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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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迷宮とヒストリア

エレーヌの所に戻る

『ルメイルは限界だね・・・ヒストリアもまだ余裕有るけど、ここまでかな?』

マルスがルメイルとヒストリアの闘気を見ながら言う

『残念です』

ヒストリアが残念そうに言う

『ルメイル!! もっと頑張れ!! ケニスに抜かれたでしょ!!』

キリシアがルメイル見て言うと、ルメイルが苦笑いしている


41層に向かい、ゴツゴツしたカークロッチを見付ける

『早い者勝ちです!!』

メトリシアが笑顔で言う

『ファイヤーキャノン!!!』

リリシャとエミールとミリアが魔法を放つと、ゴツゴツしたカークロッチに当たり、大爆発して黒い霧になっている

『え! ズルい!!』

メトリシアがリリシャを見ている

『早い者勝ちです』

ミリアが笑顔で言う

『次行きますよ』

リリシャが嬉しそうに言うと、次の獲物を探し始める

『リリシャ師匠ーーー!開始の合図位させてください!!』

メトリシアがリリシャを追いかけている


41層を一周する

『アニー、限界になったね』

マルスがアニーの魔力制御を見て言う

『え! 私だけですか?』

アニーが驚いている

『リシリアさんとエビリアとクレスタも余裕無いよ』

マルスが笑顔で言う

『ミリア様は?』

『まだ余裕が有るよ』

マルスがミリアを見て言うと、アニーがミリアを見ている

(ミリア様と差が・・・追い付きます!!)


エレーヌ達の所に戻る

『マルス師匠、お帰りなさい』

ヒストリアが笑顔で言う

『ヒストリアは、やっぱりマルスに先に挨拶をするのですね』

ケニスが微笑みながら言う

『え? 何故? あ!! メトリシア様、申し訳ありません』

ヒストリアがマルスを見てから、メトリシアを見て慌てている

『護衛役より師弟関係を重視しているって、御父様に報告しておきます』

メトリシアが大声で言う

『ヒストリア、怒られたら、護衛役辞めましょうね』

ケニスが微笑みながら言う

『え? 護衛役辞めたら・・・・マルス師匠の元に居ても良いのですか?』

ヒストリアが考えてから聞く

『弟子だから家族だよ』

マルスが笑顔で言う

『護衛役辞めても良いです・・・あれ? そう言えば・・・騎士になってなかったのですが・・・』

ヒストリアが思い出して呟く

『ヒストリア、どうしたのですか?』

ケニスが聞くと、ヒストリアと話している


『マルス師匠、ヒストリアが住むのに王家と約束は有りましたか?』

ケニスがマルスを見て聞く

『護衛役と聞いただけだよ』

『部屋を間借りする約束も?』

『何も』

『・・・因みに時々クエリスさんから手渡されているヒストリアの金貨は・・・誰が支払っていますか?』

『クエリスさんが金庫から支払っているよ、小遣い必要だよね?』

マルスが笑顔で言うと、ケニスが苦笑いしている

『ケニス、どうしたの?』

リリシャが不思議そうに聞く

『実は、ヒストリアさん護衛役と言われていたのですが・・・王家に仕官をしてません・・・多分忘れられてます』

ケニスが苦笑いして言う

『え!! えーーーーーーーーーーーーー!!』

メトリシアが大声で叫ぶ

『ケニス、どう言うこと?』

キリシアが驚きながら聞く

『ヒストリアさんは、騎士団長の娘だったので、王城に呼ばれて、そのまま国王陛下の権限で護衛役に指名されましたが、実は王家に仕官もせず、任務を遂行していますが・・・実は護衛役としての賃金も命令も受けてません・・・事実はマルス師匠の弟子だから一緒に居るだけです』

ケニスが言うと、みんなヒストリアを見てからメトリシアを見ている

『え?・・・ヒストリアは、護衛役じゃないの?』

メトリシアが驚いている

『すぐに調べないといけない事態です』

ケニスが苦笑いしている

『契約何も結んでませんでした・・・言われたのでそうだと思ってました』

ヒストリアが苦笑いしている

『このままマルスの弟子で良いよね』

キリシアが笑いながら言う

『それは仕方無いですね・・・マルスも多くの人を養い過ぎですね』

リリシャが笑いながら言う

『へへへへっヘルト御兄様を問い詰めます!!』

メトリシアが大声で言う

『あれ? エリスナも護衛役じゃ無いよね? ヒストリアの弟子だし』

マルスが笑顔で言う

『え? 護衛役が居なかったのですか!!』

メトリシアが大声で叫ぶ

『面白そうだから、ヘルトを問い詰めに行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『献上の魔石を沢山用意していく? 使いきれないから』

マルスが笑顔で言う

『45層数匹倒して帰るよ』

キリシアが笑いながら言う


マルスとリリシャとキリシアとミリアとエミールは、最短距離で45層に向かう

『スローグ? 硬そうです』

ミリアがスローグを見ている

『体液に気を付けないと・・・』

キリシアが呟く

『消滅させますね』

『ファイヤーテンペスト』

リリシャが微笑みながら魔法を放ち、炎の嵐が吹き荒れ、火の玉が次々とスローグに当たっていると、スローグは黒い霧になって消える

『リリシャ容赦無い・・・いつもより威力あがってない?』

キリシアが呟く

『手加減抜きです。エミールとミリアも居ますから、手加減は出来ません』

リリシャが嬉しそうに言う

『取り敢えず数匹倒して帰ろう』

マルスが笑顔で言うと、近付くスローグを見ている

『ファイヤーバースト』

マルスが魔力を集めて、炎の閃光がスローグを飲み込み、黒い霧になって消える

『どんどん倒しますよ』

リリシャがマルスが倒したのを見て聞く微笑みながら言う


倒しながら、時々ミリアとエミールの魔力制御を確認している

『ミリア、限界だね。エミールもギリギリかな?』

マルスが魔力視で見ながら言う

『マルス、帰るよ』

キリシアが笑顔で言うと、歩き始める


『マルス師匠、お帰りなさい』

ヒストリアが笑顔で言う

『何もなかった?』

マルスが笑顔で聞く

『はい! マルス師匠、闘気を練ってました』

ヒストリアが笑顔で言うと、キリシア達は休憩を始める


休憩を終わらせると、迷宮出口に向かっていく

『マルス様』

エリスナが馬車から手を振っている

『迎えに来てくれたの?』

マルスが笑顔で聞く

『はい、荷物も多そうなので』

エリスナが笑顔で言うと、魔石と鉱石の袋を荷台に乗せて、屋敷に帰っていく

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