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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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ホビッツ号改造完了

『ホビッツ、浮上して』

マルスが言うと、ホビッツが現れる

『・・・どんな改造を・・・』

ホビッツが震えながら言う

『人が住める様に改造したよ!』

マルスが笑顔で言う

『人が住める様に? 改造ではなく作り直したの間違いに聞こえます』

『その通り!! 骨格が傷んでいたからね!! ホビッツ!早く飛んでね』

マルスが笑顔で言う

『魔力量が足りない・・・』

ホビッツが飛ぼうとすると、飛べなくて焦っている

『ホビッツ、魔導炉先に稼働して!』

『え! 魔導炉・・・稼働してない・・・何故魔力が・・・』

『魔晶石と魔法球の魔力だよ! 試し飛行行くよ』

マルスが笑顔で言うと、魔導炉を稼働させて、上昇すると、外に出て、一周飛んで戻ってくる


『マルス、最高!! 展望室、何を植えるの?』

リリシャが笑顔でやってくる

『アニーに任せるよ! 料理に必要な物を育ててね』

マルスが笑顔で言う

『はい、任せてください』

アニーが微笑みながら言う

『ホビッツ、外から全体を見て感想を教えてね』

マルスが笑顔で言うと、ホビッツが消えて、暫くすると戻ってくる

『凄い!! 完璧な外装!! 中も傷んでいる場所が無い!! 完全な新品の飛空艇!!』

ホビッツが嬉しそうに言う

『ホビッツちゃん、気に入った?』

エスカが現れて聞く

『綺麗な外装気に入った!! 主様!!』

ホビッツが嬉しそうに言う

『ホビッツも我が主様を認めたか!!』

シリウスが言うと、ホビッツが反応しないようにしている

『みんなで飛んでいこうね』

エスカが笑顔で言う

『エスカ様、飛ぶのが楽しみです』

ホビッツが嬉しそうに言う

『エスカと一緒に飛ぶとどこか遠くまで飛んでいくぞ!!』

シリウスが言う

『主様、どこに飛んでいきますか?』

ホビッツが嬉しそうに言う

『家に帰るよ』

マルスが笑顔で言うと、みんな微笑んでいる

『家に帰る? 住める様にしたのだから、ここが家じゃないのですか?』

ホビッツが疑問そうに言う

『え? 旅に出た時快適に休むためだよ! 作るの楽しかった!!』

マルスが笑顔で言うと、みんな爆笑する

『え! えーーーーーーー!! 住むために改造したのでは無いのですか!!』

ホビッツが驚いて叫ぶ

『楽しかったから、作っただけ』

マルスが笑顔で言う

『マルスだからです』

ミリアが笑いながら言う

『主様ーーー最高ーーー!』

エスカが腹を抱えて笑いながら飛んでいる

『は?・・・』

ホビッツが呆然と見ている

『思い知ったか!! これが我が主様だ!!』

シリウスが愉快そうに言うと、ホビッツが一瞥して無視している

『バロンド号は、中に入って寝ていてね』

マルスが笑顔で言うと、バロンド号が飛空艇工房に入っていく

『主様、冗談ですよね? 住まないのは』

ホビッツがマルスの目の前で言う

『作り直すの楽しかったよ』

マルスが笑顔で言う

『主様に何言っても無駄!! 主様だから作るのは好きでも、使うかは解らない!! 天空の城にも住まないから!!』

エスカが愉快そうに言う

『やっぱり・・・恐ろしい・・・』

ホビッツががっかりしている

『恐ろしさわかったか!!』

シリウスが愉快そうに笑っている

『シリウス、1人で何笑っているの? ホビッツに無視されているのに』

マルスがシリウスを見ている

『は? 無視? ホビッツ!!』

シリウスがホビッツに怒鳴っていると、ホビッツが完全無視している


『このーーーーー!!ウサギが!! 噛み付くぞ!!』

シリウスが大声で怒鳴り続け、ホビッツは完全無視している。エスカが愉快そうに笑いながら飛んでいる


飛空艇工房の封印をすると、マルス達はシルフィード号に乗り込み出発の準備をしている

『あれ? 人が集まっている?』

エビリアが地上を見て言う

『何故でしょう?』

リリシャが地上を双眼鏡で見て言う

『兵士もいます。ここはどこの領地でしょう?』

クレスタが双眼鏡を見ながら言う

『あ!! リリシャ、クレセさんに言ってない?』

マルスがリリシャを見ている

『え! ・・・何も言ってませんでした・・・』

リリシャが考えてから言う

『クレセさんに話してから帰ろう』

マルスが笑顔で言う

『美味しい料理を用意してくれるかな?』

キリシアが笑顔で言う

『用意して貰いましょう』

リリシャが笑顔で言うと、町に向かって飛んでいく


町が見えてくると、シルフィード号が降下して、門に近付く

『クレセ様はいらっしゃいますか?』

ヒストリアが大声で言う

『少々お待ちください!!』

兵士が驚いて大声で言うと、走っていく

『小さい町ですね』

メトリシアが町を見ながら言う

『地方領主だからね』

マルスが町を見ながら言う

『産業も無いですから、仕方無いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『冒険者ギルドに行ったら、肉の情報有るかな?』

キリシアが嬉しそうに言う

『肉狩ってから帰りましょう』

リリシャが微笑みながら言うと、門の外に着陸して、クレセがやってくるのを待っている


『リリシャ!! 何故ここに』

クレセが馬車に乗ってやって来て、リリシャを見て大声で言う

『ちょっと寄ってみました』

リリシャが微笑みながら言う

『それだけか? 飛空艇が岩山の近くに飛んでいたが・・・』

『マルスの別荘が有りますから! あ!! 内緒です』

リリシャが微笑みながら言うと、クレセが苦笑いする

(軽く別荘が有るか・・・何か有るとは思ったが・・・それで来たのか)

『中で話します? それとも屋敷に案内してくれますか?』

リリシャが微笑みながら言う

『リアクラナが慌てて準備をしている! 内緒話なら、飛空艇の方が安全か?』

クレセが考えてから聞く




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