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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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新しいソリと迷宮探索

翌朝、アニーが迷宮に持っていく保存が効く料理を作っている

『それは?』

マルスがアニーとに聞く

『昨日、夜遅くなりましたが、弁当を作ってませんでしたので、携帯食と水を用意してました』

アニーが微笑みながら言う

『結構長く潜っていたから、必要になるね、荷物も増やさないといけないかな?』

マルスが考え込んでいる

『帰りの荷物が増えますね』

アニーが微笑んでいる

『ソリを増やした方が良いね』

マルスが笑顔で言うと、ソリを作りに歩いていく


みんなシルフィード号を降りて、準備を終わらせて待っている

『マルス!! 遅い!!』

キリシアがマルスが降りてくるのを見て怒鳴る

『キリシア、ソリを追加で作っていたよ』

マルスが笑顔で言う

『ソリを? そんな物より、早く行くよ』

キリシアが言うと、歩いていく

『アニー、このソリの管理よろしくね、ここにパンを入れて、こっちはハムやチーズかな? こっちは、水袋かな?』

マルスがアニーに見せて言う

『え! これなら・・・作って持っていくより、入れて行けますね、扉の密閉も出来てますね』

アニーが微笑みながら言うと、みんなじっくり見ている

『この長さなら、パンを切らないで入れても何本か入れられますね・・・保冷の魔道具まで用意してくれたのですね』

ケニスが嬉しそうに微笑んでいる

『これは、ライトですか? 浮遊の魔道具化してますよね』

エミールが笑顔で言う

『長時間、迷宮探索するからね』

マルスが笑顔で言う

『早速パンを入れますね』

アニーが笑顔でリュックから出した、パンとハムとチーズ等を入れてから、シルフィード号に向かい、パンとハム等を持ってきて、入れている。キリシアが遠目に見て微笑んでいる

『キリシア、お待たせ』

アニーが準備を終わらせると、キリシアの元に向かう

『早く行くよ!』

キリシアが少し嬉しそうに言うと、歩いていく

『キリシア師匠怒ってない?』

ミリアが不思議そうに言う

『食料だからね』

マルスが笑顔で言うと、アニーが微笑んでいる


迷宮に入ると、最短距離で21層に向かい、大きなワームを見付け次第、両断して進む

『次行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『キリシア、一人で倒していたらダメだよ』

マルスがキリシアに言う

『え! 一人で? この階層私の番だよね?』

キリシアが真顔で言うと、みんなキリシアを見ている

『13層は?』

『私の取り分!』

『ルメイルとケニスとヒストリアは?』

『え! ・・・・・一緒にやらないとダメだった?』

キリシアが苦笑いしている

『昨日も一回も剣を抜いてないからね』

マルスが笑顔で言う

『13層からは、早い者勝ちだ!!』

キリシアが歩きながら言うと、耳が赤くなっている

『ふふふ、キリシア可愛いですね』

リリシャが微笑みながら呟く

『ケニス、アニーとソリの管理任せます。小部屋の階層は、アニーも魔法を放つのでよろしく、ヒストリアは、ケニスの護衛、ルメイルは、後方の警戒をよろしく』

マルスが言うと、ケニスとヒストリアとルメイルが同意している

『キリシア様が戦う階層はどうなさいますか?』

ケニスが考えてから聞く

『後方の監視は、自分とエミールとエレーヌでアニーがソリの管理とアニーの護衛は、ミリアとメトリシアに任せるよ、リシリアさんは、ソリの護衛してくださいね』

マルスが笑顔で言う

『護衛任せてください』

メトリシアが嬉しそうに言う

『実質メトリシアの護衛がアニーとミリアなのですね、安心できます』

ケニスが微笑んでいる

『え!そんな事無いですよね?』

メトリシアがマルスを見て言う

『その通り、アニーの護衛だから、放れたら護衛にならない、 メトリシアの護衛をさせる方が面倒ですから』

マルスが笑顔で言うと、ケニスとアニーが笑っている

『良い案です! あっちこっち歩き回らないので、良いですね』

ケニスが笑いながら言う

『みんな酷い!!』

メトリシアが剥れている

『話してないで、早く行くよ!!』

キリシアが大声で呼んでいる


22層の小部屋を次々と焼き払いながら進み、大部屋まで到着する

『デカイの居ません・・・』

メトリシアが大部屋を覗いてがっかりしている

『ファイヤーテンペスト!!!!!!!!!』

リリシャとマルスとエミールとエレーヌとミリアとアニーとリシリアとエビリアとクレスタが魔法を放つと、火の玉が次々と発生して、次々と火の玉が大きなワーム当たり、黒い霧になって消えていく

『え! あーーーーーーー!!』

メトリシアが大声を上げてマルス達を見ている


『マルス師匠、どうして先に魔法を放ったのですか!! 私も放ちたかったのに!!』

メトリシアがマルスに詰め寄り言う

『メトリシアが、ゆっくりしているからですよ』

リリシャが微笑みながら言う

『覗いてがっかりしていたから、反応が遅れたのですよ』

エミールが微笑みながら言う

『みんな合わせて放ちました』

ミリアが笑顔で言う

『次からは、覗く前に魔法の準備をしましょうね』

エレーヌが微笑みながら言う

『エレーヌさんにまで言われた・・・』

メトリシアががっかりしている

『メトリシア、覗くのは辞めようね』

マルスが笑顔で言う

『はい・・・マルス師匠』

メトリシアが言う

『代わりに覗きに行きます』

ミリアが笑顔で言う

『え!ミリアにだけは譲りたくない!! 一緒に覗きましょう』

メトリシアが慌てて言う

『何話している!! 早く次に行くよ』

キリシアが土石と魔土石を拾いながら怒鳴ると、みんな拾い始める

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