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詩の目次

「糞」「糞2」

作者: 冬野三月

「糞」

 人生一体どうなってる

 どこまで行っても糞の群れ

 ファック


かろうじて人間の形を保ってるだけの糞が、我が物顔で闊歩する。

日本語を喋る奴ら、しかし言葉は通じない。

そんな奴らと、どう生きていけばいい。

糞に浸かったまま息もできない。

もがくほど糞が身体に絡みつく。


どこまで行っても糞は糞。

人間になる期待もできない。

糞は肥溜めへ行けよと、糞に言っても仕方ない。

糞は何処にでもいるから、どこへ逃げても仕方ない。


糞がどこまでも人間として生きている、

そんな世界を素晴らしいとは思えない。


 糞まみれの世界

 ゴミ溜めの世界


糞の中で、自分も糞にならないように、糞から顔を出し、

糞の臭いの染み込んだ空気を吸い込んで、どうにか息をしてる。




「糞2」

どこまで行っても糞は糞。


糞がどんな色や形だろうが、関係ない。

糞が言葉を羅列しようがゲロを吐こうが、関係ない。

糞にはどんな期待もかけないし、糞のために俺の行動を抑制しない。


糞よさらば。

グッバイ糞。

うんざりするぐらい糞まみれな日々にさよなら。


糞は相変わらずそこら中を闊歩しているけれど、奴らの姿を気にしない。

自分が人間でいる限り、糞は世の中に垂れ流されていくもの。

糞はそこにあるだけのもの。

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