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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
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ミドルと土地

ミドルは、マルスを見て少し震えている

『ミドル!! あの土地の代金支払うってどう言う事!!』

キリシアが大声で言うと、みんなミドルを見ている

『え! ギレリムさんの隣から角までの土地ですか?』

ミドルが慌てて聞く

『そう!!』

『商会の資金が溜まる一方なので、使わせてください!! 強盗が怖くなってきています!! 資金が入るばかりで、一向に使ってくれない・・・』

ミドルが慌てて説明をしている

『そんなに大金有るの?』

『え! 魔法のランプの貸出し賃と馬具とフロートの魔道具で合わせて、今は金貨300枚になってます! 3年で既に7000枚溜まってます・・・使ってください・・・金庫も一杯になってます・・・』

ミドルが泣きそうになっている

『そんなに? マルスそんなに有ったの?』

キリシアが振り返って聞く

『エミール、そのぐらいかな?』

マルスがエミールを見ている

『マルス師匠、どうでも良いのですよね? 王都も凄いですよ』

エミールが笑顔で言う

『どうでも良いけど、折角迷宮で稼ごうと思ったのに!! 金貨目的の殲滅しようとしたのに!!』

キリシアが残念そうに言う

『殲滅はいつも通りですよね? 売るか素材庫に投げ込むかの違いですよね?』

リリシャが微笑んでいる

『早く建築始めたいから、ミドル支払いしておいて』

マルスが笑顔で言う

『はい! すぐに』

ミドルが金庫を開けると、金貨の箱を出し始め、シュルトが数え始めている


『確かに4000枚有ります。 すぐに契約に向かいましょう』

シュルトが笑顔で言う

『行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『その金額だと、ガシリオに護衛を頼んだ方が良いのかな?』

マルスが金貨の箱を見て言う

『呼んできて』

キリシアが笑顔で言うと、クレスタがすぐに警備隊員に伝え、走って行く


『護衛が必要なんて、初めてだな!!』

ガシリオが笑顔でやってくる

『ガシリオ、護衛よろしく』

キリシアが笑顔で言うと、ガシリオが金貨の箱を見ている

『凄い量だな! 何するんだ?』

ガシリオが考え込んでいる

『土地買った!! 代金支払いに行くから、よろしく』

キリシアが笑顔で言うと、ミドルが慌てて説明をしている


『任せろ!! 賊が襲ってくる事を祈るぞ』

ガシリオが笑いながら言うと、隊員達が笑っている

『襲ってきたら、全力でお仕置きします!!』

メトリシアが笑顔で言う

『練習台準備しましょう』

エミールが微笑んでいる

『行くよ』

キリシアが笑顔で言うと、金貨の箱を馬車に乗せている


『先に建物を作る準備をしているね』

マルスが笑顔で言う

『わかった!! リリシャは、一緒に来てね』

『え! 行かないとダメ?』

リリシャが驚いてマルスを見てから、キリシアを見ている

『貴族相手だったら、リリシャが相手して!!』

キリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『貴族ですが、キリシア殿を怒らせる事はしないと思います。』

シュルトが考えてから言う

『貴族なら、リリシャ、絶対に一緒に行くよ』

キリシアが言う

『解りました・・・メトリシア、行きますよ』

リリシャがメトリシアを見て言う

『え! 行かないとダメですか?』

メトリシアが嫌そうに言う

『貴族を黙らせてくださいね!』

リリシャが微笑みながら言う

『マルス師匠!! 先に完成させないでください』

メトリシアがマルスを見て言う

『下準備しているよ』

マルスが笑顔で言うと、キリシアとリリシャとメトリシアとヒストリアとエリスナとケニスとルメイルがミドルと一緒に行く


マルスとエミールとエレーヌとミリアとアニーとエビリアとクレスタは、土地に到着する

『マルス師匠、こんな建物でどうですか?』

ミリアが設計図を出して、説明している

『ミリア、こっち側は王都の練習場のようにしたいかな? 入口に近い所に監視を兼ねて、食堂なんかどうかな?』

マルスが考えながら言う

『え! あ!! ここは豪邸じゃないですよね・・・向こう側は、教育施設だから、部屋を数部屋と書庫で良いですか?』

ミリアが考えながら聞く

『講堂のように広い部屋も作ろうかな? 教室は、多くの人が学べるようにするよ』

マルスが考えてから言う

『はい!! マルス師匠!! 書庫も凄いものを作ります!!』

ミリアが笑顔で言う

『凄いものは、必要ないかな?』

マルスがミリアを見ている

『え!! 才能の欠片も無いのに、変な事を言ってごめんなさい』

ミリアが泣きそうになっている

『ミリア、楽しく作るのは良い事ですよ、凄いものより楽しく作りましょう』

エミールが微笑みながら言う

『え! はい! エミール御姉様』

ミリアが笑顔でエミールを見ている


マルスがマテルアルコンバージョンで資材を変形させていると、ミリアとエビリアとクレスタが穴を堀始めている


キリシア達が戻ってくる

『マルス、どこから作りますか?』

リリシャが微笑みながら聞く

『リリシャ、材料の形を変えてくれる?』

マルスが、マテルアルコンバージョンを使いながら言うと、リリシャが形を変えながら積み上げていると、メトリシアは、ミリアの方に歩いていく

『マルス、向こうの土地も作って大丈夫だからね』

キリシアが笑顔で言う

『こっちを作り終わったら、作るよ』

マルスがキリシアを見て微笑む

『明日から迷宮に行ってくるよ!! やること無いから』

『あ!! 回復役・・・エレーヌ、一緒に行って、レティナ達を頼んだよ』

マルスがエレーヌを見て言う

『はい! マルス師匠!! 任せてください』

エレーヌが笑顔で言う

『鉱石を沢山拾ってくるよ』

キリシアが嬉しそうに言う

『ギレリムの鍛冶屋に鉱石を置いて帰ってね』

『わかった!! ギレリムに沢山作らせる』

キリシアが笑いながら言う

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