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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
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王都に帰還

2日後、王都が見えてくると、城門に近付く

『英雄殿、お帰りなさい』

門番が大声で言う

『王城に向かいます』

ヒストリアが大声で言うと、門番が手を振っている


王城の裏に着陸すると、騎士団長が走ってくる

『騎士団長、暇そうですね』

王妃が笑顔で言うと、セレスバインが苦笑いしている

『王妃様、お帰りなさい』

騎士団長が慌てて言うと、王妃を先頭に王城に入っていく。騎士団長が、セレスバインとレセリオーナとセリカを見て苦笑いする

(誰だ? 王妃様はどこまで行って来たのだ?)


部屋に入ると、国王と前国王とヘルトが待っている

『帰ったか?』

国王が笑顔で言うと、王妃と話し始める


『セレスバイン王太子さま、来訪歓迎します。すぐに迎賓館を用意させます』

ヘルトが笑顔で言う

『滞在中に色々相談をしたいと思います』

セレスバインが真剣に言う

『リベリアの英雄殿が帰ってきたら、何か後始末が溜まりますから、こちらこそよろしくお願いします。』

ヘルトが笑顔で言うと、セレスバインと話し始める


『お義母様、メリア、みんな待っています』

クレシアが入ってくると、微笑みながら王妃に言う

『今日はお茶会でしたか? 丁度良いですね。セレスバイン王太子様も御一緒しましょう』

王妃が笑顔で言うと、クレシアと出て行き、セレスバインとアニーが付いていく


王妃達が出て行った扉をみんな見ている

『これは・・・無視された?』

ヘルトが呟く

『アリシアは、母親似か・・・』

前国王が苦笑いしている

『アニー、当然のように付いて行ったね』

キリシアが呟く

『クレシアは、アニーが居てくれたら機嫌が良いから良いが・・・この頃冷たい』

ヘルトが苦笑いしている

『ヘルト御兄様、クレシア御姉様としっかり話し合ってください!! 真剣に話し合わないから、怒っているんです!!』

メトリシアが怒鳴る

『人の話はしっかり聞きなさい』

国王が苦笑いして言う

『そうだな・・・しっかり話し合いなさい』

前国王がヘルトを見て言うと、マルス達は笑っている


セレスバインがお茶会の建物に入ると、天井を見て驚いている

『アニー、何を作りますか?』

クレシアが笑顔で言うと、アニーと相談を始めている

『誰ですの?』

アリシアがセレスバインを見て聞く

『メーレス様の御兄様ですよ、招待してきました』

王妃が微笑みながら言う

『え! メーレス様の御兄様?』

セクラが驚いている

『あ! セレスバイン・ヘルゼレスだ!』

セレスバインが慌てて挨拶をすると、サトメルがいるのを見て驚いている

『騙されて、リベリアの英雄様に喧嘩を売ったセクラです』

セクラが笑顔で言う

『マルス様に助けて貰ったメーレシアです』

メーレシアが笑顔で言う

『セレスバイン様、お久し振りです。マルス様に国を救って貰ったサトメルです』

サトメルが笑顔で言う

『マルス様の弟子にして貰ったミーレスです』

ミーレスが丁寧に挨拶をする

『マルス様に挑んだレイナールです』

レイナールが笑顔で挨拶をする

『マルス様の屋敷に料理の勉強に行っているレセナです』

レセナが笑顔で言う

『英雄様に助けて貰ったサーシャリアです』

サーシャリアが丁寧に挨拶をする

『マルス様の屋敷に居候中の魔法学院講師のアリシアですわ』

アリシアが笑顔で言う

『え? アリシア・・・アリシア王女様?』

セレスバインが苦笑いして、王妃を見ている

『ここでは、中の良い友達ですね・・・メーレス様とは、仲良しの人がほとんどですね』

王妃が笑顔で言うと、みんな笑っている

『ここでは、身分も関係ないですわ!! クレシア御姉様の料理と楽しく話す場所ですわ』

アリシアが笑顔で言う

『はい! アリシア御姉様』

メーレシアが笑顔で言う

『クレシア様・・・王太子妃クレシア様!!』

セレスバインが驚いて大声をあげる

『何か呼びましたか?』

クレシアが部屋の入り口から顔を出す

『え! 申し訳有りません・・・』

セレスバインが苦笑いして呟く

『ふふふ、口が固そうですね。メーレスの御兄様ですね』

クレシアが微笑みながら言う

『クレシア御姉様が認めましたの!!』

アリシアが笑顔で言う

『御兄様の時と大違いです』

レセナが笑顔で言う

『あれは、貴族ぽいから、嫌いですね』

クレシアが微笑みながら言うと、レセナが笑っている

『最悪ですの!!』

アリシアが笑いながら言う

『見てみたいですね、噂のクレシア様が見放した、王子様』

メーレシアが笑顔で言う

『アレでも、リリシャ様の元許嫁より良いですの!』

アリシアが笑顔で言う

『それは見てみたいですね』

セクラが笑顔で言うと、みんな笑いながら話していると、セレスバインが話を聞いている

(どんな身分だ? 恐らく王女様が数人なのか? クライドルト王国の王女様は、2人・・・アリシア王女様を御姉様と呼ぶなら、ウルシナ公国の公女様か?)


マルス達がシルフィード号に乗って屋敷に飛んでいく

『マルス様、お帰りなさい』

カミラが笑顔で出迎えてくれる

『カミラただいま、何か有ったかな?』

マルスが笑顔で聞く

『先程リベリアから急使が来ました。こちらの手紙をリリシャ様に手渡すようにとの事です』

カミラが差し出すと、リリシャが急いで読み始める

『え! リアクラナとクレセ御兄様がリベリアに来訪? あ!! いつでも訪ねて来てと言ってしまってます!!』

リリシャが慌てたように言う

『リベリアに帰ろう!!』

キリシアが笑顔で言う

『あ!! アニー置いてきてます』

ミリアが思い出したように言う

『メトリシア、アニー迎えに行ってきて』

マルスが言うと、メトリシアがすぐに英雄騎士隊と共に出掛けていく

『マルス様、レセリオーナとセリカを躾ておきます』

メリアが笑顔で言うと、レセリオーナとセリカを連れて来る

『あれ? 部屋足りるかな?』

マルスが苦笑いする

『足りないかも知れないです・・・』

ミリアが苦笑いしている

『奴隷の身分なので、納屋でも良いです』

レセリオーナが頭を下げながら言う

『納屋は・・・家具作りに貸し出してます・・・上の部屋は何部屋か空いてますよね?』

エミールが真剣な顔をして言う

『クエリスさんに任せよう』

マルスが笑顔で言うと、屋敷に向かって歩いていく


『はぁ・・・マルスは忙しいですね』

フローネがマルスの後ろ姿を見て呟く

『マルスですから!! 何かをしたら、さらに何かを始める』

キリシアが笑顔で言う

『マルスの遊びは、規模が大きいですから』

リリシャが笑顔で言う

『遊びが・・・遊びで魔導船作る人でしたね』

フローネが呆れながら呟くと、笑い始める

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