表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神託の果て ー神を目指して見ようと思います!ー  作者: かぼちゃ畑


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/7

到着!セントルイス駅

一一????一一


「居たぞ、邪教徒だ!」

「取り押さえろ。」

一人の兵士が指を指すと、周囲を捜索していた兵士達が一斉に集まり、邪教徒を取り囲んだ。兵士は五人、対して邪教徒はたった一人だ。


「今度は本物の兵士か。」

(見る限り、そこまで位は高くないな。)


「先程、雷を操る邪教徒が現れたと言う通報があったが、貴様か!」

「大人しくしていれば、殺しはしない。」

兵士は剣を鞘から抜く。


「俺も殺しは好きではない。…が、仕方ない。」

(逃げられそうもないしな。)

邪教徒も鞘から刀を抜き、前に構えると周りに稲妻を発生させる。


「かかれー!」

合図と同時に兵士達は剣を構え、邪教徒との距離を詰める。


一一数分後

邪教徒の周囲には、五人の兵士が深い傷を負って倒れていた。折れた剣が地面に転がり、戦いの激しさを物語っている。

「兵士と言ってもこの程度か。」

邪教徒は倒れている兵士の前に立ち、躊躇なく刀を振るった。


「この…邪教徒めが、、。」

後ろからかすれた声が聞こえる。邪教徒は後ろを振り向くとまだ息をしている兵士が一人、地面に倒れていた。


「なんだ、まだ生きているのか。」

「くっそ。……俺がこの程度で、殺られるわけが。」

兵士は地面に手をつき、必死に体を起こそうとする。


「残念だがこれが現実だ。」

邪教徒は刀に付いた血を振り払い、兵士の首へ切っ先を向ける。


一瞬にしてその場に緊張感が張り詰める。


「この……邪教徒がぁ……。」

兵士は顔を上げ邪教徒を睨みつけた。


「悪いが、俺からしたら貴様らが邪教だ。」

邪教徒は静かに刀を振り下ろした。

鈍い音と共に地面に兵士の首が転がった。邪教徒は、視線を落とすこともなく、その場を後にした。

(あの兵士が付けていた階級章。線が2本だった、確か線の数で階級が決まるらしいから、あの兵士共は恐らく二等兵だろう。)


「手加減したとは言え、あのガキ共の方が強かったな。」


一一酒屋オゴゴロ一一


「やっと着いた。」

「意外と距離ありましたもんね。」

酒屋のドアを開け店内に入ると、タバコと酒の匂いが充満していた。辺りを見渡すと、奥の席に座っていたカズは、こちらに気付くと手を振り、手招きをしている。


「居た。」

俺達は、向かいの席に着席した。


「二人共、無事で何よりだよ。」

「えっと。この度は助けて頂いてありがとうございました。」レイナは頭を深く下げお礼を言う。


「嫌いや当然の事をしたまでだよ。」

カズは笑顔でそう返した。

何処までもイケメンかよ、にしてもこいつ良く瞬時にこの作戦思いついたな。俺だったらそのまま逃げそうなのに。


「それじゃ、これからについて話そうか。」

カズはテーブルに手を置き、冷静な口調で話を始めた。


「これからの事ですか?」

「そう、僕らはこれからドルトルイスにある兵士訓練学校に向かうんだけど……。」

「レイナ・ブロッサムです。」

「レイナ君はこれからどうるつもりだったんだい?」

「私も今日のドルトルイス行きの列車に乗る予定でした。目的地は違いますが。」

「それじゃ僕達で君をドルトルイスまで護衛しよう。」

「本当ですか!ありがとうございます。」

待て、今こいつ僕達って言ったか?その“達”に俺は入ってるだよね。俺護衛するなんて話聞いてないんですけど。まぁ列車にはアヤあいつも居るし、何とかなりそうではあるが。


「しかしなんでレイナが邪教徒に狙われたんだろうな。」

「確か、邪教徒の人達は私の事を〖 器 〗と呼んでいました」

「器……ねぇ。カズは何か聞き覚えはあるか?」

「うーん、器かぁ。特に聞いた事は無なぁ。もしかしたら邪教徒が人を攫う時の隠語かもね。」

まぁ今はそういう事にして置く方が良いか。考えるのもめんどくさいし。


「列車が出発するまで後30分だそろそろ店を出ようか。」

カズはそう言うと席から立ち上がる。

「会計は良いのか?」

「とりあえず、ドリンク1杯分の支払いは済んでるから大丈夫だよ、他に何も頼んでないし。」

「それじゃ店を出るか。」


俺達は店を後にした。


「そういえばレイナ君の荷物は何処にあるんだい?」


確かに、言われてみればレイナは何も荷物を持っていない。強いて持っている物と言えば腰に着けている小袋だけで、他の物は見当たらない。女の子って荷物が少ないとはナナさんから聞いていたがここまで少ないとは。


その小袋はネズミほどの大きさで、何か入っているとは、到底思えない。


「えっと私の荷物は全て小袋これに入っています。」

レイナはそう言うと小袋の中から、分厚い本を1冊取り出して見せた。袋の中に入っていたとは思えない程大きな本だ。


「え、えぇ。何それ。」

「この小袋は魔法袋マジックポーチと言いまして、家に伝わる家宝です。」

「すげぇ。そんなのあるんだ。」

俺は、その小袋を凝視した。


「コラッ」

カズは俺の頭を手で軽く叩いた。


「そんなに見たら失礼だよ。それにしてもそれは凄い物だね。大切にしなきゃ。」

「はい。」


そうこうしているうちに俺達はセントルイス駅に到着した。

兵士の階級と騎士

兵士は下から、三等兵 二等兵 一等兵 上等兵に分けられ、その上に騎士と言う特別な役所がある。

騎士は下から、下級騎士 中級騎士 上級騎士に分けられる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ