表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
874/1407

リベリアの日常

翌朝、食堂に向かうと、リアクラナとクレセが仲良く話をしている

『マルス様、本日は警備隊に訪問して、以前の感謝を伝えたいと思っています』

リアクラナが笑顔で言う

『もう少ししたら、ラーザ達が訓練に出掛けるので、御一緒したら良いですね』

マルスが笑顔で言う

『警備隊と訓練ですか? 訓練も見学をしたいと思います。 目標の警備隊の鍛練、参考にさせて貰います』

リアクラナが笑顔で言うと、クレセが苦笑いしている


ラーザとイリアとレティナとナディアとライオスとクララが出掛けようとする

『ラーザ、クレセさんとリアクラナさんが警備隊の訓練を見学したいから、警備隊の訓練場まで案内と護衛を頼んだ』

マルスが笑顔で言う

『はい! 襲われないように、護衛します』

ラーザが笑顔で言うと、出掛けていく


警備隊詰所に到着する

『そちらの方は、どなたですか?』

隊員がリアクラナとクレセを見て、ラーザに聞く

『リリシャ様の御兄様夫妻です』

ラーザが笑顔で言う

『どうぞお通りください』

隊員が笑顔で言うと、ラーザ達は、当然のように訓練場に入っていく


『ん? 客か?』

ガシリオが、クレセとリアクラナを見て聞く

『リリシャ様の御兄様夫妻です』

ラーザが笑顔で言う

『そうか・・・ラーザ、テシウスが待っているから、訓練をしてこい! 相手は任せておけ』

ガシリオが笑顔で言うと、ラーザが庭に向かっていき、イリア達が隊員に回復魔法を使い始める


警備隊隊員が訓練を始めると、クレセとリアクラナが呆然と口を空けている

『どうですかな?』

ガシリオが笑みを見せながら聞く

『はへ? 申し訳ない、凄すぎてなんて表現をしたら良いか解らないです』

クレセが慌てて言う

『次元が違いすぎます・・・領地をスパイダーから守って貰い感謝してます』

リアクラナが慌てて頭を下げる

『あれは楽しがっていたぞ!! 好き放題スパイダー共を倒せたからな!!』

ガシリオが豪快に笑っている

『どうしたら、こんな達人を育てられるのですか?』

リアクラナが真剣に聞く

『キリシア殿に一撃をいれたいから、どんな鍛練でもするぞ!! 目標が高いからな!!』

『キリシア殿に・・・』

リアクラナが、キリシアの戦いを思い浮かべて、苦笑いしている


マルス達は、リビングで寛いでいると、シュルトがやってくる

『キリシア様、例の土地の件、引き渡しの準備が出来ました、案内します』

シュルトが笑顔で言う

『あ!! マルス、土地見に行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『土地? 何用?』

マルスが疑問そうに聞く

『アーメルドで雇った人達用の、宿舎兼訓練場ですよ』

リリシャが微笑みながら言う

『あ!! 忘れていた!! どんな建物にしようかな?』

マルスが笑みを浮かべている

『早速行くよ』

キリシアが笑顔で言うと、シュルトの案内で歩いていく


案内された土地をマルスが見て考え始めている

『マルス、どんな建物にするのですか?』

リリシャが嬉しそうに聞く

『こっち側は、王都の屋敷の訓練場と同じように、1階2階にして、3階を部屋かな?奥側に厨房と休憩室かな?』

マルスが笑みを浮かべて言う

『あっち側は?』

リリシャが隣の土地を見て聞く

『アーメルドの預かり所と同じかな? 人の出入りは管理したいよね』

マルスが笑顔で言う

『すぐに作りますか?』

リリシャが嬉しそうに聞く

『メーレス様の結婚式の後かな?』

『はい!! 楽しみにしておきますね』

リリシャが嬉しそうに言う


『シュルト、もう1つ土地を探して』

マルスが思い出したように言う

『あ!! ドワーフの工房用!! 用意してよ!!』

キリシアが笑顔で言う

『え? ドワーフの工房? 土地を探します』

シュルトが慌てたように言う

(ドワーフの工房? すぐに・・・確かギレリムさんの隣辺りが良いのか?)

『家具職人と革職人と鍛冶職人だから、大きな土地に数棟作りたいな・・・』

マルスが笑みを浮かべている

『大きな土地ですね、畏まりました。交渉しておきます』

シュルトが笑顔で言う

『マルスが建物作っている間に、資金は稼いでおくよ』

キリシアが笑みを浮かべて言う

『17から22層ぐらいにして、ラーザ達の鍛練してきてね』

マルスが笑顔で言う

『任せなさい!! 15層からやるけど』

キリシアが笑顔で言う

『鉱石を沢山集めてくださいね』

リリシャが笑顔で言う

『材料は任せなさい!!』

キリシアが笑顔で言うと、シュルトも笑っている

(資金を考えなくても良いから交渉もやり易く、領主様からの許可が出やすい)


マルス達が屋敷に戻る

『マルス、散歩に出掛けたいのですが』

キスカがライオを抱いている

『マルス、散歩行きましょう』

リリシャが嬉しそうに言う

『久しぶりに町中を散歩しよう』

マルスが笑顔で言うと、すぐに出掛けることにする


マルスとリリシャとキリシアとルメイルとキスカとオリバンが歩いて市場の方に歩いて行く

『奥さん、今日は良い魚入ってますよ』

行商人がリリシャを見ながら言う

『え!』

リリシャが赤くなって、マルスを見ている

『食料は、用意されているから、いらないかな?』

マルスが笑顔で言い、歩き始めると、キスカが嬉しそうに見ている

(良い雰囲気ですね・・・)

『マルス、ライオを抱いて』

キスカがライオをマルスに渡すと、マルスが抱き抱えて歩き始め、行商人達が次々と声をかけられている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] うん、自然に横を歩けるのは、リリシャかな ガツガツ必死にアピールするより、自然に、いつの間にかそばにいる、そばに居てくれる方が安心できるもんね(゜ー゜)(。_。)ウンウン メルトシ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ