは特別扱いですよね。」


暁「まぁ……あいつが居ないと俺はまず目覚めてないからな。」


なんだかんだと贔屓されてるクイーンは一緒に……と言うかたちで収まった。

というか、ポータル起動のタイミングは彼女に委ねられてるので

そもそも参加できず、流石に哀れだという理由があったりするが……。


クイーン「強制的に最後じゃなくてよかった……。」


ビショ「彼女を除いた6人でチームを作ります。

肝心のチームはこちら!」


ポーン「Aチームはアツキさん、和さん、トウカさんですね。

Bチームは咲実さんと白さん、蛍さんになります。」


ビショ「バランスは……まぁまぁいいのでしょうか?」


ポーン「若干、Aチームのほうが有利な気もしますが」


暁「アツキ、咲実は相殺だろうが、

和もトウカもそれなりのポテンシャルがあるからな。」


暁「白の戦略と姉妹のコンビプレーでどこまで追いすがれるかだろうな。」


ビショ「なるほど、面白い戦いになりそうですね!」


ビショ「果たしてオール武闘派チームが逃げ切るのか!

それとも知恵とコンビネーションで追いすがるのか!注目の一戦です!」


アツキ「負けぬ!」


和「私が勝てば一番は確実……ふふふ」


トウカ「なにげに和は黒いですよね……。」



咲実「チッ、体育系がほぼ向こうに揃ったな。」


白「大丈夫、既に勝つためのロジックは組んであるよ。」


蛍「白が入れば大船だよ!!」



ビショ「両チームともになかなかの気合が感じられます……。

開始前にどう予想しますか?」


ポーン「やはり、僕はAチームでしょうか。個々の能力が高いですからね。

鉄骨50本程度ならすぐに打ち込めるでしょう。」


ビショ「暁くんは?」


暁「俺はBチームかな。」


ビショ「ほう?Aチームに比べると劣る気がするんですが……。」


暁「白の知恵はなかなか馬鹿にできないし、

蛍も見かけによらずポテンシャルは高い。何より……。」


ビショ「何より?」


暁「アツキの行動は予想できないからな……。」


ビショ「なるほどAチームには不安要素があると」


暁「本当に鉄骨を突き刺すだけならいいんだろうが」


ポーン「一応長さに規定がありますから余計ですね。」


暁「なんか変なことになってるけど

目的はリヴァイアサンを止めることだからな。」


ビショ「双方の予想ではなかなか面白い戦いが見られそうです。」


予想が出終わり、各々が所定の位置につく


ポータルは投擲の時に接触して壊れないようにと別々の位置に設置してある。

それぞれのチームもそのポータルが置いてあるところに移動した。


全男性陣が見守る中、女性陣が所定の位置に

そして、ビショップが右手に持った木槌を持ち


ビショップ「試合開始です!」


カーンという音と共に謎の争奪戦が始まった……。

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