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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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クレシアへのお土産

シルフィード号で王城の裏に飛んでいき、着陸すると、王城に入っていく


部屋に入ると、国王と前国王が待っている

『メトリシア帰ったか? 何か起きたのか?』

国王がメトリシアを見て聞く

『ヘルト御兄様に聞いてください』

メトリシアが笑顔で言うと、ヘルトとアリシアが楽しそうに説明をしている


『食料欲しさに、反乱を止めるとは!! 良いな!! 平和的で!!』

前国王が笑いながら言う

『完全に押し付けて帰ってきたなら安心だ!』

国王が笑っている

『あ!! 忘れてました! ヘルト御兄様、これ』

メトリシアが袋をヘルトに手渡す

『何が入っているんだ?』

ヘルトが苦笑いしながら袋の中を覗いて、中身を出す

『これは魔石か? こっちは?』

ヘルトがじっくり見ている

『土石と魔土石です。ドワーグニの迷宮のお土産です。取り敢えず40層の物です』

メトリシアが笑顔で言う

『国宝にするしかないの』

前国王が笑顔で言う

『こんな袋に入れて、渡す物か?』

ヘルトが苦笑いして言う

『沢山有りますから!! 欲しかったら、土石なら沢山あげます!!』

メトリシアが嬉しそうに言う

『キャス号に積んだままだから、下ろしましょうか?』

マルスが笑顔で言う

『後で受け取ろう』

国王が笑顔で言う

『はい! 御父様』

メトリシアが嬉しそうに言う

『この袋の物で良いぞ! 沢山は要らないぞ』

前国王が考えてから言う

『お祖父様何故ですか!! 折角降ろせると思ったのに』

メトリシアが笑顔で言う

『因みに何日潜ってきたのだ?』

『10日です』

『これが2000個か?』

『この階層は、そのぐらいです』

メトリシアが笑顔で言う

『別の階層と合わせたら、相当な数だな・・・宝物庫が足らなくなる』

前国王が苦笑いする

『それは無理です』

ヘルトが苦笑いして言うと、クレシアと王妃が入ってくる


『メトリシア、何か有るのですか?』

クレシアが微笑みながら聞く

『アニーがお土産を持ってきましたので、キャス号にどうぞ』

マルスが笑顔で言う

『はい、マルス様、どこの国のお土産か楽しみですね』

クレシアが微笑みながら言うと、アニーを見ている

『魔工王国の調味料屋で買ってきました。見た方が早いですね』

アニーが微笑みながら言う

『行きますよ』

クレシアが嬉しそうに言うと、アニーを連れて出ていく

『クレシア御姉様、待ってください』

メトリシアが慌てて追いかけて、みんなシルフィード号に向かう


キャス号が着陸すると、貨物室に入り調味料を見ている

『これだけの種類・・・良い店見付けましたね』

クレシアが嬉しそうに見ている

『1つずつ降ろします』

アニーが微笑みながら言うと、みんなで運び始める


降ろし終わると、キャス号の食堂に向かい、休憩をする

『良い食堂ですね』

クレシアが微笑みながら、厨房から出てくる

『輸送船ですから』

マルスが笑顔で言う

『え! 輸送船? 客船では無いのですか?』

クレシアが驚いている

『輸送船です。 ここは弟子達が乗った時用の食堂です』

マルスが笑顔で言う

『マルス様ですからそうですね。この子が生まれたら、乗せてくださいね』

クレシアが微笑みながら言う

『アリシアをウルシナ公国に連れて行ってくださいね。この部屋なら安心できます』

王妃が微笑みながら言う

『え! その前にレセナ様とオテリオスに行こうと思ってましたけど』

マルスが笑顔で言う

『良いですね。護衛役が来て、カミラが躾ていると聞きましたが、ある程度育ててから、送りに行ってくださいね』

王妃が微笑みながら言う

『カミラ任せですけど、クエリスさんの躾も有るからな』

マルスが笑顔で言うと、王妃とクレシアが笑っている

(完全に鍛練をさせてます! ウルシナ公国も早く送ってきて欲しいですね・・・カミラに感謝です)


マルス達は屋敷に戻ると、ロイドと、マルスとエミールが工房の上の部屋に集まる

『マルス殿、例の女性の話ですが、中々見付かりませんでしたが、魔法学院の関係者への聞き込みで、1人可能性が有る女性にたどり着きました。セレーニアと言う女性です。グロゼメリア男爵家の出身ですが、魔法学院卒業後、亡くなっている事になってます。魔法師団や魔法研究院に入れなかったのが、原因と思っています』

ロイドが書類を見ながら言う

『その人です。魔工王国の魔法結社の方で名前は出てきました』

エミールが聞き取り内容をロイドに渡すと、ロイドの顔が険しくなる

『決定的です・・・追加の騎士団も出発させます。反乱になる可能性が有ります』

ロイドが考えてから言う

『リリシャ、なんて言うかな?』

マルスが考え込んでいる

『心配です・・・もし、知ったら・・・』

エミールが考えている

『確定するまで、内緒の方が良いと思いますが・・・知らない内に始末します』

ロイドが考えてから言う

『必要になったら、この内容を伝えるようにします』

マルスが考えてから言う

『はい、リリシャ師匠怒るかも知れないですけど、マルス師匠が一緒なので安心です』

エミールが考えてから言う



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