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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
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セレスバインと魔法学院

マルスとメトリシアとミリアが、魔法学院に向かい、練習場の上の部屋に向かう

『マルス様、おはようございます』

ルキアが笑顔で言うと、生徒達が笑顔で挨拶をする

『ルキア、おはよう。昨日の5人は不治の病になっているから、徹底的に魔力制御するように』

マルスが生徒達を見て言う

『はい! マルス様!! これが不治の病なのですね』

生徒が笑顔で言う

『制御出来たら治るから、頑張るように』

マルスが笑顔で言うと、生徒達の魔力制御を見ている


『マルス様、みんなで話し合ったのですが、階層主の魔石と魔晶石は、記念にする事にしました』

ルキアが笑顔で言う

『記念に?』

『はい! 売っても良いのですが、みんな硬貨よりも自分達で初めて倒した階層主の証にします』

ルキアが笑顔で言うと、生徒達が頷いている

『みんなで決めたなら、それで良いと思うよ・・・記念か・・・』

マルスが呟き、考え始める

『あれ? マルス師匠が悪巧みしてます』

メトリシアがマルスの横顔を見て言うと、生徒達がマルスを一斉に見る

『記念で思ったけど、何か作るかな? ハルドとアーセルには杖にしたから』

マルスが笑顔で言う

『あ!! マルス師匠がやる気です!! リーネは杖を持ってます』

ミリアが笑顔で言う

『リーネは何が良いかな? 腕輪とローブとブーツどれが良い?』

マルスが笑顔で聞く

『何も要りません!! マルス様の作られた防具はとんでもないので!!』

リーネが慌てて言う

『暗殺対策は必要だから・・・魔法陣は』

マルスが呟き始める

『フローネ先生に言ったら、魔法陣1つって言われます』

メトリシアが笑顔で言う

『魔法陣1つか・・・3重魔法陣しかないか』

マルスが呟いている

『もう無駄ですね・・・忘れてくれる事を祈りましょう』

ルキアが言うと、みんな頷いている


魔法練習場を覗くと1年生が魔法練習している

『あ! マルス様!! お久しぶりです』

レイナールとクセリオが気が付いて笑顔で言う

『レイナール様、凄く良い笑顔になりましたね』

マルスがレイナールの笑顔を見て聞く

『え? そうですか?』

レイナールが笑顔で言うと、クセリオが微笑んでいる

(自分で気が付いてないの?出掛けるようになってから、笑顔が明るくなったのを)

『楽しんでいるのかな?』

『はい! マルス様、クレシア様からお茶会に招待して貰えて、本当に嬉しいです。 魔法練習も毎日楽しいです』

レイナールが満面の笑顔で言う

『あれ? 講師がいないみたいだけど』

マルスが練習場を覗いて聞く

『講師様は、もう来ないです。免除になってからは、教えてくれる人がいません・・・レズオス先生が時々見てくれています』

『え! 何故? 講師の放棄?』

マルスが驚いている

『放課後、研究会で3年生とエリカ先輩に指導して貰ってます』

レイナールが笑顔で言う

『来年の担当誰だろう? メトリシア、誰か連れてきて』

マルスが笑顔で言うと、メトリシアとミリアが呼びに向かう


『マルス様、お呼びですか?』

マルスクラスの生徒が2人連れて戻ってくる

『講師が放棄したから、来年の講師の練習をしておいてね』

マルスが笑顔で言う

『はい!! 頑張ります』

2人が笑顔で言うと、1年生の魔法を放っているのを見ながら、アドバイスしている

『嬉しいです。 先輩達から直接指導なんて・・・凄い事です。他のクラスから文句が出そう』

レイナールが笑顔で見ている

『他の授業は?』

『講師の先生が教えてくれてますが、放課後、先輩に質問したら、全然回答が違います。正確で解り易いです。 ルキア先生の説明は、本当に凄いです』

レイナールが笑顔で言う

『ルキアが卒業したら結婚するから、結婚式にはお祝いしようね』

マルスが笑顔で言う

『え! ルキア先生、結婚相手決まっているのですか!! 知りませんでした!!』

レイナールが驚いている

『アーメルド伯爵家アルクオドール様と婚約しているよ』

『アーメルド伯爵家? 必ずお祝いに行きたいです。 メーレス様も御結婚なさるのですよね?』

レイナールが思い出して言う

『そろそろ式だね』

『参加したいのですが・・・』

レイナールが少し申し訳なさそうに言う

『ジエルさんが喜ぶと思います。メトリシア、ヘルトに伝えておいてね』

マルスが笑顔で言う

『はい! 王都にいる王族全員参加です』

メトリシアが笑顔で言うと、クセリオが驚いている

『あれ? 誰が招待するの?』

『え! マルス師匠が認めたら、良いと思います』

メトリシアが考えて言う

『メーレス様に相談しようか? セレスバイン様に相談も必要かな?』

マルスが考え込んでいると、入口からセレスバインとメーレスとジエルが覗いている


『マルス様!!』

メーレスが笑顔で言う

『あ! メーレス様、到着ですか?』

マルスが笑顔で聞く

『はい! ヘルゼレスの屋敷に行ったら、セレスバインお兄様が待っていたので、驚きました。 魔法学院の見学は絶対に必要なので連れてきました』

メーレスが満面の笑顔で言うと、アーセルが微笑んでいる

『マルス殿、ここが魔法学院か? 見学は良いのか?』

セレスバインが生徒達を見て気にしている

『セレスバインさん、メーレス様の結婚式にレイナール様とクセリオ様が参加したいそうです』

マルスが紹介する

『はじめまして、レイナールです』

レイナールが慌てて挨拶をする

『セレスバインだ』

セレスバインが笑顔で言う

『バゼルノアス王国の王女様です』

メーレスが微笑みながら教えると、セレスバインが驚いている

(王女様? こんな所にいて良いのか?)

『メーレス様、結婚式に参加、宜しいですか?』

レイナールが不安そうに聞く

『勿論です。嬉しいですよ』

メーレスが微笑みながら言うと、話し始める。セレスバインは1年生の魔法練習を見ながら頷いている


『メーレス、素晴らしい実力者だ!! 我が王国の宮廷魔術師レベルだろう』

セレスバインが満面の笑顔で言う

『1年生の1番実力の有るクラスだからね』

マルスが笑顔で言う

『そうか・・・は? 1年生!! 冗談を!!』

セレスバインが慌てている

『マルス師匠、お客様ですか?』

エリカ達のクラスがやってくる

『エリカのクラスが次の授業?』

マルスが笑顔で聞く

『はい! マルス師匠!!』

エリカが笑顔で言うと、1年生が帰っていき、2年生の魔法練習を始める



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