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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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飛空艇工房へ

『ドリーどうやって使うのかな?』

マルスが興味津々に聞く

『そこに緑色、こっちに茶色を入れて!!』

ドリーが笑いながら言うと、マルスが装置に入れると、凄い光が集まり、塔の外に緑と茶色の光の粒子が飛び始める


『綺麗・・・』

リリシャが外を見ながら呟く

『こんなに大量に一気使い初めて!! 1個分で普通なら数百年使えるから・・・世話する妖精や精霊がいたら、凄い薬草園に出来るよ』

ドリーが笑顔で言う

『薬草園? 薬草取れるのですか?』

『エクサリーの材料全部作ってあげる! 精霊と妖精族いたら何でも育てるよ』

『マルス!! 精霊と妖精探しましょう!!』

リリシャが笑顔で言う

『こっちに残ってないよ・・・結界が有るから来れないからね』

『そんな・・・折角の薬草園なのに・・・』

リリシャががっかりしている

『世話する人がいなくても、数年後には沢山取れるから安心してね』

ドリーが笑顔で言う

『魔法薬沢山作りに来ますね』

リリシャが嬉しそうに言う

『ドリー良かったね。リリシャが魔法薬作りに来るから、薬草出来たら教えてね』

マルスが笑顔で言う

『魔法薬研究には、ここが1番です!! 必ず住んで下さい』

ドリーが嬉しそうに言う

『家から放れているから、別荘ですね』

リリシャが微笑みながら言う

『必ず来てください!! 本当に呼ぶまで来ない魔導王を引っ張って来てください!! 人でなし魔導王を教育してください!!』

ドリーが必死にリリシャに詰め寄って話している

『マルス、どうにかして』

リリシャが助けを求める様に、マルスを見ている

『ドリー、凄い必死だね。また気が向いたら寄るからね』

マルスがリリシャを見て言う

『気が向いたら? 気が向かなかったら来ないつもりです!! ヴェルちゃんも呆れてます!! 全く来てくれないと!!』

ドリーが大声でマルスに怒鳴る

『天空の城不便だからね』

マルスが笑顔で言う

『不便? 世界最高の守りと安全な城が不便なんて言うなーーーーー!! 大体この人でなし魔導王!!遊び歩きしているだけだろーーーーー!!』

ヴェルダンディーの怒鳴り声が聞こえてくる

『じゃあドリー帰るね』

マルスが笑顔で言う

『は? 本当に帰るの? その前に、魔法のオーブセットして下さい』

ドリーが慌てて言うと、マルスがドリーの言う通り装置にセットしてから、シルフィード号に戻っていく


シルフィード号は、飛空艇工房に向かい、ホビッツ号の改修を始める

『マルス、何から始めるの?』

リリシャが微笑みながら聞く

『こんな感じで骨格を変えるから、取り敢えず外装を全部剥がすよ! 紋様魔法と紋章魔法から、解除していくよ』

マルスが笑顔で言うと、外装の紋章魔法の魔力を無くして、リリシャ達が取り外し、モデリングで角材に変えている。ホビッツが目を見開き見ている


外装が終わると、マルスが床や壁を取り外して、骨格を作り替え始める

『壊している・・・どうして・・・』

ホビッツが泣きそうな声をあげる

『ホビッツちゃん、主様の怖さわかった? 作り替えてるよ』

エスカが笑顔で言う

『は?・・・作り替えている? 壊しているの間違いのような気がするけど・・・』

ホビッツが震えながら言う

『主様と約束したでしょーー主様の好みに変えているだけだよ』

エスカが笑いながら言うと、ホビッツが不安そうにマルス達を見ている


4日後、マルスは、外装の紋様魔法と紋章魔法を書き込んでいる

『マルス、完成で良いのかな?』

リリシャが微笑みながら聞く

『魔光石が足りなかったから、取りに行きたいな』

マルスが考えてから言う

『魔光石? 何に使うの?』

『ミラージュ付け加えたいから、下から見えない方が良いよね』

『取りに行きましょう・・・フローネ先生に相談もしましょう』

リリシャが微笑みながら言う

『マルス様、厨房は完璧です。風呂も良いですね』

アニーが微笑みながらやってくる

『後は何が必要かな?』

『今は追加は必要ありませんが、魔力使用量が気になります』

アニーが考えてから聞く

『厨房関係は、魔法球を使っているから、沢山消費してね』

マルスが笑顔で言う

『何気に魔法球沢山使ってますね』

リリシャが考えてから言う

『魔法球消費しないと、溜まるだけだからね』

『キリシアが迷宮好きだから、仕方無いですね』

リリシャが笑いながら言う

『みんな好きだよね。リリシャも焼き尽くすの好きでしょ』

マルスが笑顔で言う

『はい、沢山焼き払います』

リリシャがマルスを見て微笑んでいると、メトリシア達がやってくる

『マルス師匠!!リリシャ師匠!!何良い雰囲気作っているのですか!!』

メトリシアがマルスの前に走ってきて言う

『外装の確認終わったかな?』

『終わりました!! そうじゃなくて、何でリリシャ師匠と2人で仲良く話しているんですか!!』

メトリシアが大声で言う

『もう少しで試し飛行だね』

マルスが笑顔で言う

『マルス、内装見てきますね』

リリシャが微笑みながら言う

『リリシャ、内装じゃなくて、展望のガラス張りを確認かな?』

『はい、外に出たらどんな風に見えるか、楽しみです』

リリシャが笑顔で言うと、歩いていく

『それでは、お茶菓子とお茶を入れますね』

アニーが微笑みながら言うと、リリシャと歩いていく

『マルス師匠!!無視しないで下さい!!』

メトリシアがマルスに詰め寄り怒鳴る

『メトリシア、もう少しで終わるから、出港準備しておいてね』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠の作業を見ています!!』

『じゃあ、そこ足どかしてね』

マルスが笑顔で言うと、紋様魔法を書き込み始める

『え! 邪魔していた?』

メトリシアが慌てて後退りして、マルスの作業を見ている

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