表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
857/1407

建築開始

ヘルトの案内で、マルス達が王城に向かう

『この中庭の、あの付近の建物を建て替えて構わないと、御母様からの指定です』

ヘルトが庭を案内しながら建物に向かう

『ここ、全然使ってませんでした・・・ここなら、治安も大丈夫です』

メトリシアが笑みを浮かべている

『庭が見れて・・・2階にテラス作ろうか?』

マルスが笑みを浮かべている

『解りました!! マルス師匠!! 流石です!!』

メトリシアが嬉しそうに言うと、みんな想像を膨らませている

『ほどほどに・・・』

ヘルトが苦笑いしている

(嫌な予感しか無い)


マルス達は、建物を解体しながら、周囲に囲いを作り、人目につかないようにする

『マルス、基礎からですね』

リリシャが、アースコントロールで穴を堀り始める

『1階が厨房ですから、任せてくださいね』

アニーが微笑みながら言う

『アニー任せたよ・・・魔道具も作らないと』

マルスが笑みを浮かべている

『マルス師匠の最新版の魔道具が並びます』

エミールが笑顔で言う

『建物が出来たら、魔道具を作るからね』

マルスが笑みを浮かべている

『マルス師匠のやる気凄すぎます』

メトリシアが大声で言うと、みんな笑いながら何をするか決めていく


マルスは、地下室の石材をモデリングで作り、紋章魔法と紋様魔法を使い、書き込みを始めると、リリシャ達は、骨組みをモデリングで作り始めている

『マルス師匠、階段広く作りましたが、良いですか?』

エミールが、マルスの手が止まるのを待って聞く

『これなら、階段上がりやすいかな?』

マルスが、大きな階段を見て言う

『手摺も作りましたが、滑り防止、どうしたら良いですか?』

エミールが真剣に聞く

『紋様魔法でやるから大丈夫』

マルスが笑みを浮かべている

『はい! マルス師匠、何か持ってくる物は有りますか?』

『扉を作った方が良いかな?』

マルスが地下室の部屋を見て言う

『はい! 任せて下さい』

エミールが笑顔で言うと、モデリングで扉を作り始め、マルスは紋様魔法と紋章魔法を使い、階段や壁にも次々と書き込んでいる


『マルス、柱の強化の紋様魔法と紋章魔法書き込んで良いかな?』

リリシャが笑顔でやってきて聞く

『最初は構造強化と状態保存の紋様魔法と紋章魔法を書き込んで、次に耐火耐水、次が衝撃吸収と魔法防御で、最後が構造強化と防汚防腐だよ』

『解ったわ』

リリシャが嬉しそうに言うと、戻っていく


5日後、外壁の紋章魔法と紋様魔法を書き込み終わる

『マルス、完成かな?』

リリシャが笑顔で言う

『ここからだよ!! 魔道具作ってくるから、ランプと内装任せた』

マルスが笑顔で言う

『天井に何書きますか?』

エミールが考えながら聞く

『そうだな・・・天空の城とヴェルダンディーとウルズとスグルドを書いて貰おうかな?』

マルスが考えて言う

『はい! 頑張ります』

エミールが笑顔で言う

『綺麗に書いてくれなかったら、怒ります』

ヴェルダンディーの声が聞こえる

『主様・・・・』

エスカが現れると、マルスをジィーーっと見ている

『エミール、追加でコテツの頭に乗ったエスカも書いてあげて』

『主様ーーーエミール、可愛く書いてね』

エスカが嬉しそうに飛び回りながら言う

『ふふふ、賑やかですね』

リリシャが嬉しそうに笑っている

『アニーは、魔道具の使い勝手を教えてね』

マルスが笑顔で言うと、屋敷の工房に帰っていく


屋敷の工房に向かい、魔道具の作成を始める

『アニー、重さどうかな?』

マルスが、泡立ての魔道具を渡す

『良いですね、片手で使えます・・・使ってきます。本当に軽く出来るのですね』

アニーが微笑みながら言うと、部屋を出ていく


次は・・・鉄板を作って・・・表面に陶器のように滑らかに・・・紋様魔法と紋章魔法を使って、防汚防腐潤滑を使えば


マルスが、鉄板の表面を滑らかにしながら、石から作り出した物を表面に付けていき、紋様魔法と紋章魔法を使いコーティングする

『マルス様、前に作ったのと同じですか?』

アニーが真剣に見ている

『そうだね・・・油使わなくても料理出来て、焦げ付かない方が良いからね』

マルスが魔石と魔晶石を埋め込んでいる

『このぐらいの鍋も出来ますか?』

アニーが説明をしている

『フライパンと同じぐらいだね』

『はい!』

アニーが微笑みながら言う

『すぐに作るよ』

マルスが笑顔で言うと、鉄板の仕上げを始め、魔石に魔方陣を書き込み、魔道具化してから、固定する台を木材で作成して、魔道具化する

『料理してきますね』

アニーが笑顔で言うと、レビテーションで浮かしていく


マルスは、モデリングで大きさや深さの違う鍋を作り始める


『マルス様、装飾してもよろしいですか?』

アニーが鍋を見て微笑みながら言う

『魔銀と魔金を使ってね』

マルスが笑顔で言うと、アニーが素材庫から材料を持って来て、モデリングで取り付け始める


次は、パン用の窯かな? 掃除しやすくしないとね


マルスが、笑顔で四角い枠を作り始める

『えーと、石で魔道具作って・・・清掃しやすくした方が良いかな?』

マルスが笑みを浮かべて言うと、四角い箱を作り魔石を設置する窪みを作っていく


付与魔法は・・・防汚構造強化と熱伝導と魔力遮断と魔力貯蔵吸収と外側に紋様魔法と紋章魔法で断熱を使えば良いかな? 熱がうまく伝われば、面白いよね?


マルスが笑みを浮かべながら、魔方陣を発動して、魔石に魔方陣を書き込んでいき、魔力を流して魔道具化する


四角い枠に石の魔道具を設置して固定していくと、中魔石と大魔石を魔銀に埋め込んで革の糸で繋ぎ、魔道具化して、次々と石の魔道具に設置していく


『マルス様、これは?』

アニーが微笑みながら見ていく

『新型の窯だよ、上手くいったかな?』

マルスが笑顔で言う

『外装は、これからですか?』

『外装を着けたら、試してきてね』

マルスが笑顔で言うと、モデリングで扉と外装を取り付け始める


アニーがパンを試し焼きを始める

『マルス様、火力が有ります・・・全体が発熱しているので、焼きムラが少なくなりますが・・・火力強すぎます』

アニーがパンを見ながら言う

『万能を目指したから、パンだと強かったかな?』

『大丈夫ですが、魔石が多かったと思います』

アニーが微笑みながら見ている

『上下と3段階に4個ずつだから、多かったか?』

マルスが考え始める

『ふふふ、良いです! いろいろな料理に使えます。勿論パンも焼けます』

アニーが嬉しそうに言う

『残りの魔道具も作るね』

マルスが笑顔で言うと、次々と魔道具を作っている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ