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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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キャス号改造完了

キャスが魔力を確認して、浮上しようとしている

『浮上出来ないにゃ・・・・重すぎるにゃ』

キャスが落ち込みながら言う

『キャス、魔導炉稼働してないよ? どうして稼働してから浮上しようとしないの?』

マルスが不思議そうに言う

『にゃぁ? 魔力有るにゃーー! 何故だにゃーーー!!』

キャスが慌てて叫んでいる

『我が主、説明はしないのか? しないで理解は不可能だろう』

シリウスが呆れて言う

『守護者だから、確認してきたよね?』

マルスが不思議そうに言う

『にゃ? にゃにをしたにゃーーーー!!』

キャスが大声で言う

『飛行石を追加して、魔導炉を4つに追加したよ』

『それだけだったか?』

『魔導炉の負荷を考えて、魔法珠を魔導炉の予備魔力にしていて、魔晶石で魔力を貯めている事かな? バリアを3個用意して有ることかな? 衝撃を吸収する為の構造を追加もしたけど・・・全体をモニターで確認出来ること? 居住区の魔力が足りなくなった事を考えて魔法珠で補助させている事かな?』

マルスが次々と言っていると、キャスがキョロキョロしている


『怖いにゃ・・・優雅な船体が・・・』

キャスが落ち込みながら言う

『それだけ?』

エスカが不思議そうに言う

『あ!! ミラージュ使えるようにした事かな?』

マルスが思い出して言う

『ミラージュ? ・・・にゃーーーーーーー!! ミミミミミミっミラージュ!! エスカと同じにゃーーーーーーー!!』

キャスが大声で叫ぶ

『喜んでくれたなら、早く魔導炉を稼動して、試し飛行に行くよ! みんな待っているから』

マルスが笑顔で言うと、キャスが慌てたように、魔導炉を起動して、魔力が満ちていくのを確認して、浮上する

『凄い魔力・・・これ本当に船体なのかにゃ?』

キャスが呟くと、飛空艇工房の外に飛んで出ていき、飛び回って飛空艇工房の上に戻ってくる


『マルス、完成で良いのかな?』

リリシャ達が笑顔で聞く

『全力の魔法で壊れないか確認してないね』

マルスが笑顔で言う

『降りたら、全力の魔法で壊しますね』

リリシャが嬉しそうに言う

『にゃーーーーー!! 壊したらダメにゃーー!』

キャスが慌てて叫び、エスカが笑っている

『どのぐらいの防御力有るか試さないと・・・』

マルスが笑顔で言う

『怖いにゃーーー! エスカ助けてにゃーー!』

キャスが慌ててエスカに助けを求める

『無駄だ! 全力でバリアを張れ! 我が主が試さないはずは無い!!』

シリウスが言うと、キャスが震えている

『壊れたら直してくれるから大丈夫!!』

エスカが笑顔で言う

『思考が壊れているにゃーーーー!!』


マルス達が降りると、リリシャが嬉しそうに魔力を集めている

『ファイヤーバースト』

リリシャが魔法を放つと、キャス号のバリアに当たり、バリアが砕けて、2つ目のバリアに当たっている

『まだまだ!!』

リリシャが魔力を上乗せすると、炎の閃光が太くなり、バリアを砕き、船体に魔法が当たる


『穴空かなかったね』

マルスが魔法が当たった場所を見て言う

『マルス、何を使ったの?』

リリシャが微笑みながら聞く

『魔法反射と魔力吸収だよ』

マルスが笑顔で説明をしていると、キャスが現れて説明を聞いてキョロキョロしている


『いつも通り過剰だな・・・過剰な防御力だ!! 過保護にもほどが有る!!』

シリウスが言うと、エスカが笑っている

『なんなんだにゃーーー!魔導砲並みの魔法を放っておいて、その言い方は怖いにゃーーーー!』

『キャスちゃん、慣れれば大丈夫だよ』

エスカが笑っている

『ダメだにゃ・・・思考が壊れているにゃ・・・』

キャスが落ち込んでいる

『今更だ・・・過剰な過保護主義の魔導王に何を言っても無駄だ!!』

シリウスが呆れている

『外装も綺麗になって良かったね、キャス』

マルスが笑顔で言う

『綺麗に・・・にゃ? 凄い優雅な船体にゃーーーー!』

キャスが船体の全体を見て叫ぶ

『あの辺りの曲線苦労したからね』

マルスが笑顔で見ている

『我が主様にゃーーーーー!!』

キャスが嬉しそうに叫ぶ

『気に入ったの?』

『気に入ったにゃーーーーーーーー!!』

キャスが嬉しそうに叫び、エスカが笑いながら飛び回っている

『キャスちゃん一緒に飛び回りましょうね』

エスカが笑顔で言う

『良いにゃ!!』

『この猫・・・もう認めたのか・・・・』

シリウスが呆れている

『マルス、次は何するの?』

リリシャが微笑みながら聞く

『材料が足りないから、新しい飛空艇は作れないね・・・あ! 魔工王国に飛空艇の残骸を引き取りに行こうか?』

マルスが笑顔で言う

『御父様に許可を貰いたいです』

メトリシアが思い出したように言う

『面倒だから、1度帰ろうか?』

マルスが考えて言う

『メトリシアが余計な事を言うから・・・』

リリシャが残念そうに言うと、みんなメトリシアを見ている

『え!! 私の所為ですか!!』

メトリシアが驚いて叫ぶ

『飛び回るのも面倒だからね』

マルスが笑顔で言う

『メトリシア置いていけば良いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『そうだね! そうしよう』

キリシアが笑いながら言う

『えーーーーーーーー!! 置いていくーー! じょじょじょ冗談ですよね!! マルス師匠ーーーー!!』

メトリシアが慌てて叫び、マルスを見ている

『その手が・・・エミール!、どうする?』

マルスが笑みを浮かべて言う

『冒険者だから国境は無いですね』

エミールが微笑みながら言う

『エミール御姉様ーーー! 虐めないで下さいーー! マルス師匠から離れません!! 絶対に離れません!』

メトリシアが大声で叫び、みんな笑っている

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