絶望へ進む世界と最後の光
駄文御免
終りがどこにあるのかも色々不明な作品とりあえず、かけるとこまで書きます。
多少の残酷描写……あり?
完全無欠にシリアスを抹殺していくスタイル、あとハーレム。
これだけは譲れない。
異種恋愛(人型)みたいなのがあるけど気にならない方はどうぞ
2XXX年
人類は少子化を起点とした人口減少に陥っていた。
原因の一つは人類の性欲低下によるものだと考えられたが
対処のしようがなく、人類滅亡のときが刻一刻と迫っていた。
数年後
人口減少はもはや留まることを知らず
人手不足によって動かない都市まで出てきた。
世界政府は都市機能の縮小化を行うため、新開発されたコールドスリープを使い
命を未来へつなぐために【少数都市計画】を発動した。
それから50年後
人類の願いは天に届く……ナノテクノロジーの誕生である。
ナノテクノロジーを用いることで新たに妊娠出産が可能となり
人口減少問題に終止符を打った。
コールドスリープは次々に開放されていき
人類はナノテクノロジーとともにさらなる発展を遂げる……はずだった。
100年後のある事件が発生するまでは……。
【腐敗病】
新たな破滅を呼び込んだ元凶の呼称
感染者はすぐに意識を失い、次に体の色が変色……まるで映画に出てくるゾンビのような姿になる。
そして、次に目が覚めると新しい感染者を作り出そうと襲いかかる。
感染経路は血液感染だけだが感染から発症までの期間が短く、瞬く間に世界全土に広がった。
世界政府もなんとか対応しようとするが遅く、
行動を起こした時点で地球人口の70%が感染者となってしまっていた。
しかし、絶望的な状況でも人類は諦めていなかった。
人類救済機関【マグメル】を組織、わずかに残った細い糸を手繰るように研究を重ねていた。
苦節10年
マグメルの結成から10年も月日がたった。
もはや現代に生き残っている人間がどれだけ居るのかわからない。
研究者の多くも精神を患ったり、感染したりと次々にドロップアウトし
唯一残ったのは天才と呼ばれた女科学者だけだった。
それでもなお、マグメルは最後の希望を研究し続けた。
そして……。