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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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リベリアの迷宮鍛練

翌朝、マルス達は、迷宮に向かう

『マルス、何層に向かう?』

キリシアが嬉しそうに聞く

『37層からかな? エレーヌとヒストリアの鍛練がしたいから』

マルスが笑顔で言う

『行くよ!!』

キリシアが最短距離で進み、37層に到着する


大きなパペットウッドに遭遇する

『ファイヤーストーム』

エレーヌが魔法を放つと、大きなパペットウッドは風を巻き起こして、炎を吹き飛ばす

『え! 何故?』

エレーヌが慌てていると、ヒストリアが闘気をまとい、巨大な闘気の刃を作り上げて振り抜き、枝を切り落とす

『エレーヌ、魔力を集中して、風の壁なんて吹き飛ばせ』

マルスがエレーヌに言うと、エレーヌは、すぐに魔力を集める

『ファイヤーキャノン』

エレーヌが魔法を放つと、大きなパペットウッドに当たり、大爆発して、かろうじて動いている。ヒストリアが剣で両断して、黒い霧になって消える


『強い・・・炎が効かないなんて』

エレーヌが悔しそうに言う

『エミール、手本を見せてあげてね』

マルスが笑顔で言う


次の大きなパペットウッドが現れる

『ファイヤーキャノン』

エミールが魔法を放つと、大きなパペットウッドに当たり大爆発して黒い霧になって消えていく

『凄い・・・エミール師匠、頑張ります』

エレーヌが笑顔で言うと、次々と大きなパペットウッドを吹き飛ばして進む


37層を一周する

『エレーヌ、限界かな?』

マルスが魔力視を使いながら言う

『はい、残念です』

エレーヌが魔力制御している

『38層は、みんなで殲滅してね』

マルスが笑顔で言うと、38層に向かい、エミール達が次々と焼き払って進む

『変なのはいないです』

メトリシアが大部屋を覗いて残念そうに言う

『ファイヤーテンペスト!!!!!!!』

エミールとミリアとメトリシアとエビリアとクレスタとリシリアとアニーが魔法を放ち、炎の嵐の様に小さい炎の玉が次々発生して大きなパペットウッドに当たり、爆発をして、次々と黒い煙に変わっている


黒い霧と煙が晴れるとマルス達は、魔石を拾い集めている

『ヒストリアは、まだ大丈夫かな?』

マルスがヒストリアの闘気を見ながら言う

『はい、マルス師匠、まだ乱れてません』

ヒストリアが嬉しそうに笑みを浮かべて言う

『ゴーレムは核を3ヶ所全部潰さないと、復活するから、気を付けてね』

『はい!マルス師匠』

ヒストリアが嬉しそうに言う


大きなゴーレムが現れると、ルメイルが闘気をまとい、次々と斬っている

『どこを斬れば!! このーーー!』

ルメイルが叫びながら、斬っていると、別の大きなゴーレムが接近してくる。ケニスが接近して、闘気をまとい、一気に十字に両断すると、ゴーレムは再生しながら、ケニスに接近する

『もっと下? 何度でも斬る!!』

ケニスが次々と十字に斬っていると、黒い霧になって消える

『これが、ゴーレム・・・反則ですね』

ケニスが呟くと、次の大きなゴーレムが接近してくる


ヒストリアが近付くと、ヒストリアがケニスの真似をして、十字に斬り、次々と斬っていると、黒い霧になって消える

『マルス師匠・・・疲れます』

ヒストリアがマルスを見て言う

『ヒストリア、コツ掴めば簡単だよ』

マルスが笑顔で言う

『見てなさい!!』

キリシアが笑顔で言うと、近付くゴーレムの横に回り込み、槍を振り下ろして、一刀両断すると、黒い霧になって消える

『え! まさか・・・横からなら一直線なのですね』

ケニスが笑みを浮かべている

『キリシア様、見ていてください』

ヒストリアが嬉しそうに微笑みながら言うと、ルメイルがゴーレムを黒い霧に変えている

『あれ? ルメイル遅い!! 早く倒さないと日が暮れるでしょ!!』

キリシアがルメイルに言う

『キリシア師匠、倒し方を先に教えてください』

ルメイルが苦笑いして言う

『ケニスとヒストリアは、一人で倒せたでしょ!! 微塵切りにするつもりで、斬りなさい!!』

キリシアが怒鳴ると、大きなゴーレムが近付いてくる。


ケニスが接近しながら、横に回り込み、一刀両断すると、黒い霧になって消える

『結構簡単ですね』

ケニスが微笑みながら言う

『え!もう体得した?』

キリシアが驚いていると、大きなゴーレムが接近してきて、ヒストリアが大きなゴーレムが殴ってくるのをかわしながら、一刀両断すると黒い霧になって消える


『マルス師匠、コツが解りました! 頑張って沢山倒します』

ヒストリアが満面の笑顔で言う

『ルメイル!! グズグズしていたら、ヒストリアとケニスに取られるでしょ!! どんどん倒すよ』

キリシアが笑顔で言うと、大きなゴーレムを探している


キリシアとルメイルとケニスとヒストリアが競うように大きなゴーレムを両断している

『マルス、完全に一撃で倒せるようになってますね』

リリシャが魔石と鉱石を拾いながら言う

『ルメイル可哀想かな?』

マルスが呟く

『スピード勝負では、キリシアに勝てないですね・・・ケニスとヒストリアは、協力していますね』

リリシャが微笑みながら見ていると、ケニスとヒストリアが片方が正面でゴーレムの気を引きつけ、もう一人が回り込んで両断している


『マルス、次行くよ!!』

キリシアが怒鳴ると、40層に歩いていこうとする

『エレーヌ一人だと可哀想だから連れていくよ』

マルスが笑顔で言う

『え! わかった』

キリシアがエレーヌの所に向かい、40層に向かい、エレーヌは、階段の所で待っている


40層をキリシアとルメイルとケニスとヒストリアが殲滅して進み、大部屋を覗く

『マルス師匠、数が多いです』

ヒストリアが中を覗きながら言う

『マルスも手伝え!!』

キリシアがマルスを見て言う

『やっと、譲ってくれるの?』

マルスが笑顔で聞く

『行くよ!!』

キリシアが笑顔で言うと、大きなゴーレムに接近して回り込み、一刀両断する。マルスも高速で走り、次々と一刀両断している

『速い・・・追い付けない』

ヒストリアが呟く

『あれがマルス師匠の本気ですね・・・やっと本気が見れる場所に来ましたね』

ケニスが微笑みながら言う

『負けてられません』

ヒストリアが言うと、大きなゴーレムに接近していく


『もう終わりか』

キリシアが周囲を見て言う

『倒し方解っていたら、余裕が有るね』

マルスが笑顔で言う

『次行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『鉱石拾って次に行こう』

マルスが笑顔で鉱石を拾っている

『あ!! マルス師匠が魔石を拾ってません』

メトリシアがマルスを見て言う

『ん? 魔石は任せた』

マルスが笑顔で言う

『魔石要らないのですか?』

『鉱石目当てだからね』

マルスが笑顔で言うと、鉱石を拾って袋に入れている

『マルス師匠が鉱石目当てと認めました!!』

メトリシアが笑顔で言う

『魔石なんてどうでも良いから、早く次に行くよ』

キリシアが急かすように言う

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