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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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飛空艇と魔法結社

ミリアがお仕置きを終わらせる

『お前達、逃げ出しても良いけど、逃げたら、この10倍お仕置きするからね』

マルスが笑顔で言う

『ひぇーーーーーー!! お許し下さい!! ぎゃーーーーー!化物!!』

マルスを見てから、ミリアを見て叫ぶ

『さっさと歩け!! ミリアを化物呼ばわりしたからには、もう一回やり直しかな?』

マルスが睨んで言うと、男達が慌てて立ち上がり、おぼつかない足で、歩き始める


『キリシア、どうだった?』

マルスがバロンド号の近くに来る

『余裕!! こいつが頭だね』

キリシアが槍で投げ飛ばす

『お仕置き済みだね・・・何か言っていたかな?』

マルスが笑顔で言うと、エミールとエレーヌが聞き取った内容を説明を始める


『魔法結社ダークブラドーゼン、面倒を増やすね・・・キリシア、魔工王国を少し脅してね』

マルスが笑顔で言う

『任せなさい!! 飛空艇から盗みを見過ごすなんて、許さないよ』

キリシアが笑顔で言う

『じゃあ、もう一度聞き出すかな?』

マルスが笑顔で言うと、男を岩影に連れていき、杖を使い、キリシア達のお仕置きの記憶を消してから、指輪を使い、魔法結社の情報を聞き取り始める


『マルス師匠、相当面倒ですね』

エミールが溜め息して言う

『クライドルト王国の魔法学院を卒業して、魔法結社に入った女の事は知っているか?』

マルスが思い出したように聞く

『クライドルト王国? ・・・セレーニアの事ですか? 魔力は有ったが基礎の無い馬鹿女ですな・・・魔力核を埋め込み魔法を使えるようにしたら、泣いて喜んだ・・・』

男が笑みを浮かべて言う

『魔力核?魔力核はなんだったかな・・・』

『お忘れに? 魔力核は生命力を魔力に変換して、魔力を上乗せする秘宝・・・早死にしたい愚か者しか使わない物です・・・』

『魔力核は除去出来ないのかな?』

『生命力を溜め込んだ魔力核は巨人像の魔力に変換する物です。早く全部吸収して巨人像復活を! 世界征服するのは、我ら魔法結社ダークブラドーゼンの使命!』

男が嬉しそうに言う

『まさか、生け贄か・・・次の段階で住民全員に使うつもりか?』

『魔力核の精製も生命の宝玉がもう少しで手に入る、あと少しで量産可能です・・・・・・』

マルスが次々と聞き取り、エミールとエレーヌがメモをしている


マルスは、聞き取りを終わらせると、杖でお仕置きの記憶を戻してから、指輪を使い聞き出した記憶を消してから、キリシアの方に戻り、キリシアにお仕置きの続きをして貰う


『マルス師匠、支部を作る人と別動隊が居たのですね・・・帰ったらロイドさんに調べて貰いましょう』

エミールが書類を見ながら言う

『セレーニアさんの事は、リリシャに話した方が良いのかな?』

マルスが考え込んでいる

『マルス師匠、もう少し調べてからにしませんか? 多分リリシャ師匠が知っている人なら、助けたいと思いますから!』

エミールがマルスを見詰めて言う

『エミールに任せるよ』

マルスが考えてから言うと、支部の情報をまとめている

『マルス、聞き取りどうだった?』

リリシャが笑顔で賊達を浮かせて持ってくる

『潰してから帰らないと、面倒になっているね』

マルスが笑顔で言うと、エミールがセレーニアの事以外の書類をリリシャに手渡す

(隠した? 何か隠しているの?エミール・・・)


『ここまで魔法結社ダークブラドーゼンの支部が・・・それもかなり盗みもしているのですね』

リリシャが書類を読みながら言う

『問題は、巨人像の復活にかなり大掛かりな事をしていることかな? 教会関係から魔工王国まで盗みをする為に支部を作っているのだから・・・』

『潰してから帰りますよ』

リリシャが微笑みながら言う

『そろそろ、連行引き取り係が到着するかな?』

マルスが空を見上げる

『押し付けないと、面倒ですからね』

リリシャが少し笑いながら言う

『飛空艇も修理しないといけないからね』

マルスが笑顔で言う

『あれ? あの穴・・・外装が崩壊してませんか?』

リリシャがバロンド号を見て言う

『え! 何故だろう?』

マルスもバロンド号を見て呟くと、エミールが慌てている

『えーと、マルス師匠・・・ごめんなさい!! ファイヤーストームで熱したら、崩壊しちゃいました』

エミールが深々と頭を下げて言う

『崩壊しちゃったか・・・後でハリボテでも外装を作ろうか・・・そんなに弱かったんだな・・・』

マルスがバロンド号を見て言うと、リリシャが微笑みながらエミールを見ている

『え! 怒らないのですか?』

エミールが少しホッとしている

『弱っていたから仕方無いよ・・・片付けが面倒だから、みんなでやろうね』

マルスが笑顔で言う

『エミール、正直に言えば、マルスは怒らないですよ。隠し事はしないで欲しいですけど』

リリシャが微笑みながら言う

『え! はい、リリシャ師匠』

エミールが笑顔で言う

『それで、隠し事はダメですよ』

リリシャが微笑みながらエミールを見ている

『え! 隠し事は、無いです』

エミールが少し慌てて言う

『本当ですか? 隠し事はしてはダメですよ』

リリシャが微笑みながらエミールを見ながら言うと、マルスを見ている

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