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出発

五、出発


 湖の魔女によると3年前に大きな戦争があり、その時にたくさんいた竜たちはいなくなってしまったという。

竜だけでなく他の生物もだいぶ数を減らしてしまったらしい。

今は皇帝の元にまとまりつつあるが、まだまだ混乱が続いているという話だった。

マニは両親が自分を置いていくときに親戚を探しに行くと言って戻らなかったのを思い出した。

「ねえ、マニ君。良かったら、私の故郷の森に来ない?また狙われることもあるかもしれなし。とりあえずそこで護身術を身につけたほうがいいと思うの」

「うん、僕頑張るよ。君を守れるくらいに!」

彼女はグレーの瞳を細めて喜んでくれたようだ。

マニはずっと気になってることを聞いてみた。

「ところで、君の名前はなんだい?」

「私の名前は無いの。それが私の宿命だから。こうやって各地を放浪しているのもそう…。」

そこで名無しの魔女は身をひるがえし歩き始めた。

ふわりとワンピースのすそが揺れる。

「そろそろ行きましょ。ここから北の方よ」

(うーん。難しい話だな。何か理由がありそうだから黙ってよ)

マニは彼女の後を追いかけて歩き始めた。


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