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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第18章 魔法結社と魔法学院卒業
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リベリアの散歩

翌朝、マルス達はアーメルドから来た人達の宿舎に向かう

『マルスも来たのですね』

フローネが微笑みながら言うと、全員立ち上がりマルス達に挨拶をする

『フローネ先生、ここで何を?』

『マルス達が教える先生を用意してないので、常識を教えてます。マルス、どうするつもりですか?』

フローネが微笑みながら聞く

『魔法学院を卒業した人達に先生になって貰います』

マルスが笑顔で言うと、全員驚いている

『魔法使いにさせるのですか?』

フローネが驚いている

『いえ、あ!! 騎士学院の卒業生は・・・ヒストリアだけか』

マルスが考え込む

『マルス師匠、時々教えるのを手伝います』

ヒストリアが笑顔で言う

『ヒストリア頼んだ・・・ケニスとメリアも手伝ってくれる?』

マルスがケニスとメリアに聞く

『任せてください!! マルス様の役にたちます』

メリアが嬉しそうに言う

『剣術は任せてください』

ケニスが笑顔で言う

『達人にするつもりですか? 今更ですね・・・キリシアが鍛えていますね』

フローネが諦めたように言う

『ウイントレスに頼んで、クリス様の教育担当雇わせて貰おうかな?』

マルスが考えながら言う

『そうですね、あの人なら良い教育が出来ます』

フローネが微笑みながら言う

『騎士学院に入れる歳の人は、徹底的に鍛える方が良いかな?』

マルスが笑みを浮かべている

『あ!! マルス師匠が悪い顔してます!!』

メトリシアが嬉しそうに声を上げると、みんな笑っている

『メトリシア、直ぐに言わないように、みんな解ってますから』

ケニスが微笑みながら言う

『そうです、その先の企みを台無しにしますよ』

リリシャが微笑みながら言う

『え? その先の企みを?』

メトリシアが呟くと、リリシャを見ている

『ナセリを鍛えて、魔法学院の講師にしようとしている事?』

マルスが笑顔で言う

『はぁーーーこの子はやっぱり最後の嫌みをしっかりするつもりですね』

フローネが溜め息をしてから言う

『楽しみですね、魔法学院に落ちた師弟の魔法学ですね』

リリシャが嬉しそうに言う

『全力で教え込みます!!』

ミリアが笑顔で言う

『ミリアより先にエレーヌと一緒に教えますね』

エミールが微笑みながら言う

『あ!! ズルいです!! 私も妹弟子に教えます』

メトリシアが慌てて言う

『私も』

エビリアとクレスタが笑顔で言う

『エビリアとクレスタには、別の役目をして貰いたいなー』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠、何ですか?』

エビリアが驚いている

『今年雇うリベリア担当とアーメルド担当に魔法の基礎を叩き込んでね、後、格闘も』

マルスが笑顔で言う

『はい!! 任せてください!! 徹底的に叩き込みます!!』

エビリアが嬉しそうに言う

『卒業したからには、現実の実力差を見せ付けますね。教えて貰える幸運を感謝させます』

クレスタが笑みを浮かべている

『止められないですが、程々にしてくださいね・・・賢者増産学院では無いのですから』

フローネが頭を押さえながら言うと、みんな笑っている。マルス達の会話を聞いていた子供達が顔を見合わせて不安そうにしている

(さらっと凄いことを言っている? 馴れるように言われたけど・・・やっぱり凄い人なんだな)


年長者達は、1階で走り回っている

『ライオス、どうかな?』

マルスが先頭を走っている、ライオスに聞くと、ライオスがマルス達の前に来る

『鍛えるのは楽しいです』

ライオスが笑顔で言うと、クララが笑っている

『可愛い生徒達を徹底的に鍛えてね』

マルスが笑顔で言う

『任せてください』

ライオスが笑顔で言う

『ライオス君の鍛練は、後で付けておきますね』

ケニスが微笑みながら言う

『はい、ケニス様』

ライオスが少し驚きながら言う

『クララ、回復魔法頑張ってくださいね』

リシリアが笑いながら言う

『え? まさか・・・キリシア流?』

ライオスが不安そうに言う

『キリシアより、良いかな? 暇潰しにならないようにね』

マルスが言うと、みんな笑い出す


マルス達は、ドワーフ達の工房に向かう

『ランドレール、使い勝手良いかな?』

マルスが鍛冶場を覗く

『お! マルス殿!! この剣どうだ!!』

ランドレールが笑顔で剣を見せると、マルスが真剣に見ていると、闘気を全力で流して、剣が軋む音がする

『良い剣だけど、耐えられそうに無いね』

マルスが笑顔で言う

『は? まさか・・・闘気に耐えられないなんて・・・このまま続けたらどうなる?』

ランドレールが興味津々に見ている

『砕けるけど良いの?』

『砕けるなら、砕いてくれ!!』

ランドレールが大声で言うと、マルスが一気に闘気を流して、剣が砕け散る


『こうなるのか・・・ふふふ、鍛えるぞ!!』

ランドレールが大声をあげると、砕けた金属を集めている

『ランドレール嬉しそうだね』

『ん? 嬉しいぞ!! 達人に使って貰う剣をいつか打ってやる』

ランドレールが嬉しそうに言うと、ギレリムが入口から覗いている

『マルス、何か依頼か?』

ギレリムがマルスを見て聞く

『様子を見に来たよ』

マルスが笑顔で言う

『凄いぞ! 剣が砕けた!! 耐えられる剣を作るぞ』

ランドレールが上機嫌で言う

『マルスだからな!! 魔剣でも砕かれるぞ』

『ギレリム!! 色々聞かせろ』

ランドレールが大声で言うと、ギレリムと話し始める

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