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1話

「お前も含め人間を信頼してはいけない。なぜなら人間はとても愚かだからだ。1人で強くなれ。そして笑え」



レイバン・エルは育ててくれた暗殺者からそう習った。


貧民街に捨てられ、暗殺者に拾われた。


俺が初めて人を殺めたのは確かに6際の頃だっただろうか。


暗殺者の義父と手を繋いで夜の貧民街の狭い路地裏を歩いてた時だった。酔っぱらった男2人が絡んできた。


義父は繋いでいた手を離し自分の手とすり替えるようにナイフを手渡した。



「この世界は殺るか、殺られるかだ。どっちも助かるなんて考えるな。生と死の駆け引きを楽しめ」



そう笑って去っていった。その日以来義父と会うことは無かった。



そしてナイフで2人の男を刺し殺した。

その時初めて“死”というものを感じた。


何故だろうか真っ赤に染った手や倒れているの死体を見て俺は



“笑ったんだ”




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