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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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ボア狩り

マルス達は、シルフィード号に乗り込むと、ビックボアのいる村の方に飛んでいき、シルフィード号から飛び降りて、村に入る

『何か御用でしょうか』

村に入り、村人が驚きながら聞く

『こいつ狩りに来たけど、どこにいるかな?』

キリシアが笑顔で依頼書を見せる

『向こうの森の中ですが・・・』

村人が驚きながら言う

『じゃあ狩ってくる』

キリシアが笑顔で行こうとする

『キリシア、村長と会って約束しないとダメだよね』

マルスがキリシアに言う

『あ!! 忘れていた』

キリシアが言うと、村人の案内で歩いていく


『本当にあのビックボアを討伐に? 大丈夫ですか?』

村長が驚いている

『狩ったら、解体と運ぶの手伝ってくださいね』

マルスが笑顔で言う

『それは構いませんが・・・・本当に無理はしないで下さい』

村長が少し諦めたように言う


キリシアが森に歩いて行こうとする

『主様、見付けたよ! ビックボア2匹とボア10匹の群れだよ』

エスカが現れて、マルスに説明している

『エスカありがとう。キリシア、狩りに向かうよ』

マルスが笑顔で言うと、サーチを使いながらボアの方に走り始める


ビックボアを見つけると、キリシアが突進していく

『キリシア、雑魚は?』

マルスがキリシアに聞く

『好きにして良いよ』

キリシアが笑顔で言うと、走っている

『ヒストリア、狩り方教えるから付いてきて』

マルスが笑顔で言い、走り始めヒストリアが嬉しそうに走ってくる


キリシアがビックボアに近付くと、頭を槍で一突きで貫き、ビックボアがその場で倒れる

『次!!』

キリシアが笑顔でもう一匹のビックボアを見ると、ビックボアが突進してくる。キリシアが闘気をまとった槍をビックボアをかわしながら振り下ろすと、ビックボアの頭に当たり頭が2つに斬れて、地面に倒れる


マルスとヒストリアは、ボアに近付き、マルスが1匹目のボアに接近して頭を切り落とす

『ヒストリア、一撃で終わらせるように』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠』

ヒストリアが別のボアに接近して、剣を振下ろしてボアの頭を切り落とすと、ボアが地面に横たわる

『全部狩るよ』

マルスが笑顔で言うと、マルスとヒストリアが次々とボアを斬り付けている


『マルス師匠、終わりました』

ヒストリアが笑顔で言う

『返り血が付いているね』

マルスが笑顔で言う

『返り血・・・あれマルス師匠付いてません』

ヒストリアがマルスを見て言う

『面倒だから、闘気の刃で斬ってから、そのまま血が飛ばない方に逃げているからね』

マルスが笑顔で言う

『え! そこまで・・・まだまだ修行が足りなかったです』

ヒストリアが笑顔で言う

『アクアバブル』

『ヒートウインド』

マルスが魔法を使い、ヒストリアの返り血を洗い流していく


『マルス、返り血洗い流して』

キリシアがマルスが魔法を使っているのを見て言う

『わかった』

マルスが笑顔で言うと、ヒストリアが終わり、キリシアにも魔法を使い始める

『マルス師匠、ありがとうございます』

ヒストリアが笑顔で言う

『村まで持って帰るから、周囲の警戒をしておいてね』

マルスが笑顔で言うと、ヒストリアが周囲を警戒している


マルス達がビックボアとボアをレビテーションで浮かして、村に戻ってくる

『ひゃーーーーーー!! ううううううっ浮いている!!』

村人が驚き叫ぶ

『解体よろしく』

キリシアが笑顔で言うと、村の広場に並べていく

『むむむむっ無理です!! この数』

村人が並んだボアとビックボアを見て叫び、村長達が呆然と見ている

『村長さん、依頼達成で良いよね』

キリシアが笑顔で言う

『え! ももももっ勿論です!! この数は・・・』

村長が苦笑いしている

『解体出来ないの?』

『大き過ぎますので、ボアが二頭が限界です』

村長が苦笑いしている

『仕方無いな・・・解体しておいて、王都に持っていったら、解体出来るかな?』

キリシアが笑顔で聞く

『王都なら可能と思います・・・この量、すぐには無理かも』

村長が苦笑いしている

『取り敢えず解体して、食べるよ』

キリシアが笑顔で言うと、村長が村人に指示をして、ボアを解体を始めさせ、料理を作り始める


『料理ですが、どのぐらい作れば良いですか?』

村長が考えてから聞く

『全部!! 片っ端から料理を作れ』

キリシアが笑顔で言う

『すごい量になりますが・・・』

『村人全員で食べれば、食べれるでしょ』

キリシアが笑顔で言う

『我々も食べて良いのですか?』

村長が驚いている

『え!食べたいでしょ? 美味しいよ』

キリシアが驚いている

『普通は、分けて貰えませんから・・・』

村長が驚いている

『みんなで食べた方が美味しいよ』

キリシアが満面の笑顔で言うと、みんな頷いている

『ありがとうございます』

村長が深々と頭を下げると、村人達に伝えて、村人達が歓声をあげている


料理が並ぶと、村人達が嬉しそうに食べている。

『キリシア、嬉しそうだね』

マルスがキリシアを見て言う

『平和で良いね。この頃ボア狩りも出来てないから』

キリシアが微笑みながら言う

『リザードの所為でほとんど居なくなったからね』

『そう!! 冒険者ギルドにも魔物討伐依頼が出てこない!! 何故?』

キリシアが言う

『それは、従魔になったからかな? キリシアを恐れているから、人に近付かなくなっただけかな?』

『え! そうか・・・あの時・・・また狩りに行こうね』

キリシアが笑顔で言うと、みんな頷いている

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