私、悪役令嬢になる!(決意表明)
なんとかサラちゃんも説得する事が出来たわたしは早速悪役令嬢を目指す事にした…のだが
「お嬢様、流石にそれではお笑いタレントです」
「そんな事やってたら〜みんなの笑い者ですよ〜」
「くっ」
そう。絶望的に演技が下手なのだ。
大根役者にも程がありますよ全く、しかしながら皆さん、普段のわたしは悪役令嬢系なんて見たりしないんですよ。
「どうするべきか」
このままじゃ悪役令嬢(笑)になっちゃう!そんなのはヤダ!
「そもそもお嬢様の中の悪役令嬢ってどんなイメージなんですか?」
「良い質問だねキラちゃん」
「どーせ馬鹿みたいに他人からマウント取ってるイメージですよ〜お嬢様ですから」
バッ
スッ
「速攻で目を逸らすんじゃない!」
むむむ、どうしたものか。
「でしたら一度母上様に聞いてみては?」
「そういえば〜あの人昔はかなり問題児だったらしいですよ〜」
「Σ(・□・;)なるほど、その手があったか!」
というわけで私はお母様に話を聞きにきたのだが‥‥
「スヤァ( ˘ω˘ )」
めっちゃ良い顔で寝てるよこの人。
え?なんなの?朝食食べ終えてまだ数分だよ?どれだけ寝るのこと人。
「お母様、起きてください。お母様!」
「むにゃむにゃ、ふわ〜あ、よく寝た〜」
「流石に寝すぎです、しっかりしてください」
「それで〜どうしたの〜わたしの可愛い娘ちゃん❤️」
「私、悪役令嬢になりたいのです」
主人公の母は旦那曰く「怒るととてつもなく怖い」とのこと。
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